なにかの思いがあってのことなのか、ちょっとかわいそうになってしまいますよね。 猫の後ろ足が突然動かなくなったら、それは「人間でいうと脳梗塞のように血が詰まってしまう恐ろしい病気です。猫の場合は後ろ足に詰まる場合が多く、そのまま放置していると、後ろ足が壊死し、最悪の場合は死に至ります。我が家の愛猫たびも、ある日の朝、後ろ足が動かなくなりました。血栓症の症状は、おおきく4点ありました。ひとつでも当てはまれば、血栓症の疑いがあります。生死をさまよう危険な病気なので、発症から数時間以内に治療をしないと、予後はかなり厳しいと言われています。少しでも心当たりがある場合は、いますぐ病院へ連れていってください。病院に行くまでの詳細や治療方法などは、なんの前触れもなく、走り回るので、最初は「ジャレて遊んでいるのかな?」と思う程度で、まさか病気だなんて思いもしませんでした。激しく動き回るので口で息をし、とにかく落ち着きがない状態が30分から1時間ほど続きました。獣医さんによると、血栓症になった瞬間はものすごく激痛が走るそうです。たびは、痛みに耐えきれず動き回っていたのですね・・・。ちなみに、血栓症は夜中に発症することが多いようです。たびの場合は、早朝の6時でした。当然、朝早くに診てくれる動物病院はなく、大変苦労しました。猫を飼ったなら、救急の動物病院や診療時間外でも診てくれる動物病院を、事前に調べておくことをおすすめします。走り回っている姿をよく見ると、後ろ足を引きずっていました。腰を抜かしたような感じで、力が入らず立てなくなっていました。例えるなら、オットセイみたいに、前足だけで動こうしている感じです。異変を感じて、抱き上げると後ろ足がブラブラしていました。そして、後ろ足を触るとものすごく嫌がります。この状態は、後ろ足が麻痺しかけていて、ビリビリと痺れている状態だそうです。触ると非常に痛いので、極端に嫌がるのだとか。血栓症の症状の中で、「後ろ足に力が入っていない」のは特にわかりやすい病気のサインだと思います。気がついたら、すぐに病院に連れて行ってください。そうすれば、明らかに冷たいのがわかります。肉球が冷たいのは、後ろ足の付け根で血栓が詰まり、血が通ってない証拠です。後ろ足の異変を感じたら、肉球の色もチェックしてください。もし、普段はキレイなピンク色なのに、色が薄くなっていたら要注意です。たびの肉球はピンク色でしたが、その時は白っぽくなり血色がありませんでした。この症状に気づくには、普段から猫とコニュニケーションをとり、肉球を触らせてもらえる仲になっておく必要があります。ちなみに、黒色の肉球の子は、色の変化はわからないそうです。大人しくなるので、治ったのかと思いがちですが、それは大きな間違いです。後ろ足が麻痺して、「痛い」という感覚がなくなっているだけです。症状が改善したわけでは、ありません。むしろ、悪化しています。ですから、落ち着いたからといって自宅で様子をみようとは思わないでください!放置すると後ろ足が壊死し、そのまま死に至る可能性があります。繰り返しになりますが、上記の症状がひとつでも当てはまる場合は、いますぐ動物病院へ連れて行ってください。血栓症は、ほんとうに突然おこる病気です。我が家のたびの場合も、前日までいつも通り日常を過ごしていました。激しい痛みから、いつもは温厚で優しい猫ちゃんの表情が一変するので、飼い主さんも辛いと思います。狂ったように足を引きずりながら、動き回る愛猫をみて、悲しくなるかもしれません。残念ながら、血栓症の治療は非常に難しく、ほんど助からないと言われる事が多いです。ですが、発症から数時間以内に正しい治療をすれば、生きられる可能性はゼロではありません。我が家のたびは生き延びました。発症から3ヶ月近く経ちますが、今の所、再発はせず穏やかな毎日を過ごしています。そして現在も、獣医さんの指示の下、薬を飲みながら症状を抑えている状態です。とにかく、このブログを読んで、ひとつでも当てはまる症状があるなら、すぐに動物病院へ連れて行ってください。血栓症は近くに専門病院がなければ、かかりつけの動物病院でも問題ありません。とにかく早急に診てもらって、応急処置をしてもらってください。そして、高度な治療ができる動物病院を紹介してもらってください。結果、血栓症じゃなかったとしても、誰もあなたを責める人はいません。迷惑だなんて思う獣医さんも動物看護師さんもいないです。(もしいたら、その病院は二度と訪れなくていいです)かなぶりを恐れず、動物病院へ連れて行くこと。これが愛猫を血栓症から守る飼い主の唯一の「してあげれること」です。一匹でも血栓症から猫ちゃんを助けたくて、自分の経験をもとにブログを書きました。少しでも役立てば幸いです。本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。夫と愛猫たび(ブリテッシュショートヘア)と暮らしています。
猫はその被毛をキープするために、ブラッシングが欠かせないとよく言われます。美しさという見た目のことだけではなく、ブラッシングをふくめたグルーミングには、実はもっと深い意味があるの…【獣医師監修】風邪ひいた? 猫のくしゃみの原因と対処法獣医師堀江志麻 SHARE猫の歩き方、行動がおかしい。 猫の後ろ足の異変・・ こちらでは、猫の足、歩行のスポンサーリンクメニュー 猫の後ろ足に見られる異常でが挙げられます。 これは猫さんの生活環境によっても お外に出る猫さんであれば、交通事故 ですから、お外に出る猫さんであれば、 一方、室内飼育の猫さんでは、 ただ、他猫とのケンカであっても これは日常的な猫たちの様子を これは幅広い意味での外傷ですが、 後ろ足そのものの骨折の場合も 後ろ足どちらかの骨折や負傷で また、事故などで背骨などに その他、ケンカや外傷などで、 この場合はケージに入れて早急室内飼育の猫の場合は、事故の あまりないですが子猫の場合などは 骨折の場合は強い痛みを伴います 骨折や脱臼までしていなくても、 この場合は数時間~半日ほどで 痛みが強い場合は食欲がなく その状態が長く続き、翌日に また、直接おかしい足を痛がっている 病院に連れていき、検査と適切スポンサー リンク 猫の後ろ足に異常が見られる場合、などが考えられます。 骨軟骨異形成症はスコティッシュ その他、 骨そのものの異常や病変の場合は 肥大型心筋症は、心臓の筋肉が 心臓の収縮機能が低下 すると、 その血栓が後ろ足の付け根の 猫の肥大型心筋症は、比較的多い病気です。 その他、猫も加齢に伴い、 脊椎の間でクッションのような 加齢に伴うものであれば、 椎間板ヘルニアと似ている病気で いずれにしろ、猫さんが後ろ足を 猫は本来、痛みに強い(痛みを隠す) また、多少の痛みではそれを 骨折などは放置していると また、交通事故などの場合は、また、心筋症も命に関わる怖い病気です。早めに受診しましょう。スポンサーリンクCATEGORY :猫の口の中(口内)、歯茎のできもの!原因や考えられる病気!猫の食欲がありすぎ!病気の可能性や考えられる原因とは?猫の事故や打撲,外傷などによる血尿の危険性と注意すること!猫の皮膚のシコリは80%はガン!悪性度の高い腫瘍と特徴は?猫が目を痒がる,掻く,こするなどで考えられる原因や病気は?猫の目に黄疸症状が見られる場合に考えられる原因や病気は?次の記事 メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。