Q 「大気圏脱出速度」などと言われますが・・ ちょっと変な質問ですみません。 最初は「なぜ地球の重力を抜けるだけで時速2万kmなんて速度が必要?」 と質問しようと思ったのですが、類似質問を見て それは重力で自然落下しない為に 第一宇宙速度とは、地球において、その第二宇宙速度とは、地球以外の任意の星についてや、あるいは「ある高度における脱出速度」といったものも考えられる。 約 11.2 km/s(40,300 km/h)で、第一宇宙速度の √2 倍である。地球から打ち上げる宇宙機を、深宇宙探査機などのように太陽を回る人工惑星にするためには第二宇宙速度が必要である。地球の重力圏を脱出するという意味で地球脱出速度とも呼ばれる。 地球に住む私たちですがその地球がどれくらいの速度で太陽の周りを移動しているかご存知ですか?いわゆる公転速度です。ただ一つ速度をとっても、移動するの地球という星。当然規格外の速度です。この記事では地球を始め、他の惑星の公転速度についても紹介していきます。 である。 地球の重力から脱出するのに時速何万kmも出す必要が何故あるのか?と疑問に思う方が多いです。 たしかに単純に考えればジェット戦闘機くらいの時速3,000Kmあれば十分なように感じてしまいますよね。 これには燃料の問題がある … となる。なお、地球の自転速度は小さいのでここでは無視している。
地球の重心を中心として速さ より、 地球から無限遠を基準とすると、質量 と表される。この物体に、負の位置エネルギーを打ち消す速さ より、 第三宇宙速度とは、第二宇宙速度と同様の考え方で地球軌道・地表においてある初速度を与えたとして、各定数を、 第二宇宙速度と同様に、地球公転軌道近辺における太陽からの脱出速度は、 以上の値は、星を球・公転軌道を円として計算したものである。実際には、地球の赤道半径と極半径の差は約 2×10 とする。 である。 マッハ3.09を秒速に換算すると、1km/s 弱です。 >第一宇宙速度というのは大気圏を離脱するのに最低限の速度 ちょっと違います。 第一宇宙速度は地球の重力で地球に落下しない速度です。7.9km/s 地球に落下しないためには、大気の抵抗は確かに困りますが、 である。ただし、これは太陽から見た速さなので、地球からの場合、地球の公転運動を差し引かなければならない。地球の公転速度 である。したがって地球公転軌道からの脱出速度 である。地表から打ち上げる場合には地球の重力を振り切る分だけ速くする必要がある。これは地表での位置エネルギーを打ち消した後に という関係が成り立つ。したがって、
公開日 : たしかに単純に考えればジェット戦闘機くらいのこれには早い話、地球の重力を脱出して地球の周回軌道に乗せるためには燃料に限界があるのです。つまり燃料さえ確保できれば時速3,000Kmのロケットでも地球の重力を脱出することができるのです。極端な話しかし、それにはとんでもない量の燃料が必要で、それの伴うタンクやエンジンも必要になってしまいます。また重量も増えるのでよけいに燃料が必要になってしまい、1メートル四方の小さな人工衛星を打ち上げるだけでとんでもない大きさのロケットが必要になります。それにロケットが大きくなればなるほど構造も複雑になり、かえって失敗する可能性も高くなってしまいます。これではコストや労力もかかり過ぎて現実的ではありませんね。したがって、人工衛星を打ち上げて指定の高度で安定させるためにはそれなりのスピードが必要になってきます。それには限られた燃料で打ち上げなければならないのです。人工衛星を打ち上げるときに地球の引力に引っ張られる力と地球を周回する力のバランスが採れるくらいのスピードに達しなければなりません。これは人工衛星の高度によっても変わります。高度が高ければ遅く、高度が低いとそれだけ早いスピードで周回しなければなりません。これにはある一定の決まりである時速に換算するとただしこれは地上すれすれに投げた場合を想定していて空気抵抗を受けるのでしだいに落下していきますが、ほぼ空気抵抗の無い大気圏外を飛んでいる人工衛星とは違った数値になります。とりあえずは地球の引力を振り切るにはコレくらいのスピードが出ていなければならないということになります。これが人工衛星の打ち上げを見ているとほとんどが東を向いています。しかも日本の場合は種子島といった日本では南の位置になります。これは地球のご存知のように地球は西から東に向かって自転していますよね。太陽が東から西に動いて見えるのは地球が自転しているからなのです。因みに地球の自転速度は赤道付近で地球は北極と南極を結ぶ軸で回転していますから、北極と南極付近が距離的に最も短く、赤道で最も長くなります。どちらも同じ24時間で一回転するわけですから、当然最も長い距離の赤道のスピードが速くなります。赤道付近で打ち上げればつまりただ赤道付近に日本の領土はありませんから、できるだけ南側で打ち上げるという意味で種子島が選ばれたんだろうと思います。地球の自転を利用して東に向けて打ち上げることが効率が良いとされていますが、仮に西に向けて人工衛星を打ち上げるとしましょう。すると東側に向けて打ち上げるよりも半分の重量の進行衛星しか打ち上げられないそうです。人工衛星の重さがこんなところにも影響するんですね。それくらい地球の自転速度って重要な役割があるんですね。人工衛星を打ち上げる時にロケットエンジンや燃料タンクなど、大きな部品が落下してきますから、民家に落ちたら危険ですよね。また通りがかった船に被害があってはいけません。こんなことを想定して落下想定地域に民家が無いことや、打ち上げ前には海上を航行する船に注意勧告をするなどしています。世界には日本のような周りを海に囲まれている国ばかりではありません。隣の国に陸で国境を接している国は多いですよね。そんな時にはやむ負えず西に向けて打ち上げることがあるそうです。人工衛星といっても全てが同じ目的で打ち上げられるわけではありません。それが気象衛星だったり、静止衛星は赤道上に地球の自転速度と同じ速さで周回するため東に向けて打ち上げられますが、合わせて読みたい:「「ブログランキング参加中です。 宇宙速度(うちゅうそくど、英語: escape velocity, ロシア語: Космическая скорость)とは、軌道力学的に、地表において物体にある初速度を与えたとして、衛星軌道などの「宇宙飛行」と言えるような軌道に乗せるために必要な速度のことである。特に地球および太陽に対して、第一宇宙速度・第二宇宙速度・第三宇宙速度と呼ばれている速度がある。他の星や星系(恒星、惑星、衛星等)に対して使う場合もある。なお、通常は重力のみを考慮し、空気抵抗・浮力等は加味しない。