子供に「どうしたらバスケットボールがうまくなるの?」と聞かれたら、迷わず「ハンドリングを練習すればいいよ!」と教えてあげてください。 ハンドリング力をつければ、プロ選手のような華麗なボールさばきができるようになり、バスケットボールが格段に上達します。 バスケには様々なパスの種類があり、その中でも最もポピュラーで基本的なパスがチェストパスです。このチェストパスは様々な種類のパスに影響を与え、チームの勝利にも影響を及ぼす重要なパスです。チェストパスの投げ方のコツを取得して、パスのバリエーションを広げましょう。 シュートにバックスピンをかけるコツ. 更にバスケでは、 スポーツカーがストップし、 空を急に飛んだり、 急に回転したり横に進んだり、 そんなあり得ないような 動きが求められるのです。 ストップができないと、 バスケの基本的なファール、 トラベリングに 抵触してしまうのでうす! バスケのディフェンスのコツ!最強ディフェンダーの8つの秘密を公開! バスケ用語集!217個のバスケ用語を経験者が超詳しく解説! 陸上競技. スポンサーリンク バスケでパス回しが上手くできないと味方との連携、得点に繋がる大切な場面を逃してしまいます。 パスひとつでチームの強さも格段に変わってくるといっても過言ではありません。 そこで今回は、バスケ初心者の方のた […] バックスピンをかけながら、相手の胸をターゲットにしてパスを出すことを心がけましょう。 両手で三角形を作ってボールの手前を持ち、手を外側に返しながらパスを出します。 最後に親指と人差し指を残すようにすれば、綺麗なバックスピンがかかります。 バックスピンをかけるコツはただ1つです。「マジックタッチ」ができているかどうか。マジックタッチとは、前述したいいシュートのシュートタッチの動作です。
バスケットではシュートにバックスピンをかけます。なぜかけるのか、そのメリットとコツ、そして回転がかからない原因を説明しています。ボールを扱うスポーツは多くあります。野球、サッカー、卓球、テニスなどなど。例に挙げたすべてのスポーツは、競技中、ボールに回転をかけます。野球は、ピッチャーがボールに回転をかけることで、投げるボールがカーブ、シュート、フォークなどの変化球になります。サッカーでは、シュートを打つ人がボールに回転をかけると、シュートが曲がります。最近は、逆に回転をかけない無回転シュートで不規則な変化を狙ったりすることも見受けられます。卓球でも、サーブを打つ人がサーブ時にボールに回転をかけて軌道を変化させ、相手を惑わすシーンがあります。テニスも然りです。軌道を“変化”させることが、ボールに回転をかける目的です。では、バスケットボールでは、どうなのでしょうか? 当然、バスケットボールでもシュートに回転をかけます。正確には、回転をかけようとするのではなく、理想的なシュートタッチをすれば、勝手に回転がかかります。“回転がかかってしまう”、そういった表現のほうが正確かもしれません。良いシュートはきれいな回転がかかっています。それは、きちんと指先を使ったリリースができているからです。ボールの下面を掌から指の腹、指先へと接地面が移動し、最後に手首のスナップでボールをこするようにするときれいな回転がかかり、アーチの高いシュートになります。ただし、バスケットボールは野球やサッカーと違い、軌道を変化させることが狙いでボールに回転をかけているわけではありません。では、その目的(メリット)とは何なのでしょうか。指先を使ったシュートタッチができるとボールに回転がかかることは先に説明した通りです。では、回転がかかることで、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。2つのメリットについて説明していきましょう。ボールがリリースされる瞬間の力(スピード)がシュートの距離を決めます。リリースのスピードが速いと距離が伸び、スピードが遅いと距離が短くなります。なので、ゴールから遠い位置ではシュートの距離を長くしたいので、リリースのスピードを速くします。逆にゴールに近い位置ではシュートの距離は短いので、リリースのスピードを遅くすればいいのです。リリースのスピードを速くするとたくさん回転がかかり、必然的にアーチが高くなります。アーチが高いということは滞空時間が長いということです。ボールが長く空中にあれば、飛距離が伸びます。距離の長いシュートを決めるためには、回転をかけることは必須です。スリーポイントシュートの名手、NBAのステフィン・カリー選手のシュートは非常にきれいな回転がかかり、かつアーチの高いシュートです。