分野で分け、その中でさらに細かい種類(弦楽三重奏や弦楽五重奏など)でグループ化し、そのグループ内では作曲年代順に配置した。したがってWoO.や発表順であるOp.の番号は前後することがある。
オペラのための習作として無伴奏で作られた。
我々の生活の中で楽器は意外と身近な存在です。ピアノ、ギターなど家にある家庭は結構あるものだと思います。しかし、子供のピアノ練習は近所に迷惑かけているかなという方も多い事でしょう。楽器は音楽にもなるし騒 第1位 ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ベートーヴェン生誕250周年に寄せて、ONTOMOが1年かけて毎日掲載する「おやすみベートーヴェン」。監修の平野昭さんとのお話を通して、「作品が書かれた順」に聴いていく意義が浮かび上がってきました。1年間かけて、ベートーヴェンと彼の作品を身近に感じ、楽しむヒントを訊きました。1949年、横浜生まれ。武蔵野音楽大学大学院音楽学専攻終了。元慶應義塾大学文学部教授、静岡文化芸術大学名誉教授、沖縄県立芸術大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。古典派...神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。イラスト:本間ちひろ2020年に生誕250年を迎える大作曲家名曲を選んで聴くのもいいけれど、ベートーヴェンが56年の生涯に残した作品は、作品番号があるものだけで138曲。付いていないものも含めると400曲超え! 隠れた名曲がたくさんあるはずです。お仕事帰りの電車のなかや、おやすみ前のひととき。毎日ベートーヴェンの作品に耳を傾ける時間を作って、大作曲家の成長と円熟の過程を体感してみてはいかがでしょうか。ベートーヴェンの作品は主にベートーヴェンは交響曲とピアノ・ソナタと弦楽四重奏曲だけじゃないんだよっていうことを知ってもらいたいです。もっと声楽曲も聴いてほしいなって思うんですよ。けっこうロマンティックです。ベートーヴェンの肖像画って5~60点あるんですけど、どれひとつ笑ってないでしょ。でも実は、カノンの中に、ダジャレだらけの曲がたくさんあります。カノンっていうのは作品一覧には載らない小さな作品です。年賀状みたいにちょこっと1小節2小節書いて、そこに「3声」とか「4声」と書いて、ちょっとしるしをつける。2番目のひとはここから歌う、とかね。そういったものがいっぱいあって、その中身がダジャレだらけなんです。1年通して、ベートーヴェンの新しい面が見えてきたらいいと思います。ぜひ作曲順に聴いてほしいです。そうしないと、本当の姿が見えてこないことがいっぱいあるんですよ。例えば最晩年の弦楽四重奏曲第12番から第15番まの4曲は、12番が4楽章構成、なぜこんなにばらばらなのか思いますが、12番、4楽章構成ベートーヴェンにはあのとき、作品18の弦楽四重奏曲6曲にも言えます。弦楽四重奏曲第1番が、ベートーヴェン初めての弦楽四重奏曲だと思って聴くと思いますが、作曲年順でみると第1番より第3番のほうが先にできていますね。一度、もっと聴いてほしいものはいっぱいあるけど、ピアノ・ソナタも、実は、3大とか4大、つまり《月光》《熱情》《テンペスト》《ヴァルトシュタイン》以外のニックネームついてない曲にも、いいものがいっぱいあります。例えば、バレエ音楽ですね。作曲された1801年頃のドイツのバレエは、まだコール・ド・バレエ(ソリストと群舞が出演する大人数のバレエ)ではなくて、パントマイムのようなイメージです。序曲のあと、第1場の情景に入る前が、抜き足差し足忍び足っていうような音楽になっていますので、パントマイムと思うと、目に浮かびます。《プロメテウスの創造物》は、ギリシャ神話とは違うストーリーで、ハイドンが1年前に作った《天地創造》っていうアダムとイヴの話に、対抗するかたちで作っているんです。天上に追放されてプロメテウスが落ちてくるときに、ゼウスの怒りで雷鳴がとどろく場面は、《田園交響曲》第4楽章の響きとそっくりなんです。そういったところまで聴いてほしい。あとは歌です。特に若いときの歌だと、歌曲オペラ用のシェーナとアリア(オペラ台本の一部分を、オーケストラ伴奏付きで演奏会用に作曲したもの)っていうのもあります。1796年頃に書かれた三重唱1949年、横浜生まれ。武蔵野音楽大学大学院音楽学専攻終了。元慶應義塾大学文学部教授、静岡文化芸術大学名誉教授、沖縄県立芸術大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。古典派...神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします! 私はベートーヴェンのピアノ協奏曲の中では、4番が最も好きで、続いて1番、5番、2番、3番という順番だが、5番を選ばなかったりしたら、方々から石が飛んできそうなので、ここは順当に5番を選んだ。 。なんといっても『皇帝』であ
ベートーヴェンの楽曲一覧(ベートーヴェンのがっきょくいちらん)は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作品リスト。. 第5位 ピアノソナタ第26番「告別」 Copyright© エイとタンチョウ , 2020 All Rights Reserved Powered by ベートーヴェン全曲を「作品が書かれた順」に聴いていく意義とは? ベートーヴェン生誕250周年に寄せて、ontomoが1年かけて毎日連載する「おやすみベートーヴェン」の監修をお願いしている平野昭さんにインタビュー! ランキングTOP10の内、難易度レベルは5種類に分類しました。「ハンマークラヴィーア」を頂点として、「A」レベルが2つ、「A-」レベルが1つ、「B」レベルが5つ、「C」レベルが1つとなりました。32曲のピアノソナタは最低でも「C」ランクの楽曲となっています。ベートーヴェンのピアノソナタの中で特に難曲と思われる10曲をランキング化しました。第1位の「ハンマークラヴィーア」は本当に別格です。ベートーヴェンのピアノソナタの中で最も光り輝いています。でも、じっくりと予習しないと聴けない楽曲でもあります。こうしてみてくるとベートーヴェンは32曲のピアノソナタを作曲していますが、どの楽曲も独創的で、やはり天才作曲家なのだと思い知らされます。中でもピアノ作品は彼の日常的な友人であったため、生涯を通してじっくりと温めた作品が多く存在しています。世の男性諸氏よ。女性ピアニストは美人の宝庫という事をお気付きだったでしょうか。国籍・人種を問わず、美人ピアニストの何と多い事!これを黙って見過ごしている事は世界の大きな損失だと思います。そこで今回はそ