貿易統計 e Stat
各統計調査の詳細については、上記の担当機関のホームページを参照してください。 各機関のホームページには該当する政府統計の「調査概要」「調査結果」「利用上の注意」「公表予定」「お問い合わせ先」等の情報が掲載されております。 政府統計を対象に探しています。データセットを対象に探す場合は、データセットを選択して検索してください。 政府統計の総合窓口(e-Stat)を使って統計データを探す方法を、 具体的な事例でご紹介します。 活用例 01「牛乳の生産量が最も多い都道府県は? 政府統計の総合窓口(e-Stat)を使って統計データを探す方法を、 具体的な事例でご紹介します。 活用例 01「牛乳の生産量が最も多い都道府県は? The website is responsible for collecting, compiling and disseminating the nation's statistical information and presenting it in the form of the latest economic and social indicators, updated reports, analysis and statistical publications. 政府統計の「e-stat」はご存知でしょうか。周りにいる人たちも意外と知らない人が多かったので、リサーチの方法および使い方をご紹介します。政府統計は日本政府が統計として出しているものですので、信頼性が高く、サンプル数に関しても多いためかなり”使える”データセットになっています。実は、リサーチや市場調査といった分野において、これだけで殆どまかなえることも多く、是非利用をしてみてはいかがでしょうか。冒頭でも申し上げた通り、e-statは政府機関が行っている統計データを閲覧およびダウンロードができるすばらしいサイトです。もちろん政府機関のデータなので無償で利用することができ、出典もe-statと書けるので、クライアントに対しても信頼できるデータであると主張ができちゃいます。また、全数調査と標本調査とがありますが、政府だけあり全数調査も多く、信頼性のおけるデータであることは間違いありません。また、過去からの蓄積されたデータの多いので、そんなe-statの使い方を見ていきたいと思います。まずはシンプルな画面がでてきます。データベースから探すや、ファイルから探す、分野から探す等、様々な探し方がありますが、一番シンプルなキーワードから探すで見ていきたいと思います。例えば、キーワードで探すの中に「就職」と入れてみてください。すると、政府統計名に「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況等の調査」という調査データが出てきました。早速、このデータをクリックしてみましょう。次に、年次[12件]のをクリックして見ます。何やらデータが出てきました。統計表の項目をクリックすると、統計の詳細情報が出てきます。調査の概要や人数といったどのように調査したかが詳しく書かれています。上の方にDBおよびAPIの項目がありますが、APIはプログラム等で表示したり取得したりする際に利用するものですので、今回は割愛させていただきます。データ調査で使う場合はDBの方をクリックして、実際のデータを見て見ましょう。こんな画面がでてきました!すごい!先ほどの調査名にも合った通り、大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況が一覧で分かります。これのすごい所は、なんと自由にレイアウトできることです。「レイアウト設定」を押してみて下さい。そうすると、ページ上部、列、行といった項目が分かれています。参考までに上記のように列や行を移動してみてください。もちろんドラッグ&ドロップでできます。できたら設定して表示を更新と押すと…。なんと、票のクロス集計が変わります。すばらしい。これは、時系列を行、列は学校区分でクロス集計にしたものです。これだと、就職率のトレンドなどが分かって使いやすいですよね!このように、しかも、この状態でダウンロードボタンを押すと、エクセルだったりCSVだったりにできてしまいます。このように、かなり使いやすくできているのがお分かりではないかと思います。それでは、このようなデータをどのような場面で使うのか見ていきましょう。一番わかりやすいのは、リサーチの現場ではないでしょうか。今回は就職について検索しましたが、実際に大学生の就職率を出してと言われた場合「大学生 就職率」かなんかで検索すると思います。色々と表示されますが、マイナビやリクナビといったサイトが上位を占めています。データとしてつかるかどうかは、すでにデータを加工してありますので、そのままでは使えない事も多く、新しい切り口でデータを見てみたい場合には、不十分としか言いようがありません。e-statの検索結果は出てこない場合が多いため、e-statで統計データがあるかどうかは、Googleの検索と同じように、キーワード検索してみることをお勧めします。このように、リサーチにおいて、仮説を説得するためにも、バックグラウンドとなるデータには必要となりますので、e-statは確実に力になってくれることだと思います。フェルミ推定などにも使えます。フェルミ推定と言えば、例えば日本に電柱が何本あるかなど、実際に測定が難しいものを、様々なデータを活用し推定する考え方です。例えば、この場合、大学生の就職率と各業態の就業人数をe-statで調べたとします。この人数を掛け合わせた数が、その業界で大学生が新卒希望している数とも言えるものが推定できます。このようなデータベースを提供してくださる政府統計(経産省管轄)には頭が下がる思いです。特にマーケティングであったり、卒業論文であったりとデータが何かと必要な人にとっては、有力な情報源となることは間違いありません。使い方も簡単ですので、頭の片隅に入れておいても損は無いと思いますよ!2018年現在、某企業にて経営企画室としての業務を行う一方、グループ会社のマーケティング、ブランディングなどをしています。特にWEB回りの事が大好きで、自身でプログラムをしながらマーケティングの知識を深めています。沖縄が大好きなのでいつかは移住したいなぁ。