柴犬 アトピー 改善

柴犬は皮膚が弱い子、アトピーやアレルギーになる子が多いそうです。1歳から3歳くらいまでに発症すると言われているアトピーやアレルギー。我が家の柴犬もついに...一生付き合っていくことになるんだ … アトピー性皮膚炎は治療のむずかしい疾患です。 根本的な体質改善になるわけではない から、 決して犬のためにもなりません。 柴犬のアトピー対策食事法とは.

犬の皮膚病には様々なものがありますが、中でも多いのがアトピー性皮膚炎です。特に柴犬はアトピーになりやすい犬種と言われています。 アトピー性皮膚炎は、ハウスダストやカビなどに対し体が過敏に免疫反応を示し、かゆみを起こします。遺伝子が関わっているので、若い年齢で発症し長期間に渡って付き合っていく病気です。 確かに食べ物がアレルギーに関係している場合は、ドッグフードを変えることで症状が良くなることがあります。ですが実際にはどれだけ食べ物を注意しても改善しないケースが多いのです。 特にアトピー性皮膚炎はハウスダストやカビ、ダニの死骸など、普通どこにでもある物質が原因になっています。例えば鶏肉や小麦が原因なら、それを含まないドッグフードにすればいいのですが、ハウスダストやカビは無菌室のようなところに入らない限り避けることが出来ません。 そんなことは現実的に無理ですよね。 ではどうしたらアトピーを改善できるのでしょうか? アトピーには食物アレルギーも関連していますので、アレルギーに良いドッグフードを探すことも大切です。ですが、食べ物だけでパッと良くなる病気ではありません。  出来れば順番に読んで頂きたいですが、気になった所だけ見たい方は目次から選んでください。 目次みなさんはアトピーという病気にどんなイメージをお持ちでしょうか? もしかしたら「原因不明のわからない、治しようのない皮膚病」と思っているかもしれません。 アトピーの語源になっているギリシャ語のatoposは「奇妙でよくわからない」という意味です。 この名前が表しているように、ひと昔前までは何をすれば良くなって、何をすれば悪くなるのか見当がつかないものでした。 それでも現在では、多くの研究と経験が積み重ねられ、「奇妙でよくわからない」病気ではなくなりました。 じっくりと原因を突き止めて、それを改善することが出来れば、完治は無理としても、日常に支障のないところまで治せるのです。 ではアトピーの原因とは一体何でしょうか? アトピー性皮膚炎は遺伝的素因があるといわれています。・アレルギー体質であること・皮膚のバリアが弱いこと・アレルギー原因物質(アレルゲン)があることこの3つが重なった時に、はじめてアトピーが起きます。 つまり、皮膚のバリアがしっかりしていれば、アレルギー体質であろうが、アレルギー原因物質がたくさんあろうがアトピーにはなりません。 逆に、皮膚のバリアが弱っていても、アレルギーを起こす物質がなかったり、アレルギー体質でければアトピーにならないのです。 ところで、「アトピー」と「アレルギー」がごちゃ混ぜになっている方も多いのではないでしょうか? かなりざっくり分けると、アレルギーは免疫が本来反応しなくてもいい身体の外の物質に過剰に反応することです。金属アレルギーや肉アレルギーなどですね。 一方アトピーは、その中でもハウスダストやダニの死骸、カビなどの身の回りにいくらでもある物質に反応する狭い意味でのアレルギーです。 例えば金属アレルギーなら、腕時計をやめたり、アクセサリーをつけなければそれで済みますが、ハウスダストやカビはいくら空気洗浄機を付けたとしても完全に避けることができません。 このように、アトピーは原因物質を簡単に避けることができないため治療が難しいのです。 原因物質(アレルゲン)から逃げられないなら、アトピーの治療や対策はどのように考えたらいいのでしょうか? 原因のところでお話した通りアトピーは、・アレルギー体質であること・皮膚のバリアが弱いこと・アレルギー原因物質(アレルゲン)があることの3つの条件がそろった時に起きてしまいます。 ということは、この3つに対しての治療対策を総合的に行う必要があります。 アレルギーは「身体の免疫システムが誤って暴走すること」です。 免疫は動物の身体にもともとそなわっているもので、外敵を撃退する仕組みです。 この免疫システムが上手く働かず、どこにでもあるハウスダストやカビに過剰に反応してしまうのがアレルギー体質ということになります。 最近の研究では、免疫システムを正常に働かせるためには腸や皮膚に存在するT細胞と抑制T細胞や善玉菌と悪玉菌のバランスが重要なのがわかってきています。 生まれ持った体質を短期間で変えるのは難しいですが、 皮膚のバリア機能はとても重要です。 皮膚のバリア機能(防御力)が弱くなると、皮膚表面からアレルゲンが入り込みやすくなります。体内に入ったアレルゲンが、アレルギー反応を起こし、アトピー性皮膚炎を発症します。 ですので、バリア機能を回復させれば、アレルゲンの侵入を防ぎ、症状を抑えることができるのです。 よく、皮膚を清潔にしようと、犬のシャンプーをやりすぎる方がいます。  また、皮膚には常在菌というものがいます。 常在菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌があり、バランスをとって存在しています。 皮膚のバリア機能にはこの常在菌がとても大切なので、悪玉菌を無くしてしまおうと、一生懸命犬の身体をきれいに洗うのは逆効果になってしまいます。 では「具体的に週に何回洗えばいいのか?」