チャイコフスキー 悲愴 名盤

こんばんは。やはりムラヴィンスキー、フリッチャイ二種が来ましたか。私にとっても別格です。さて、ジュリーニやカラヤンといったメジャーどころがないのが意外でした。やはりロシア系指揮者じゃなくてはだめですか。ロシア系では、ポリャンスキーがお薦めです。投稿: dokuohさん、こんばんは。メジャーどころですか?カラヤンはベルリンPOのEMI盤を昔は愛聴していましたよ。今は全く聴いていませんけれど。ロシア系指揮者でないとダメということも無いのですが、やはりロシア人がロシアの楽団を振った演奏に非常に惹かれます。ポリャンスキー盤は未聴なのですが、気になっているCDの一つです。お薦め盤なのですねー。これは是非とも聴いてみたいものです。投稿: ハルくん | 2009年2月15日 (日) 23時22分ハルくんさま こんばんは。ご不沙汰をいたしました。いつのまにかチャイコフスキーからシベリウスへと歳月は流れていたのですね。遅まきながら一言参加をさせていただきます。私の中で「悲愴」はただ一枚、バーンスタイン/ニューヨーク(旧盤)しか有り得ません。ウィーン盤は論外です。メンゲルベルク(2種)、アーベントロート、コンドラシン、ムラヴィンスキー、フリッチャイ、カラヤン…いろいろ聴いて来ましたが、この曲に関してはどれも帯に短し襷に長しです。どうしてバーンスタイン盤を取り上げておられないのか、残念至極です。敢えて反論ですが、ロシア系各指揮者盤は私には土着性よりももどかしさが感じられます。バーンスタインの演奏はロシア臭はなくてもこの曲の悲愴感、絶望感を余すところなく伝えていると思います。選曲の相違はブラームスのときと同じようにハルくんさんと私との音楽へのアプローチの違いでしょうか。勝手を申し上げて失礼をいたしました。お書きの記事は毎回楽しみに読ませていただいています。投稿: ezorisu | 2009年3月 7日 (土) 00時52分ezorisuさん、ご無沙汰しました!「悲愴」はチャイコフスキーの中では最もインターナショナルな普遍性を持っている曲だと思いますので、必ずしもロシア風でなくても良いと思いますよ。事実私もこだわってはいません。バーンスタインは4番で非常にがっかりしたので6番は聴いていません。ユダヤ風に粘着質なのがどうにも気になるのです。マーラーであればそれが絶大な魅力になるのですが…。やはり嗜好の違いなのでしょうねぇ。でも当たり外れの大きい(当ればホームラン!)バーンスタインですから一度は聴いてみたいと思います。何はともあれ今後も多様なご意見を是非ともお待ちしておりますよ!投稿: ハルくん | 2009年3月 7日 (土) 01時20分悲愴は苦手です。チャイコフスキーはかなり好きですが、この曲だけは。頭の中でブルックナーの9番とパラレルになってましてね。ね、似てるでしょ。しかし同じく、さみしい、孤独な音楽といってもね、悲愴の方は、甘いところがあったり、人間くさかったり。ブルックナーは前作までのそういうところを、きれいさっぱり卒業してしまった。たぶんそれだからブルックナーの方が心にしみるわけですね。演奏ですか。フリッチャイのを聞いて仰天しています。知らなかった、すごい。演歌。むせび泣き。いままでメンゲルベルクとフルトヴェングラーとムラヴィンスキーがあれば他は要らないと思ってましたが、フリッチャイも入りそうです!投稿: gkrsnama | 2013年8月 4日 (日) 23時41分gkrsnamaさん、こんにちは。僕の場合はチャイコフスキーのシンフォニーなら4番、5番も大好きですが、やはり悲愴に一番惹かれます。メンゲルベルク、フルトヴェングラー、ムラヴィンスキーどれも素晴らしいと思いますが、僕は現在はフリッチャイとポリャンスキーが好きです。後者はマイナーですし廃盤のようですが、哀しみを通り越したほどの虚無感が独特の個性を放っています。