サトウキビを使って作られる蒸留酒ラム。特有の香味を持ったラムはカクテルの材料としても代表的なもののひとつです。ここではラムを使ったカクテルのおすすめとレシピ、知っておくと差が付く本当においしい12種類を紹介します。 様々なカクテルやスイーツに使い勝手のよいラム酒が大好きな方も多いでしょう。今回は厳選したラムカクテル15選を簡単なレシピも添え、甘口さっぱり辛口の3つのカテゴリーに分けてご紹介します。ラム酒の特徴をしっかり覚えてラム酒マスターを目指そう! バカルディラムライト 45ml、ライムジュース 15ml、グレナデンシロップ 1tsp バカルディカクテルにはバカルディラムを使用しなければならないという裁判所の判決が有名。グレナデンシロップを砂糖に替えるとダイキリになる。 おすすめのカクテルをたった30だけお伝えします。まだ沢山紹介したいのですが、初心者でも飲みやすく、自宅でも作りやすいものを集めました。カクテルを楽しみましょう! 甘くておいしいミルクで割ったカクテルはバーでも大人気のメニュー!このページでは、自宅でも簡単に作れる牛乳と相性抜群のリキュール銘柄、ミルク系カクテルのレシピ、カクテルを美味しく作るテクニックを紹介!ミルクカクテルは食後のデザート感覚で女性にもおすすめです! 牛乳を使うレシピと同じ分量で牛乳をあたためて割るだけなのでかんたんです。 また、関連カクテルに「ミッドナイト・カウボーイ(Midnight Cowboy)」があります。ネーミングの由来はカウボーイにダークラムが加えられたレシピからです。 ラムはサトウキビを原料に作られた蒸留酒です。南米、東南アジア、カリブ海・インド洋に浮かぶ島々など世界中さまざまな場所で作られており(意外にも日本でも複数のラムが作られています)その種類は他の蒸留酒を圧倒するほどです。そんな数あるラムの楽しみ方といえばやっぱりカクテル。最近ではその南国チックなイメージが認知されてきたこともあってかラムベースのカクテルが楽しまれることも増えてきました。そこで今回は数多くのカクテルを楽しんできた筆者が、ラムベースのカクテルをぜひ行きつけのバーやオーダーに困ったときに参考にしてみてください。ベースに使われるラムを変えるだけでいっきに趣が変わり、カクテルの奥深さを感じられます。カクテルの名前やレシピだけでなく材料そのものにも目を向けてより楽しんでみましょう。自宅でもラムを使ったカクテルを作ってみたい方はこれから紹介するレシピを参考にしてぜひカクテル作りにチャレンジしてみてください。あとは好みの配合を見つけながらカクテル作りに挑戦してみてください。機会があったらぜひ本格的なバーでもラムのカクテルを頼んでみましょう!ラムベースのカクテルを作るときに悩みどころなのが使うジンをどれにするかということでしょう。ラムはとにかく種類が多く、カクテル用に使うのはどれがいいか迷ってしまいそうです。そんななかでおそらく大半のカクテルバーでラムベースのベースとしてチョイスされるのが価格帯も低価格で、どちらもライトな酒質がカクテルとの相性もいいと考えられます。また、カクテルによってはダークラムとに呼ばれる茶色いラムを指定しているものもあります。この場合はハバナクラブやバカルディの熟成ものを使うのもよいのですが、甘みとコクがしっかりとしていて価格帯も安めなパンペロアニバルサリオもオススメ。どっしりと風味豊かなカクテルに仕上がりますね。カクテルの代表格でもあるジントニックのラムバージョン。ウォッカトニック、テキーラトニックとトニック系のアレンジは多いですが、ジントニックについでファンが多いといえるのがラムトニックです。ラム特有の香りと甘みをトニックの苦みとライムの酸味が引き締めてくれます。作る人や使う材料によってぐっと味わいのイメージも変わっていくので、いろいろと試して好みの配合を試してみるのも楽しいですよね。