なすの グラン クラス
グランクラスを連結する東北・北海道新幹線E5系/H5系「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」、北陸新幹線・上越新幹線E7系/W7系「かがやき」「はくたか」「あさま」「とき」「たにがわ」の主な区間のグランクラスの料金です(単位:円)。画像は東北新幹線E5系「はやぶさ」グランクラスの、特急料金のみの券の例です。額面表示の下部に[グランクラス]と表記されます。画像は長野新幹線E7系「あさま」で先行営業運転のグランクラスの特急料金のみの券の例です。先行営業運転期間中 … この間のつづきです。東北新幹線『なすの』の『グランクラス』に乗ります。一応注意。わたしの記事は、どうやら「辛口」らしいので、気の弱い人、素直な人は読まない方がいいです。でも、辛口って、うまい言い方があったのね。ほんとうよ。ヘンな期待しても、何もないですよ。注意しましたからね。あと、もひとつ。一応、グランクラス乗るの、2回目です。「これがグランクラスの真の姿ではない」といっておきます。まともなのは、去年の記事、を読んでね。(エクゼクティブサマリーみたく結論から…)じゃあ、あらためて。せっかくなので、列車の始発駅で途中下車しました。東北本線の郡山(こおりやま)駅です。ついでに駅近を、ちょっとだけ歩いてみます。ここのお菓子が出現すると、福島の人が今日は来ているんだなあ、と、都内のごく一部で認識されている。ここは郡山市。市…。まあ、いいや。寒いから、もう、いいですね。本当に5分くらいしか歩いてないの。駅に帰ろう。では、新幹線ホームに戻りましょう。郡山駅さんは、是非グランクラスを利用をしてほしいようです。券売機前で大アピール。さあ。みんな!ここで衝動買いをするんだ!理屈なんかいらない!さあ!買え!クレジットだから、金額なんて気にするな!(かなり危険な思考回路)しかし、まあ、が、ひときわ眼をひく。とてもさあ、自動改札をとおって、ホームに向かいます。 郡山駅始発の、なすの号は、東京方面行きなのに、なぜか、仙台・盛岡方面のホームから出発する。と、いうか、なすの号専用ホーム出発。折り返し運用だから、そりゃ、そうか。地元の人は勝手がわかっているのでしょう。なので、はじめて来た人が、ちょっと迷うか、もしくは、まったく違和感を感ぜず、素直にこの指示に従うのだと思われます。エスカレータをあがったら、すぐに、グリーン車、グランクラスの乗車口近く。このあたり、グリーン車等利用には、実に都合よく出来ている。これは、いい。では、ドアが開くまで、ホームをうろちょろしてみます。 よくみると、ドア下から翼のようにステップがでて、ホームと車体のすきまをふさいで、人がおっこちないようにしている。いわゆるミニ新幹線、の苦肉の…、ニクイこころ配りだ。常人にはなかなか出来ることではない。でも、某メトロ丸の内支線の、ふんにゃら新橋だか、おすもうさん部屋近くの駅は、ホームの方からステップが出て来て、列車にくっついて、人が落ちないようにしている。しかも、ほぼ完全にすき間をうめている。駅で対応するのと、車輌が対応するのと、どっちがコストパフォーマンスいいの?さくら満開!フラワーパワー炸裂。フラワー長井線(少し違う)。何をつなげるのかは、あいかわらずよくわからない。負のスパイラル?イカリング?イカリング、と、仮に決めておこう。で、ざっと16両見渡したところ(ヒマ人)、この1号車だけ、異常に乗車率が高い。察するに、かっちょええE5系さまのご尊顔と一緒に記念写真を撮り、しかも、ここは他の車輌より定員が少ないので、なんか、他の車輌より特別な気がするしい~、自由席だしい~、ここからあらためて歩くのめんどうくさいしぃ、そのまんま乗っちゃえ!という、方々が、多く乗車されているようだ。この1号車だけ、50%くらいの乗車率。あとは、…です。フラワーパワー号は、何のためにつながっているのか?そろそろ発車時刻なので、グランクラス車輌に向かいます。わかりやすいです。乗りましょう。で、定刻。音も無く発車。いろいろ静かすぎる。それにしてもあいかわらず、発車ぎりぎりまでホームでうろちょろしているのは、健康のために、有酸素運動をしているのと、ひまだからと、アレ、だからです。関係諸氏には、出来うる限り、ジェントルにしてもらいたいものだが、なんとかしろ、と言っても、言ってわかる人ならやらないので、自衛をするしかないのです。出発前までは、電光掲示板は動いていなかった。で、発車後のスナップ。やった~!嬉しい! のか?喜んでいいのか?本当にこれでいいのだろうか。これでは、通路で、でんぐり返りをしようが、全座席の座りごごちをお試ししようが、完全フリーダム状態。しかも、専任アテンダントさんがやってきて、と、叱ってもくれない。まあ、そのためのお金は払ってないしいぃ。次の駅を過ぎるまで車掌さんも来ない。忙しいだろうしね。でもそのかわり、車輌内の治安は守られているはずなのだ。安心。あんしん。…って、単に、乗客が監視されているだけでは…。一縷(いちる)の望みをかけて、座席まわりを見てみます。 そうですか…。そうだよね。で、あらためて気がついたんだけど、毛布も無い!これが、普通のグリーン車なら、ひみつの場所(車輌端の荷だなの上)においてあるのだけど、どうやら、それすらない。…あ!きちんと、書いてあるじゃん!て、ことは、こいつのアメニティーは、さすが、納得。誰得。終了。たんすさん、なすののグランクラスに打ちのめされるの巻、は、ここにめでたく完了しました。予定よりも時間が早くおわりましたので、おひまな方は、をお楽しみください。