投稿: ハルくん | 2013年8月 5日 (月) 12時53分悲愴は名盤の宝庫ですね。さすがにチャイコフスキーの最高傑作なだけはあると思います。投稿: ボナンザ | 2014年3月30日 (日) 22時13分ボナンザさんそうですね。「悲愴」は名演が多いと思います。投稿: ハルくん | 2014年3月31日 (月) 09時08分第3楽章コーダと第4楽章の冒頭の雰囲気が180度変わるので両者をどう捉えるかによって曲のイメージが変わると思います。第3楽章をあまりはっちゃけてやると第4楽章の冒頭をどのように表現するか悩ましいです。演奏はオーマンデイを始め、ムラビンスキー(DG)等で聞いていますが、これ一枚という選択は難しいです。メンゲルベルク/ACOはポルタメントがすごく印象的(この曲とブラームス交響曲第4…後者は賛否あるかも…ではボルタメント大成功だと思います)カラヤンは『カラヤン流のチャイコスキー』と思えば半分納得。モントゥは『ベートーベン的なチャイコスキー』と評されるけど意外と曲のツボを的確に押さえています…60年代のコンドラシン・スベトラーノフ、いずれも懐かしい名演です。投稿: k | 2014年10月15日 (水) 06時39分Kさんこれほどの名曲ですので「これ1枚」というのはとても無理な話でしょう。投稿: ハルくん | 2014年10月16日 (木) 19時28分こんにちは。悲愴はいくつになっても身に沁みる名曲です。ところで、ムラヴィンスキーの1956年盤をある動画で見たところ、音質のせいか第3楽章一発目のシンバルがほとんど聴こえませんでした。ネットで調べてもよくわからないのですが、これは有名な話なのでしょうか。カラヤン1964年盤のシンバルミスはよく知られていますが、修正しなかったようですね。今となってはご愛嬌で済む話でしょうけれど。投稿: NY | 2015年2月 9日 (月) 19時46分NYさん、こんばんは。ムラヴィンスキーに限りませんが、古い映像録音では録音レンジの制限かも知れませんね。カラヤンの1964年録音は昔LP盤を持っていましたが、70年代のEMI盤を購入してから聴かなくなりました。EMI盤もムラヴィンスキーを知ってからは全く聴かなくなりましたが。投稿: ハルくん | 2015年2月10日 (火) 23時35分こんばんわ、前に他で使ったものですがどうしてもカラヤンともう一人の指揮者の悲愴についてしゃべりたくなったのでこちらに書かせていただきます。私は、カラヤンがあまり好きではない。ただし、彼の悲愴にはいつも感心してきた。是非ともNHK交響楽団とのライブ盤とベルリンフィルの東京ライブ盤をおききください。もう一人の指揮者の悲愴は次回とします。投稿: まつやす | 2015年3月28日 (土) 21時28分こんばんわ、続いてもう一人の指揮者の悲愴ですが、さて誰でしょうか?答えは岩城宏之です。彼が悲愴のスペシャリストだってわかる方は相当なファンかも知れませんね。実はNHK交響楽団ねデビューが悲愴です。なんと1956年のことです。カラヤンとN響の1954年の名演奏から2年後、俺の悲愴はどうだとばかりに演奏したのが目に見えるように想像できます。是非とも復刻してもらいたいものです。さらに1960年の欧州演奏旅行でも取り上げ、1965年には最初の録音を行う、もちろんN響と。この演奏が私には岩城の意思が感じられとても好きだったが最近1996年の最後のNHK交響楽団定期公演のCDを聴いた。これがかなり素晴らしいもので第一楽章、第四楽章は泣ける。岩城宏之もまたカラヤンと同じ悲愴フリークだったのか?私も同類である。投稿: まつやす | 2015年3月28日 (土) 22時06分まつやすさん、こんばんは。カラヤンは好きでもありませんが、特に嫌いと言うこともありません。野球のジャイアンツと同じです??岩城宏之はどうでしょう。