二刀流・大谷翔平選手やイチロー選手等、これまで数々の日本人選手がMLBで活躍をしてきましたが、一体彼らの年俸はいくら位なのでしょうか。メジャーリーグというと、その高額年俸がよくニュースでも取り上げられますが、今回は、その中でも「歴代日本人メジャーリーガー年俸ランキング」をご紹介します。イチロー選手や松井秀喜選手、平成の怪物こと松坂大輔選手、マー君こと田中将大投手など国民的スターが多く登場します!歴代最高年俸の日本人メジャーリーガーは果たして一体誰なのでしょうか!?関連記事第9位にランクインしたのはトルネード投法で有名な野茂英雄投手です。野茂選手は95年に近鉄からドジャースに移籍して、メジャーリーグでのプレーを始めました。メジャーで初めてプレーしたドジャースでは3年半プレーして、3年連続で二桁勝利をあげました。そのあとはニューヨーク・メッツ、ミルウォーキー・ブルワーズ、デトロイト・タイガース、ボストン・レッドソックスを渡り歩き、2002年に再びメジャーデビューを果たしたドジャースに戻ってきます。ドジャース復帰後の2002年から2年連続で防御率3点台、16勝をマークし、第9位にランクインしたのは上原浩治選手です。上原選手は高校卒業後、1999何から巨人で10年間プレーし、2009年34歳の時にボルチモア・オリオールズでメジャーに挑戦します。メジャー移籍後はオリオールズで2年半、テキサス・レンジャーズで1年半プレーし、防御率1〜2点台を記録し、2013年強豪ボストン・レッドソックスに移籍することになります。レッドソックス移籍当時すでに38歳でしたが、衰えを感じさせない投球でシーズン73試合登板21セーブ13ホールド防御率1.09とレッドソックスの守護神としてチームを支え、2013年シーズン、チームのリーグ優勝・ワールドシリーズ制覇に大きく貢献しました。その後の2年間も防御率2点台25セーブをマークするなどの活躍を続け、2017年にシカゴ・カブスに移籍、2018年に古巣巨人でプロ野球復帰を果たし、2019年5月に引退を表明しました。第8位にランクインしたのは「平成の怪物」松坂大輔選手です。松坂選手は1999年に西武ライオンズに入団、8年間プロ野球でプレーした後、メジャーリーグに挑戦し、ボストン・レッドソックスに移籍しました。レッドソックス時代には先発の一角として働き、2008年には18勝3敗防御率2.90の成績を残し、チームのリーグ2位に貢献しました。ボストン・レッドソックス時代には同じ日本人選手である岡島投手や田澤純一投手とともにプレーしました。関連記事 第7位にランクインしたのは現阪神タイガース所属の福留孝介選手です。福留選手は1999年に中日ドラゴンズに入団し、9年間日本プロ野球でプレーし、2008年からシカゴ・カブスに移籍し、渡米しました。中日時代に毎年打率3割前後を記録し。30本塁打も達成することがあるなど、アベレージ・長打力の両方を兼ね備えた優秀さが買われ、シカゴカブスが2008年から総額4800万ドルの4年契約をしました。以上の年俸はその時のものです。メジャーリーグ移籍後は打率2割台中盤、ホームランも二桁を記録するのがやっとな成績で、当時期待されていたよりかは結果が残せませんでした。第6位にランクインしたのはゴジラこと松井秀喜選手です。松井選手は1993年に巨人でプロ野球デビューを果たし、2003年からニューヨーク・ヤンキースに移籍し、メジャーリーグに挑戦しました。ヤンキース移籍後すぐに活躍し、3年連続で160試合出場を果たし、打率3割前後ホームラン20本以上をマークするなどの好成績を残しました。また、メジャー移籍1年目の2003年にはチームのリーグ優勝とワールドシリーズ決勝進出に貢献しました。その成績が認められ、2006年の契約から年俸1300万ドルとなりました。松井選手が所属した巨人軍の歴代年俸ランキングはこちら!関連記事第5位にランクインしたのは元シアトル・マリナーズ所属で今年から巨人に移籍することになった岩隈久志投手です。岩隈投手は2001年に近鉄に入団してプロキャリアをスタート、2008年に21勝をマークするなど11年間プロ野球でプレーした後に2012年にシアトル・マリナーズに移籍しました。メジャー移籍後5年間はほぼ毎年30試合登板をしたり、二桁勝利をマークするなどの活躍をしましたが、怪我や年齢の影響でパフォーマンスが落ちてきたことから今シーズンでメジャーから日本球界復帰することに決まりました。岩隈投手はメジャーリーグで活躍する他の選手とチームメイトであったことが多い選手です。東北楽天ゴールデンイーグルス時代、2007年〜11年は現在ニューヨーク・ヤンキースに所属する田中将大投手とも同僚でした。