以下は、珍プレイ集、たんすさんのぐち100連発です。(特殊な電波でお送りしています)……で、ね、もう、かなりいろんなやる気を失ったので、泣く泣く智恵子の空を眺めているわたしがいる。ああ、普通の空だ。ほんと、も、うそもないじゃん。気が付いたらもう宇都宮。ぎょうざ、浜松やん。うなぎがあるのに、空気読めよ。ったく。水窪まで市内って、やりすぎやろ。とか、言うのかなあ。誰が?いや、栃木弁、こんなんじゃ、ないよね。あーあ、素直にはやてで帰ればよかった、のかなあ。とか、なんとか。それでね。お客さん、他にはひとりしか乗ってない。それにしても車掌さん、2回しか来なかったよ。いや、2回も来た、のか。しかし、完全素通り。そりゃあ、プライベートなくうかん、を、侵害するまい、とのやさしさなんだろうけど、仮に、毛布ください、と言おうにも、秒速5mくらいの速さで歩かれちゃ、声もかけられない、ってーの。でもね、今回、ひとつ、よくわかったことがある。グランクラスの、シートの感覚だ。うーん。これは、どこかで感じたような…。そうだ!はい。倒しますよ。(シートを倒す。45度(笑))大きく口を開けて…。あーん。(読書灯で顔を照らして)痛かったら手を上げてね。って、これ、新車だから革シートがまだこなれていなくて、感覚が似ているんだ。歯医者さんごっこに、ぜし!なのか?というわけで、大宮で降りる。という感じでした。1時間ちょっと。ありがとうございました。~『なすの』の『グランクラス』はオトクなのか?~なすの、のグランクラス料金は、他の列車のグランクラス料金に比べて、2,000円安い。ぴったり、2,000円安い。これは、専任アテンダントの人件費、軽食・ドリンク費とスリッパとか代、を削った分、なのか?仮に売価、軽食1,000円、ドリンク600円として、残った専任アテンダント費400円/一人一席。片道座席数18席×400円=7,200円往復14,400円。拘束時間9時間として、時給換算1人あたり1,600円(ここからさらに控除)。超、なまなましすぎるう~!(これはてきとうだから、さらりとながしましょう)また、見方を変えると、グリーン車よりも、3,000円も高い。ぴったり、3,000円高い。で、結論。(あくまで私論。言うまでも無く。)現状なら、グリーン車プラス1,000円がいいところ。2,000円プラスでもギリギリ我慢できるか。シートのみ営業、って、理屈はわかる。でも、仮に、『なすの』でのこの営業形態を、『グランクラス』の「エントリー商品」と位置づけているなら、大間違いでしょ。エントリーに、全くなっていません。誤解を恐れずに言えば、なすの、のグランクラスって、やる気ない、でしょう?そもそも、E5系運用で、手待ち時間ができたから、というより、この時間のダイヤが、E5系に、もったいないので、仕方なくこの『なすの』の運用があるんじゃない?だから、意味も無く、16両フル編成。盆暮れ以外、完全にオーバースペック。だけど、「さおだけや」だから、どーでもいい。で、仕方なくグランクラスを営業しなくてはいけなくて、そしたら値段をつけなくてはいけない。さりとて、ブランドイメージがあるから、安売りも出来ずに、運行時間が短いから、食事サービスなんか、絶対ペイしないし、とりあえずそれなりに値段は安くしておこう。あ、折り返し地点でアメニティの入れ替えが出来ないから、(やると金がかかる)東京駅でアメニティ、全部とっぱらえ!しまった!毛布まで取ってしまった!これは…えーっと、…でも、座席はきれいでしょ?文句あるか?座席と空間の提供で3,000円だ(グリーン料金に加えて)。仕方がないんだ。理解しろ。毛布ごときが欲しければ、名乗り出よ!グリーン車から持ってきてやる。とにかく、座席のみの営業なんだ!がたがた言うな!が真相では、ないのですか。これでは、吉永さん、泣いちゃうよ。『グランクラス』は、こんなんじゃないよ。食事は、選択式にしてね、と以前言ったけど、雰囲気までとっぱらって、とは言ってないよ。このあたり、鉄道専門誌とかでは、すでに言及されているのかもだけど、かなり、残念でした。なすの、のは、おわり。また、あえて書かないけど、サービス運用において、かなり爆弾的なポイントも見つけました。突っ込まれたら、痛いと思いますよ。これは、確かに、シートのみの営業だわ、と、泣けてきたもの。でね、ここまで書くなら、直接会社に言えば、いうかもだけど、貴重な指摘を、自分でお金を払って伝えるの?フリーダイヤルでもいやです。ホントかウソかわからない、怪しい愚痴の垂れ流しを、真贋も含め会社が勝手に分析すればいいと思うの。やる気があるなら。なので、悪いこといわないから、みなさまにおかれては、なすの、はやめておいたほうがいい。重要なのでくりかえします。いろんな誤解を招きますよ。このままだと。誰に言っているのかともあれ。しかし、お金があって、裕福な移動をしたいのなら、E5系はかなり、設備は整っています。やはり、グランクラスにおいては、相当なプライベートな空間は確保できます。偶然乗り合わせる人の保証はできないけど。あらためて言いますが、E5系のグランクラスシートは、よく出来ていると思います。ただ、現状の運用のように、もったいないからとりあえず使っておく、であれば、ちょっと、厳しい評価をつけざるを得ないと感じました。今後の展開に期待します。値段下げる?グランクラス、閉鎖して運用する?いらんクラスとか、言われても知らないよ(ゆうとるやんけ)。でした。積年の疑問解決。みなさん!グランクラス、(もちあげておわる)●●●4月4日(水)までのぎざじゅう●●●出会いなし。3日(火)は風雨がすごかった。台風よりすごい。すごすぎる。もういらない。