日本のオケは生演奏ならばともかく、CDで聴いて良いと思えるのは一つもありませんので・・・投稿: ハルくん | 2015年3月29日 (日) 23時15分こんばんは。フリッチャイのDG盤を聴き直しました。投稿: 影の王子 | 2016年1月17日 (日) 20時16分影の王子さん、いつもお返事が遅れてすみません!国民楽派は大抵は自国の演奏家のものを好みますが、フリッチャイのDGはそんなことを完全に超越していますね。投稿: ハルくん | 2016年1月21日 (木) 12時53分こんばんは。お書きになられたとおりゲルギエフは今度はミュンヘン・フィルだそうですが投稿: 影の王子 | 2016年12月16日 (金) 23時40分影の王子さん、こんにちは。ゲルギエフの5番に関してはウイーンフィルのものは凄く気に入っています。ただ、それ以外はやはりキーロフに食指が動きますね。キーロフに専念して録音もそちらに絞って欲しいファンもきっと多いと思いますよ。投稿: ハルくん | 2016年12月17日 (土) 10時01分こんばんは。マルティノン&ウィーン・フィル(VPO)の1958年のDECCA録音。「マルティノンの気まぐれな棒にVPOはよくついていっている」なにより1958年のVPOの滴るような弦がDECCAの優秀録音で投稿: 影の王子 | 2017年11月25日 (土) 23時12分影の王子さん、こんにちは。ウイーンフィルの音と「悲愴」の相性は余り良くないのかもしれません。あの寒々とした孤独感が和らげてしまうような気がします。投稿: ハルくん | 2017年11月28日 (火) 16時54分こんばんは!「悲愴」と云えばモノラルながら流石DECCAで、同オケの甘美な音色が魅力的です。しかし、「悲愴」はとりあえず「何でも聴いてみよう」と思わせる投稿: 影の王子 | 2018年1月12日 (金) 23時01分影の王子さん、こんにちは。「悲愴交響曲」名曲ですね。投稿: ハルくん | 2018年1月16日 (火) 14時15分新譜ではありませんがセガンは1975年生まれ、ネルソンスは1978年生まれ投稿: 影の王子 | 2018年3月21日 (水) 01時34分影の王子さんセガンやネルソンス、他にも新世代の指揮者がどんどん台頭してきますね。この中で本当に大物になる人が誰なのかは興味深いところです。投稿: ハルくん | 2018年3月26日 (月) 10時44分エッシェンバッハ&フィラデルフィア管の2006年盤今後エッシェンバッハ指揮で聴きたいのは投稿: 影の王子 | 2018年6月30日 (土) 09時55分影の王子さん、こんにちは。エッシェンバッハの悲愴はまだ聴いていません。音色が明るいのはアメリカのオケなので仕方ありませんが、それでもヒューストン響とのブラームスなども素晴らしかったです。エロイカ、マーラー9はさぞや良いでしょうね!聴きたいものです。投稿: ハルくん | 2018年7月 2日 (月) 09時59分実は最近この曲、フルトヴェングラー&BPOの1938年録音の復刻CD‥グッディーズ・78CD-3002‥で、聴き返して居ります。新忠篤さんがドイツ・エレクトローラ・レーベルのSPからCD-ROM復刻して下さった物ですね。各面を繋ぐ編集‥これをすると音質劣化に成るのだとか‥抜きで、面ごとに瞬間的な音楽の途切れが生じるのですけれど、手元の東芝音工発売の、AB8040と言う復刻LPに比して、鮮明度が格段に優れておりました。勿論SP時代のソースなので、例えば第3楽章のように諸種の打楽器が活躍するような楽想の所では、限界も感じますがユニークな名演奏を再体験‥事実上、初体験でしょうか‥叶い、満足です。尤も故・宇野功芳さんの御著作に依りますと、この演奏戦前にメンゲルベルクのTelefunken盤と覇を競ったものだが、大抵の人はメンゲルベルクに軍配を挙げた。メンゲルベルクの燗熟したロマンティシズムの方が、深刻過ぎるフルトヴェングラーより、受けたのであろう。