医学用語は 何 語

ラテン語は今の生命科学・医学系の専門用語にも数多く残っているので、知っておくとどこかで役に立つかもしれない知識は他にもあります。 例えば、 -ul, -el, -olは「小さい」という意味 で、例としてNucleusは「核」ですが、Nucle ol usは「核」の中に「小さい」が入っているので「核小体」です。 看護記録にはよく� この前同僚の医師に「げっぷの正式な医学用語はなんでしたっけ?」と質問されました。「しゃっくり」に「屹逆」があるように「げっぷ」にも何かあるだろう、ということです。一瞬思いつかなかったので理由を聞いて時間稼ぎをすると「紹介状を書くのに『げっぷ』だとちょっと格好悪いから」と言いながら、「あ、おくびじゃなかったっけ?」と自己解決をしてくれました。確認のために仕事用のパソコンで「げっぷ」を変換したらちゃんと「おくび」も出てきました。こちらには医学用語集が入れてあるからでしょうね。個人用のパソコンでは「げっぷ」は「月賦」になるだけでした。あ、結局当の紹介状には「げっぷ」にしたのか「おくび」にしたのかは聞き忘れました。で、退勤後に近くの図書館に寄って「日本国語大辞典」をひくと、「おくび」には「げっぷ」だけではなくてなんと「あくび」という意味もあるのだそうです。要するに、意図せずして口から気体を吐いてしまうことは昔は区別なく「おくび」だったようです。だから「おくびにも出さない」が成立するんですね。口から意図せずして出してしまうことはない、という意味ですから。これが「げっぷにも出さない」だったらまったく意味不明ですもの。江戸時代にはもう広く使われていて、日葡辞典にも載っていることから少なくとも戦国時代にも使われていた言葉のようです。ところで「おくび」って、普通は使いませんよね。「おくびにも出さない」はまだ使うでしょうが「おくび」単体で現代日本語の文章で使うことはまずないはず。紹介状に「おくび」と書いて「あくび」と誤解されることがないか、とちょっと気になりました。「言われたら『ああ、そうだった』とわかる」現象にはよく出くわしますが、今回は私がそうでした。「たしかにそういえばおくびはげっぷだった」と。 /PubMedで何ができるの? 2. 日本語の医学用語は一部を除いては多くが英語の用語を忠実に訳しています。最初の基本となる用語と、法則さえつかんでしまえば、だんだん楽になってきます。皮膚科学などは独特の日本語が用語として残っています。おそらくですが、皮膚の診断名、所見を表現する語が古くから存在し、外 PubMed. 手術(operation)もドイツ語。 英語ではsurgical operationで外科手術。 英語では中央銀行の介入時も買いオペとか言う。 しかしドイツ語にはオペ単独で市場介入の意味はない。 Interventionismusでしょうか。逆に何と呼称されているのか気になります。 を使うの? →どちらも医学分野で膨大な情報量をもつデータベース。医中誌や. この前同僚の医師に「げっぷの正式な医学用語はなんでしたっけ?」と質問されました。「しゃっくり」に「屹逆」があるように「げっぷ」にも何かあるだろう、ということです よくある質問. これで、あなたのパソコン(ime)でも医学用語がどんどん変換できるようになると思います。 このテキストファイルのサイズは約1.57MBです。 わかりにくい時は、パソコンの詳しいお友達にでもきいてく … 「自分の病気について会話されているのに、不思議な用語を使っているため何を言っているか分からない」 という状況の方が不安を誘います。 患者さんの不安に配慮することが目的なら、そもそも患者さんの聞こえるところでそういう話をすべきではありません。 ぽってり. 医療業界用語で、退院をENTと表現しますが、対して入院に対する表現はありますか? 『ad』admission(英語)を使っています以前退院を『ent』としてましたが、今は『dis』dischage(英 … 名詞についていろいろ見てきました。形容詞には大きく第一変化と第二変化があります。女性名詞単数形の主格と中性名詞複数形の主格はともに-aで終わるので間違いやすく注意が必要です。この記事では生命医学領域においてよく出てくるラテン語の文法規則を名詞・形容詞に限って紹介しました。ラテン語の名詞は英語と同じく「単数形」と「複数形」があります。さらに、名詞には6つの「格」 (主・属・与・対・呼・奪)があります。主格は代表的な格で「〜は」という意味、属格は「〜の」という意味があります (他の4つの格はちょっと難しくなるのでこの記事では扱いません)。第一変化は名詞と同じで、しかも属格を覚える必要がないのでかなりシンプルになります。生命医学について徐々に解き明かされてきた人類の英知を受け取ってみませんか?表には複数属格を掲載していませんが、生命科学・医学領域ではめったに出てこないので覚える必要はありません。1つはラテン語はギリシャ語から輸入した単語もあるのでこのような規則があります。ラテン語は今の生命科学・医学系の専門用語にも数多く残っているので、知っておくとどこかで役に立つかもしれない知識は他にもあります。形容詞の第二変化は、語尾に-is (男性・女性)または-e (中性)がつく形になります。これは英語のミトコンドリアと全く同じですね。つまりミトコンドリアMitochondriaという単語を生命科学系の論文で書くときには、もうそれ自体が複数形になっているので、be動詞やその他の文法事項を複数にしなければいけないのです。名詞を属格や複数形にするときには、ある決まった変化のしかたをします。この記事では、生命医学領域に特化して最低限知っておきたいラテン語の知識と語源を紹介します。ここまで一般的な名詞の性や格での語尾変化を見てきましたが、特殊な名詞もあります。サイト名の「ハックする」には、分かってきたことを駆使し、それを応用して、病気の治療や研究などにさらに活用していこうという意味があります。まとめると、医学ラテン語名詞の基本形は次の3パターンのどれかになるのです。ラテン語がどういう言語かを知るにはこの本が一番よくまとまった最短ルートだと思います。CDもついていて実践的に学べる一方で、150ページほどなので入門向けには最適です。生命医学をハックする All Rights Reserved.生命科学や医学においては、ラテン語の文章を読むことはほとんどありませんが、ラテン語の専門用語を知っているのは重要です。名詞はその語末をみることで、それが男性なのか女性なのか中性名詞なのかが概ね分かります。ラテン語は古代ローマ帝国の公用語であり、古代ローマ滅亡後も自然科学・人文科学・哲学などさまざまな学問分野に携わる知識階級の言語でもあり続けました。そのため、生命科学・医学においても中世まではラテン語で書物が書かれていて、その影響は今日の英語にも引き継がれています。 英和医学用語集 病名や症状、身体、薬、治療法など、医学に関連する専門用語の英語訳を調べることができます。 出典 北里大学医療衛生学部 医療情報学研究室編集 医学用語集 ① 医学・歯学ラテン語教本 ② 図解 解剖学事典 ③ 解剖学用語の理解とおぼえ方 ④ 解剖学用語とその解説 加藤 信一 著(杏林書院, 1972) H. Feneis 著、山田 英智 監訳(医学書院, 1974) 吉岡 修一郎、栗屋 和彦 著(医学書院, 1969)