シュートが空中にある時間、観客は固唾を飲んでボールを見つめ、一瞬の静寂がコートを包みます。その後、ボールがリングを通り、シュートが決まると大歓声が沸き起こる。一瞬にして静から動へと転換させてしまうことが、スリーポイントシュートの魅力なのではないでしょうか。こうした誰もが魅了される長距離シュートを打つには、リリースのインパクトを意識し、回転がかかるシュートを打つことが望まれます。バスケットボールの回転は、ボールの下面をこするようにリリースしますので、いわゆる“バックスピン”がかかります。ゴルフで良く聞かれる言葉かと思います。バックスピンがかかったボールが地面に着いた瞬間、キュルキュルと強烈なバックスピンをかけて戻ってくるシーンを見たことがあるかと思います。あれと同じ回転がかかっています。そのことを頭に入れておいてください。では、シュートがリングの奥に当たったとします。ゴルフのように、バックスピンがかかったボールが手前に戻ってくるイメージです。当然、手前のリングに吸い込まれるケースが多くなります。次に、リングの手前に当たったケースです。この場合、リングの外側か内側かで変わってきます。リングの外側であればシュートは外れてしまいます。手前のリングの外側に当たるということは、そもそも距離が短いということですので、ほぼ失敗となります。リングの内側に当たるとバックスピンの影響から、リングに弾かれたボールが真上に上がりやすくなります。すると、こちらもリングに吸い込まれる可能性が高くなります。以上のメリットがあることから、総体的に回転をかけることでシュートの成功率が高くなります。Bリーグなど高いレベルの試合を見ると、回転がかかっていないシュートを打つ人はほとんどいません。ところが、ミニバスや中学・高校などの試合では、あまり回転のかかっていないシュートを見る機会は珍しくありません。その原因は、「シュートを遠くに飛ばそう」とすることからだと考えられます。テレビや動画で見たNBA選手のシュートを真似すること自体は悪いことではありません。しかし、スリーポイントなどシュートを遠くに飛ばそうと無理するあまり、正しいシュートフォームでリリースしないことがクセとなり、試合中にそのシュートフォームで打ってしまっているのです。小学生などは体の筋力が弱いため、アーチの低いシュートになってしまうことは多々あります。ところが、中学、高校になるとある程度、筋力もついてきます。そうすると、力でシュートを遠くに飛ばすことができてしまう。実はこれが良くないのです。一般的な、よくある間違いとして、シュートを遠くに飛ばそうとすればするほどアーチが低くなる傾向にあります。ボールに前へ飛ぶ力を伝えようとするあまり、ボールの下面ではなく、限りなく横面に近いところでリリースしてしまっているのです。よってアーチが低くなるし、下面でリリースできていないから回転もかかっていないしと、先に説明した“いいシュート”の要素が全く見当たらないものになってしまいます。これは、多くの人が「ボールに力を伝えれば、シュートが遠くに飛ぶ」と思い込んでしまっているために起こる間違いです。シュートを遠くに飛ばそうとするならば、リリース時の「インパクトのスピード」を意識しなければならないのです。バックスピンをかけるコツはただ1つです。「マジックタッチ」ができているかどうか。マジックタッチとは、前述したいいシュートのシュートタッチの動作です。改めて説明すると、「ボールの下面を掌から指の腹、指先へと接地面が移動し、最後に手首のスナップでボールをこするようにする」動作です。要するに、指先でリリースできているかどうかです。指の腹や掌でリリースしてしまうと、アーチが低く、回転のかかっていないシュートになってしまいます。「ボールの下面」と「指先」、この2つを意識してリリースするようにしましょう。バックスピンの練習はボールがあればできます。ゴールは入りません。家の中でもできます。仰向けに寝て、顔の真上にシュートを打つ。この時に、マジックタッチを意識して回転をかける練習をしましょう。これができるようになると、フォームが安定します。安定すると、シュートがまっすぐ飛ぶようになります(横にブレたりしなくなります)。意識しなくても回転がかけられるようになるまで練習しましょう。なぜシュートにバックスピンをかけるのか、その理由と方法を説明してきました。回転のかかった高いアーチのシュートは美しいです。ぜひ、観る人を魅了する、きれいで美しいシュートを打つ選手になってください。SPOTAS+の『SPOTAS+の『『バスケットボールの教科書1 技術を再定義する』(株式会社ERUTLUC代表 鈴木良和 著)