DVD The Crossing/ザ・クロッシング Part1:戦場. 『男たちの挽歌 REBORN』の公式サイトはこちら . 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。 中国の黒社会で密輸業をしているカイと、その弟で新米警察官のチャオ。チャオは兄を慕っていたが、カイはチャオに船乗りであると偽ってきた。 ある日、カイと義兄弟のマークは、東京のヤクザに麻薬の密輸をもちかけられるが、カイは誘いを断ったことから罠にはまってしまい、あろうことか弟のチャオに逮捕されてしまう。さらには父親も殺害され、カイはチャオから絶縁されてしまう。 数年後、刑務所から出所したカイは足を洗い堅気の道を歩もうとするが、組織は執拗にカイを引き込もうと目論む― 緊急事態宣言から1か月半。やっとこさの解除の兆しが見えてきた中で、そろそろ映画館も復活かな~と楽しみにしている今日この頃ですが、そんな中でいつものTSUTAYAで手に取ったのが本作。僕の大大大好きな香港ノワールの大傑作『男たちの挽歌』の中国によるリメイク作です。2010年にも韓国版『 なにせ僕の青春の思い出作品だし、同じ中国(オリジナルは香港ですが)でのリメイクということで、ソッコー手に取って鑑賞してみた次第です。 うむ、ダメですね。 細かい設定変更はあるものの、大筋の流れはオリジナル通り。兄貴がヤクザで弟が警察官というムチャな設定や、オリジナルの名前と同じ相棒マークとの強い絆はきちんと活かしているし、アクションやドラマの仕上がりもよくできています。しかしながら、やっぱりあのティ・ロン&チョウ・ユンファ&レスリー・チャンから放たれていた“漢オーラ”には全くもって届いておらず、キャラ薄感が否めない。しかも、あのマークが単なる無鉄砲なチンピラみたいな設定にしてしまったのはなぜなのか。 日本のヤクザとの絡みが何回かあるんですが、 クライマックスの大銃撃戦も盛り上がりに欠けて締まらねーなーという終わり方で、ジョン・ウー監督がいかにアクションに長けた監督なのかが改めて理解できましたね。 本作でもオリジナルをリスペクトした作りになっていて、チョウ・ユンファやレスリー・チャンの写真がちょっと出てきたり、音楽や主題歌もそのまま使ったりしてます。しかしながら、やっぱりオリジナルは超えられていない。あのカッコよさはそうそうマネできるものじゃないということが分かりましたね。 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。 やっとこさの自粛解除。 (ベスト)… ★★★☆以上が基準 1位: 2位: 3位: 4位: 5位: 6位: 7位: 8位: 9位: 10位: 次点: (ワースト)… ★★☆以下が基準 1位: 2位: 3位: DVD マンハント. 男たちの挽歌 デジタル・リマスター版に興味があるあな … 男たちの挽歌 英雄本色 監督 ジョン・ウー 脚本 ジョン・ウー 製作 ウォン・カーマン 製作総指揮 ツイ・ハーク 出演者 チョウ・ユンファ ティ・ロン レスリー・チャン 音楽 ジョセフ・クー 撮影 ウォン・ウィンハン 公開 1986年8月2日 はてブ; LINE-映画. ―2017年製作 中 113分―Contents監督:ディン・シェン全く存在を知らなかったが、いつの間にか中国でリメイク作が出ていたらしい。シリーズのファンというか、1と2が好きなので鑑賞した。ちなみに、韓国版もさほど印象には残っていない。そういう立場から見ると、当然ではあるが、どうしてもオリジナルと比較しちゃう。で、結論から述べると、オリジナルを超えていない。それはまぁ仕方ない。そういう観点からの感想です。全体的にはそれなりの雰囲気を感じて、悪くはない作品。だけど、オリジナルを全く知らない状態で鑑賞していたとしたら、心に残ったかどうかと言われると、たぶんそうはならないと思う。オリジナルに対するリスペクトは感じる。ちょっと音楽使い過ぎだとは思うけど。リスペクトと言えば、レスリーチャンやチョウユンファに対してのそれも感じるのに、なぜか、なぜなのか、主役を張ったティ・ロン、つまりホーさんの写真が出てこない(泣)。ちなみに、『男とたちの挽歌』といえば、マークである。ところが、本作ではこの、マークの存在感が…。やはり、マークと言えばやっぱりチョウ・ユンファなのであって、今作の役者さんはカッコいいし、頑張ってるのは分かるんだけど、なんか軽いんだよな。作中でピージャに「台湾のチンピラ」と言われてるけど、確かにチンピラ感が強すぎる。もう少し渋味があるとよかったと思うんだけど、作り手はあえてそういう路線を外してきたのかもしれない。