‥と、分析解説していらっしゃいましたけれども。LPでなら、KINGのMZシリーズで聴きましたし、徳間音工のアーベントロートも同様です。何れもCDでの買い直しはしておりません。私見ではフルトヴェングラーの厳し目の解釈、甘美な曲想の所も過度にだれないで、全体として引き締まったシンフォニーに仕立て上げて居るように、思われました。投稿: リゴレットさん | 2020年7月17日 (金) 09時05分リゴレットさんフルトヴェングラーの「悲愴」は大学生の時に学校の視聴覚室で聴いて衝撃を受けました。それはまるで窓の外の景色が真っ暗になってゆくような気がしたものです。投稿: ハルくん | 2020年7月17日 (金) 12時33分この記事へのトラックバック一覧です: チャイコフスキーの交響曲第6番”悲愴”の個人的名盤. チャイコフスキーの悲愴って、歴史的な名盤とされているのは、ムラヴィンスキーさん、フリッチャイさんなどの演奏だと思う。 このマルケヴィッチさんの悲愴は、う~ん 特段、何が・・・って言う言葉を、すぐに見つけられないような気がする。 チャイコフスキーの後期交響曲の中で、何より好きなのは6番”悲愴”です。慟哭するかのような激しい展開部を持つ1楽章、聴いた後には思わず消滅してしまいそうになる繊細な4 ★★★★★ 一楽章、冒頭から表現が濃厚です。カラヤンのねちっこさが「悲愴」にはピッタリなようです。 また、色使いが鮮やかでとてもカラフルな音楽です。アバドの演奏で感じた上滑りもなく、オケが全体で一つの音楽を演奏しています。また、オケが艶やかでとても美しい。 起伏も大きく、表現力豊かです。 ブラスセクションの鳴りも抜群!豪華絢爛です。この豪華なサウンドが華美と取られる場合もあるのでしょう。 しかし、この「悲愴」の演奏に関しては、全く文句がありません。むせび泣くような …

˜^‰¹ó‘Ԃ́A‚U‚S”N‚Æ‚ÍŽv‚¦‚È‚¢‚قǃNƒŠƒA[B チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」 名盤5点 1947 年 2 月 17 日の録音。 若干の雑音はあるが、全体に音はきれいに録れており、演奏の充実ぶりを十分に追体験することができると思う。 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48 カール・アウグスト・ビュンテ(指) ベルリンSO 録音:1962年1月14日、1958年10月 19日、ベルリン音楽大学のコンサートホール(ステレオ・ライヴ) ˜^‰¹ó‘Ô‚Í—Ç‚¢B‘u‚â‚©‚ŁA‚Ü‚ë‚â‚©‚ȉ‰‘t‚ŁA‚±‚ê‚ł͍˜”²‚¯‚ÆŒ¾‚í‚ê‚©‚Ë‚È‚¢‚ªEEE—Ç‚¢ˆÓ–¡‚ɍl‚¦‚é‚ƁA¡•—‚̐´Œ‰‚ȔߜƂł ‚éB ゆったりとしたテンポで開始され、荒々しさのない上品なチャイコフスキーが聞かれます。こんなチャイコフスキーもいいと思います。モントゥーの名盤は1950年代末のボストン交響楽団とのRCA盤が名演とされています。 ˜^‰¹ó‘Ԃ́A“§–¾“x‚Í‚ ‚邪’ቹ‚ª‚ ‚Ü‚è‹¿‚©‚È‚¢B‰‰‘t‚́A‚©‚È‚è‚ÌŸTŒXŒü‚É‚ ‚èAƒWƒƒWƒ`ƒEƒcƒEƒc‚µ‚ĂāA—͂𔲂©‚ê‚éƒAƒuƒiƒC‰‰‘t‚Å‚ ‚éB クラシック初心者向けにカラヤン&ベルリンフィルおすすめ名盤をご紹介しています。なお、こちらではCDを紹介しております。映像関係(DVD、LD)は下の記事にまとめておきましたので宜しければご覧下さい。

チャイコフスキー:交響曲第6番≪悲愴≫<初回プレス限定盤> クラウディオ・アバド 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 絶対お薦めこの一枚(1,728円)。