また、マリナーズ移籍後も2012年シーズン途中まではあのイチロー選手ともチームメイトでした。第4位にランクインしたのは黒田博樹投手です。黒田投手は1997年に広島東洋カープに入団、11年間のプロ野球生活を経て2008年からドジャースでメジャーリーグ生活をスタートさせました。ドジャースで4年間、ヤンキースで3年間プレーした黒田投手は通算7年間で防御率3点台より悪かった年はなく、メジャー移籍後最初の2年間以外は二桁勝利を達成しました。メジャーリーグでの成績は大変優秀で、年齢による衰えも感じられないものでした。日本球界に復帰することになる2015年以降もメジャリーグでプレーすることを続けられたであろうと多くの人は予想していました。メジャーリーグで少しでも長くプレーすることは野球選手として大変名誉なことで、金銭的にも高いサラリーをもらえます。しかし、古巣の広島東洋カープに恩返しをして引退したいという黒田選手の考えから、2015年から古巣広島東洋カープで日本球界復帰することが決まりました。ベテランで実力も衰えていない黒田投手は広島復帰後も心身ともにチームを支え、2016年には広島のリーグ優勝に大きく貢献しました。第3位にランクインしたのはあのイチロー選手です。イチロー選手は1992年にオリックスに入団、9年間プロ野球でプレーし、打率3割中盤〜後半をマークするなど驚異的な数字を残しました。3年総額1400ドル、年俸460〜70万ドル(約5億円)でシアトル・マリナーズと契約し、2001年からメジャーリーグでのプレーがスタートします。メジャー1年目からイチロー選手の活躍は目覚ましく、メジャー1年目から10年連続で年間200本安打を記録しました。200本安打を記録した10年間はゴールデングラブ賞を受賞し、毎年30盗塁をマーク、10年間で423盗塁しています。驚異的な成績ですね。2012年シーズン途中から2014年シーズンまでヤンキース、2015年シーズンからマイアミ・マーインズに3年間所属した後、昨年2018年から古巣シアトル・マリナーズに復帰しています。関連記事第2位にランクインしたのはダルビッシュ有選手です。ダルビッシュ選手は2005年に北海道日本ハムファイターズに入団してプロ入りすると、日ハムのエースとして活躍、2012年にテキサス・レンジャーズに6年総額6000万ドルの契約で入団しました。レンジャーズでは2017年シーズン途中までプレーし、トレードされて2017年途中からドジャースでプレー、2017年シーズンオフにFA権を行使してシカゴ・カブスと6年総額1億2600万ドルで契約しました。ランクインした年俸はこの時の契約のものです。メジャー1年目の年俸1000万ドル(約10億円)も凄いですが、現在はその約2倍の2100万ドル(約21億円)となっているのも驚きですね。関連記事第1位にランクインしたのは田中将大投手です。田中将大投手は2007年に東北楽天ゴールデンイーグルスに入団し、プロ入り1年目から楽天のエースとして活躍しました。2013年シーズンには28試合登板24勝無敗と驚異的な成績を残しました。2014年1月ニューヨーク・ヤンキースと7年総額1億5500万ドルの契約をしました。メジャー未経験の選手がメジャー挑戦時にこれほど巨額で長い期間に及ぶ大型契約を結ぶのは非常に稀なことです。それほど田中将大選手の日本での活躍が評価されたのでしょう。メジャー移籍後も1年目から活躍をしていて、毎年二桁勝利を達成しています。優秀な成績を残し続け、メジャー移籍時の契約があと2年できれることから、2年後にはさらに高額な年俸が提示されるのではないかと期待されます!関連記事今回は日本人メジャーリーガー年俸ランキングトップ10を紹介しました。メジャーリーグでも高額年俸を受け取っているほどの選手達なので、知っている選手ばかりだったのではないでしょうか?日本人メジャーリーガーで高額年俸トップ10のうち7人が投手と、日本人は野手よりもピッチャーの方が活躍できる傾向があるようです。最近では歴代トップの年俸を受け取る田中将大投手やまだ若く将来有望な二刀流の大谷翔平選手などの活躍が続いています。残念ながら大谷選手は、メジャーリーグのルール上マイナー契約という扱いになり、現在の年俸は歴代選手と比べると低くなってしまいます。しかし、その活躍ぶりから今後の大幅年俸アップが期待されています。関連記事また、お金のカタチでは、人気野球選手の年俸情報を多数発信しています。気になる選手がいればぜひチェックしてみてください! © Copyright 2020 お金のカタチ.