チョウ・ユンファのマークに寄せすぎると、余計比較されちゃうだろうからね。という感じの今作のマークだけど、やっぱり期待しちゃうのは、マークの見せ所の一つである、楓林閣での銃撃戦。この作品では、その舞台が日本の料亭ーーというにはサイケなクラブ臭も漂ってくるヘンテコな和風店(笑)。オリジナル同様にスローモーションを使いながらマークが標的となるピージャのいる部屋へ向かっていくわけだが、ここにはそれなりにワクワクした。ところが、その後の銃撃が…。激しいと言えば激しいんだけど、このシーンでマークは、なぜかピージャ以外の相手は足しか狙わない。あんだけジタバタやってんのにそんなことできるかよと思っちゃう。しかも、この重要なくだりを転がす要素が地震という…(笑)。なんかやたらと地震ってセリフが出てくるのはこのためだったのかとは思ったものの、日本=地震多いっていうその短絡的な発想は何なんだよ。そんでもって、オリジナル2作目のオマージュなのか、あおむけ状態からの背中で階段くだりながらのショットの後、マークは岡本に足を撃ち抜かれちゃうわけだけど、なんかグダグダなんだよなぁ。あのシーンは岡本とマークがある意味では認めあった瞬間で、だからこそ岡本はマークの足を狙ったってのはわかるんだけど、何の感慨もわかないのである。どうしてこんな残念なお笑いシーンになっちゃったんだろう。舞台が謎の日本風な館(ヤカタ)だから? ていうかこの作品、新宿の街とかはロケしてるみたいだからいいとして、その他の日本の街並みとか店舗内の描写が、なんか微妙にずれてる。まるでハリウッド映画の日本描写みたい。同じ文化圏の中国なんだから、もう少し理解されてるのかなと思ったら、そうでもないんかね(笑)。なんであんなに力士ばかり出てくるのか。岡本のボディーガードも力士、ショー的に取組を見せる力士、ぶつかると喧嘩を売ってくるのも力士(笑)。あと、中国の役者さんに無理やり日本語喋らせなくても良かったと思う。全然日本語に聞こえないから。あと、岡本の役をやった日本人の人も、何を言ってるかセリフがよく聞こえない(笑)。とまぁ、やっぱり文句ばっかり浮かんできちゃう。良いところはあるかというと、ラム・シュがボス役で出てくるところと、エリック・ツァンが少し見られるところか。後者はほんの数十秒の出番しかないけど。このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。 ワイルドなセブンの話。 オープニング。トレーラーから飛び出して、革ジャンにヘルメット姿の男たちがド派手なカーチェイスをするアクションシーンから犯人を射殺する主人公達に度肝抜かれました。心の中で、ガッツポーズしてしまう素晴らしいツカミでした。 日本はいつの間にこんな犯罪国家になったんだってくらい犯罪が起きますが、まあハリウッド型のアクションエンタテイメントなのであまり突っ込んでみてはいけないと思いました。 主人公達より一足先に犯罪者を処刑する謎のライダーや国家の陰謀に巻き込まれる主人公達ですが。クライマックスでは完全武装の特殊部隊に立ち向かう銃撃戦が用意されていて。勇ましい音楽や音響などによって、とても興奮するものでした。 ところが、肝心のワイルド7がほとんど主人公の瑛太さんくらいしか描かれないので。何故彼らが戦うのか? 誇りのため、女のため、金のため。何か行動の動機を少しでも描いて欲しかったです。そうでないと、いくらどーんとワイルド7が燃えさかる炎の中から現れても盛り上がりに欠けてしまいました。 深キョンさんが、本筋とはあまり関係のない立場で添え物かと思ってみてましたが。最後の展開は意外でちょっとテンションあがりました。 日本映画のビッグバジェットの映画で、これだけのものを作れるというが素晴らしいと思いました。鑑賞日:2012/07/20 Blu-ray台湾に時々出かけます。このブログを読んでくれた人が「あいつが言ってたから見てみよう」とどこかの誰かの気持ちを動かせるような文章を書いていきたいです。☆☆☆☆☆ 大好き! おすすめ!☆☆☆☆ 面白かった! おすすめ!☆☆☆ 面白い! おすすめ!☆☆ 見ても見なくてもよかった! けどおすすめ!☆ 時間の無駄だった! けどおすすめ!台湾に時々出かけます。このブログを読んでくれた人が「あいつが言ってたから見てみよう」とどこかの誰かの気持ちを動かせるような文章を書いていきたいです。☆☆☆☆☆ 大好き! おすすめ!☆☆☆☆ 面白かった! おすすめ!☆☆☆ 面白い! おすすめ!☆☆ 見ても見なくてもよかった! けどおすすめ!☆ 時間の無駄だった! けどおすすめ!