作り方はジントニックのコツを掲載した記事をそのまま応用できるので、ぜひお好みのラムで作ってみましょう。ラムとレモンを混ぜた液体をジンジャーエールで割って作るボストンクーラー。ジンジャーエールのスパイシーさとラムの風味がレモンによって引き締められ絶妙なバランスに仕上がると非常においしいカクテルです。特に辛口のジンジャーエールはラムとよくあうので、ぜひ辛口でスパイシーなジンジャーエールを使って飲んでみたいカクテルですね。最近ではジンジャーエールもさまざまな種類のものが販売されているので、ラムとベストマッチなジンジャーエールを自分なりに探すのも楽しいですよ。ラムベースのカクテルのなかでも特にスッキリとした味わいのラムリッキー。ラムとライムで味を作って炭酸で割るだけのとてもシンプルなレシピだけにライムの質とラムのチョイスがモノをいいます。意外と自宅でおいしく作るのは難しいカクテルで、こういう技と素材の選球眼が必要なカクテルこそプロに作ってもらって楽しみたいですよね。もはや定番カクテルのひとつとなったモヒート。ラムとミント、ライムを使った非常に爽やかかつ絵になるビジュアルで特に夏場は居酒屋などでもオンメニューしているところを見かけるようになりました。お店で作ってもらうのはもちろんですが、ちょっとしたコツさえおさえればおうちでも簡単に作れるカクテルなのでぜひ挑戦してみては?キューバの「ダイキリ」という鉱山で働いていた人物がラムにライムと砂糖を入れて混ぜて飲んでいたのが始まりとされるカクテル。いまやカクテルのなかでも特に有名なものの一つとなっています。文豪ヘミングウェイが愛したカクテルとしても有名で、ハバナの旧市街のレストランバー「ラ・フロリディータ」に入り浸ってダイキリを楽しんでいたという逸話はあまりにも有名。ラムのチョイス、ライムの質、甘みのつけ方、シェイクの技術と細かい違いの積み重ねで作り手によって全く違った顔をみせるのがおもしろいカクテルです。スピリッシ(ラムやウォッカなどの蒸留酒)とリキュールとレモンジュースを2:1:1で配合するとカクテルの黄金比とも呼ばれ、この割合で作られるカクテルは多く存在します。なかでも知名度の高いカクテルがラムベースのxyz。「この上ない究極のカクテル」「締めの一杯(このあとに続くものはないから)」という意味を込めてアルファベット最後の三文字を繋げてこの名がついたと言われています。2019年に映画が公開されリバイバルした作品「シティーハンター」において、主人公たちに助けを求めるのに使われる暗号もxyzで、作品公開直後バーではオーダーが殺到したとかしないとか。1900年初頭のキューバ独立戦争において、勝利したキューバと戦争を支援したアメリカをそれぞれ象徴するドリンクであるラムとコーラを混ぜたら美味しくて生まれたカクテルといわている。キューバリブレには「キューバの自由」という政治的なメッセージが込められており、クバリブレ(キューバで使われているスペイン語名)、キューバリバー(英語名)と呼び方はそれぞれですが、生い立ちを考えるとキューバリブレとあえて混ぜて呼ぶのがいい気がしますよね。余談ですがキューバに自由を与えたはずのアメリカとの関係が現在においてはギクシャクしているというのも切ない話ですよね。フェンティマンスのキュリオスコーラを使うのもオススメ。ジンジャーエキスが入ったスパイシーなコーラで、従来のコーラの概念が覆されるおいしさです。イスラデピノスはスペイン語で「パイナップルの生い茂る島」という意味があります。そのわりにはパイナップルを使わないというところがこのカクテルの面白いところです。味わいは非常にさっぱりとしていて、グレナデン(ザクロのシロップ)が味・見た目ともにいいアクセントになっています。日本へは1970年代のトロピカルカクテルブームの一環で紹介され人気を博しました。こうした日本人にとってはある意味懐かしさの感じるカクテルを知っていると話のネタにもなって損はないですね。