と疑問に思われるかもしれませんが、症状と使うシャンプーの種類によって、シャンプーの頻度は異なります。担当の獣医師と相談しながら決めていくようにしてください。 食べ物では、 オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)は、犬の身体の中では作ることができない必須脂肪酸で、食べ物からとるしかありません。 オメガ3脂肪酸には、 ドッグフードにもオメガ3脂肪酸がたくさん入っているものがあります。 はじめの方で、「アトピーの原因になるハウスダストやカビは無菌室のようなところに入らない限り避けることが出来ません。」と言いましたが、完全になくすことは無理だとしても、減らす努力は必要です。 犬のアレルゲンには次のようなものがあります。・ハウスダスト・ダニの死骸・カビ・動物のフケ、抜け毛・昆虫の死骸・花粉…などこれらのものは空気中にも舞っているので、完全になくすことは不可能です。 ですが、 例えばヨーロッパでは、子供のピーナッツアレルギーが増加している原因を調べたところ、アレルギーの子供たちの多くが赤ちゃんの頃にピーナッツオイルを保湿剤として使っていたことがわかりました。 皮膚を通してピーナッツがアレルギーの原因物質になってしまっていたのです。 特にアトピーでは皮膚のバリアー機能が低下していますので、アレルゲンが直接肌に触れない対策をしなければなりません。 「シャンプーのやりすぎは逆効果」と書きましたが、マメなブラッシングや適度な回数のシャンプーで、犬の表面についたアレルゲンを減らすことはともて大切です。 また、室内飼いでは頻繁に空気を入れ替えたり、空気清浄機を使うことも効果的です。 アトピーに直接効果があるドッグフードというものはありません。ですが食物アレルギーがある場合は、原因になっている食材が入っていないものを選ぶ必要があります。 アレルゲンを特定するには、原材料がなるべくシンプルで、チキンならチキンだけ、ラム肉ならラム肉だけといったように、単一のたんぱく質のものを試してください。 また、オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)が強化されているフードは、皮膚の状態が改善するケースが多くみられます。 オメガ3脂肪酸は原材料か、成分表のところに記載されていますのでチェックしてみてください。→ドッグフードのオメガ3配合量比較  腸内環境を整える、食物繊維(特にさつまいも、テンサイ、リンゴなど)や乳酸菌(善玉菌)、オリゴ糖(善玉菌のエサ)が配合されているかも合わせてチェックしましょう。 当然ですが添加物・保存料・着色料が入ったものは避けて、無添加のものを選んでください。 医学的に皮膚炎に効果のあるものは、脂肪酸製剤だけです。 ドッグフードのところに出てきたオメガ3脂肪酸(DHA、EPA)のようなサプリは病院でも取り扱っていますので、担当の先生に相談してみてください。 ただし一度にたくさん摂れば効果がアップするものではありませんので、はじめからオメガ3脂肪酸が配合されたドッグフードを選んだり、新鮮な魚をトッピングしてあげたほうが効率的と言えます。 ストレスは犬の腸の働きを悪くさせます。腸の機能が低下すれば、免疫システムが上手く作用しなくなり、アレルギーの悪化につながってしまいます。 また、腸が弱ると皮膚のバリア機能にも影響を与えてしまうのです。 犬のストレスをなるべくため込まず、たまったストレスは発散させてあげましょう。 日頃の散歩だけでなく、街中に充満している排気ガスや粉塵のない、自然が豊かな場所で思い切り遊ばせてあげるのがおすすめです。 アトピーに限らず、愛犬の病気を治したいと思っている飼い主さんはすぐに効果が出るものを期待してしまいます。ですが、実際には小さなコツコツ続けていたワンちゃんほど改善していくものです。 「アトピーにはこのハーブが効く」「このサプリで治った」などの情報にまどわされず、基本的な対策を地道に行っていくことが、結果的に良い方向に向かう近道になるはずです。 愛犬の症状は心配ですが、飼い主さんが神経質になり過ぎれば犬にもストレスが伝わります。  【犬の病気のサインまとめ】よだれ、頭を振る、歩き方がおかしいなど愛犬の低アレルギードライフードを選ぶポイントと原材料別一覧 アトピー性皮膚炎は遺伝的な背景を原因とした慢性的なかゆみを伴う皮膚疾患です。

柴犬ってアトピーになりやすいんですよ。 それだったら、健康的ではないのでは?全くその通りなのですが、全ての柴犬がアトピーになるわけでもないですからね。 ここでは、柴犬はアトピーになりやすいという前提で、皮膚炎の対策とシャンプーの方法なども紹介していきます。 柴犬のアトピーに効くドッグフードは? アトピーに直接効果があるドッグフードというものはありません。 ですが食物アレルギーがある場合は、原因になっている食材が入っていないものを選ぶ必要があり …

アトピー症状が出る場合人も犬も 腸内環境が、 大きく乱れている そうです。 腸内細菌のバランスが体の健康に対して、

残念ながら一般的な治療への反応が長年乏しく、アトピー性皮膚炎によりこのワンちゃんの生活の質は大きく低下していると考えられました。 2018 All Rights Reserved. 飼い主さまへ免疫介在性血小板減少症(IMTP)非再生性免疫介在性貧血(NRIMA)赤芽球癆(PRCA)再生不良性貧血(AA)非感染性髄膜脳脊髄炎肝炎膵炎糖尿病©2016 Animal Regenerative Medicine Center Hospital All Rights Reserved.