1967年、日本のバーテンダーがしのぎを削る大会で一位に入賞した渡辺義之氏の作品。ブルーキュラソーは青い色をしたオレンジリキュールで、ブルーハワイやチャイナブルーといったカクテルに使われるのが一般的ですが、その変化球として覚えておくと楽しいカクテルです。アルコールはそこそこ強めなのでくれぐれも女性に無理矢理飲ませるようなことはしないようにしましょう。イスラデピノス同様トロピカル感が溢れた華やかなカクテルで、パイナップルの甘味とココナッツミルクの豊かな風味がラムとマッチした一杯。ココナッツミルクがなければ牛乳にココナッツシロップを加えたり、マリブというココナッツリキュールを代用して作ることも可能。なかなかご自宅で再現するのは難しいカクテルですが、他のカクテルにはない非常にトロピカルなフレーバーがベースのラムとの相性抜群で一度は飲んでみたいカクテルです。アメリカのネバダ州にちなんで考案されたカクテルで、非常にフルーティーでスッキリとした味わいが乾燥地帯であるネバダ州で欲しくなるような喉の渇きを癒すようです。ラムベースのカクテルのなかではさほど知名度のあるカクテルではないと思いますが、絶妙な甘みと酸味のコラボレーションをラムの風味がまとめあげ、ほかのベースではなかなか出せない味わいへと昇華されています。とてもいいカクテルだと思いますね。温めたホットグラスに砂糖を入れて熱湯少量を加えて溶かす。ラムを加えてから適量の熱湯を注ぎ入れバターを浮かべる。好みでシナモンスティックを添える。溶けたバターの香りとラムの風味が洋菓子のような印象を与えるカクテル。お店によってはバターにスパイスや砂糖を練りこんだ自家製バターを作っていることもあります。温かいカクテルはあまり一般的ではありませんが、ちゃんと作ってもらえれば非常においしいものも多いのでぜひ試してみたいものです。ちなみにバターを取り除いてラムをお湯で割ったもの、またはそこにスパイスを加えたものは"グロッグ"という名前のカクテルになりますが、じつはこのグロッグというカクテル名がふらふらになるという意味のグロッキーの語源にもなっています。ここで紹介してきたラムベースのカクテルはどれもじっさいに筆者がお店で飲んだ経験があってひとつのカクテルをとっても作る人によって味が異なるのがカクテルの魅力。自分好みに作ってくれるバーを探してみるのも楽しいですね。もしどうしても作ってもらえるところが近場になければ自分で作ってみるのもおもしろいですよ。案外飲みに行くより材料や道具を揃えるほうが安くすんでしまうかもしれませんね。おいしいラムベースのカクテルを紹介してまいりました。ラムベースのカクテルはここに挙げた以外にもたくさん存在しますので、ぜひ自分なりのお気に入りのラムベースのカクテルを探し出してみてください。ラムのカクテルを飲みこなせればカクテル中級者といってもいいかもしれませんね。 ウイスキーを牛乳で割って飲むという意外な組み合わせが今ネットで話題になっているようです!ミルクの滑らかな口当たりとウイスキーの風味が見事なコンビネーションらしく、思わずグイグイ飲んでしまうそうです。お酒が苦手な人にもオススメ♪ 育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が… 『おいしいってなんだろう?』人の数だけある"おいしい"のカタチ。そんななかで食べる飲むということを通して幸福を感じるお手伝いをするブログメディア。飲食店勤務や食べ歩き、お取り寄せの経験も踏まえてさまざまな『おいしい』にまつわる情報を読者の皆さんと共有していきます。レビュー・ご質問・記事執筆の依頼など、お気軽に特に興味のあるモノ:スイーツ、フルーツ、チョコレート、お酒、グラスや器、飲食店を気持ちよく使うためのマナー引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。