必死剣鳥刺し考察

2アルプススタンドのはしの方普通の剣士なら自分の得意技を人に教えたりなどしない。兼見は「うはwwすげーこと思いついちゃった」とばかりに飲み友の保科にでもうっかり口を滑らせたのだろうか。まあ、「【必死剣・鳥刺し】というすごい技を兼見は 2千と千尋の神隠し 1グランド・ジャーニー

3もののけ姫どうしても、必死剣　鳥刺しの奥義に納得がいかなくて、さまざまな記事を読みあさり、秘剣の秘剣たる部分を解読しようとしてみた。前回の感想と違って、激しく【ネタバレ】するので、読む方はご注意。別家との一騎打ち。これは、本当によかった。兼光は、流派どおり小太刀？脇差？で戦っていた。それもあって、柄をからめ跳ね上げ、動きを封じた格好で、鳥刺し。兼光は、その技は、鳥刺しではないように答える。しかし、ラストで、別家と、一徳さんの二人を鳥刺しで仕留めた感じのカットで終わるので、どちらも鳥刺しで倒したと言いたいのかと。ただ、別家を刺した時は、鳥をトリモチで捕った時のような、息を殺して跳ね上げる動作はなく、体重をかけて、ブスリと突き刺しただけだったので、剣の達人の域からいけば、あれは真の鳥刺しではなかったのかなと。鳥刺しは、兼光個人が、工夫して得た技術であり、まさに息を殺して気配を消し、狙い澄まして突き刺す技術だったのかなと。人に人の気配を悟られない状態というのが、仮死状態。まさに半ば死んだ状態。　からの鳥刺し。一徳さんの陰謀（といっても、真の意味で悪行働いた人って全然いない）に気がついて、一矢報いるまでに、上腕を切られ、腹あたりを貫かれ、ふくらはぎを切られ、頭部を切られ、背中を切られ、首筋を切られ、肩から肺を貫かれての鳥刺し。ゾンビ論がでるのも仕方ない。致命傷を喰らわず、敵に忍びより仮死状態からの鳥刺しが、真の鳥刺しなんじゃないかという論が一番多かったのだけど、わざわざ切られる意味はないし、わざと切られるには切られ過ぎで、仲間を即座に殺せず峯打ちなんてやっていた兼光の奥義の一部だったとはどうも思えない。兼光一人を討ちとるために、側近剣士たちが、必死に闘うのだが、よそで指摘があったように、槍や、ハシゴ、網を使わないのは、本当に不思議だ。城内の皆がかかっても、別家一人を討ちとることができないために選別された剣士が兼光であるというのに。これは、理想の鳥刺しを漫画に書くしかないか・・・・・・。最大の謎として、鞘についていた紐を解いて、咥える動作の意味は、全然わからなかった。実は、紐に、『仮死状態を作る秘薬が仕込まれていた』とか『動脈を抑えるのに使用したとか』とかいう説があったのだけど、肩から肺を貫かれた際に、噴出して落としてる。　紐。結局、瀕死でも気を確かにもって動けるように、何か噛むことは、武士として珍しいことでもなんでもない、という説が一番納得がいった。紐をかんで、意識を保ち、一徳に近ずく。肺を貫かれて倒れた兼光の脈を、側近が確かめにいくのだが、それは本当に謎。普通、滅多刺しにしてとどめるものだろう。上役が近付いてもいいように、脈を確かめる意味がわからない。これは、兼光が仮死であるか、本当に死んでいたという演出なんだろうが、あまりにおかしかった。そして、それを期にふいに近づく一徳さん。一徳さんの役どころは、原作では、兼光よりも７つ年下の若造で、不用意に近づいてしまったところを刺すようなのだが、映画では、一徳さんなので、用心に用心を重ねそうな雰囲気のオジンなのである。あの意味のわからない脈確認があったればこそ、一徳さんが近付く理由があるのだが、偶然の一致ばかりで奥義が完成しているところに納得がいなかいのである。襟をしぼって脈を止め、仮死状態になっている兼光が、とどめを刺されんとするその瞬間、奥義がさく裂し一徳さんは、ぶッ刺される。　という感じがよかった。のかなぁ。しかし、映画の中での最後の鳥刺しも、戦いの最中に小太刀も大太刀に持ち替えられ、下から上に潜り込むように突き刺し、体を跳ね上げる様は、大太刀になった迫力もあいまって、異様な迫力だった。　あれこそこの映画の見せどころなのは間違いない。技の完成時には、座禅状態で決まるものあり得ないほどカッコイイ。そして、最後につぶやく、『必死剣・・・・・』それは、使えば、必ず相手が死ぬと言う意味なのか・・・・・それなら必殺剣で言いわけで、自分がかならず死んでしまうというのなら、噂で必死剣と呼ばれていたという過去がさっぱりわからない。過去の鳥刺し誕生シーンがあれば解りやすいのだが、それじゃあ秘剣たりえないし、語りも難しいところである。偶然や、不可解な周囲の人々の行動も含めて秘剣だというのか。まったくもってファンタスティックである。しかし、そんな邪推を生むのも、映画の鳥刺しのありえない迫力あってのものなのだが。監督が悩み抜いた末の、鳥刺し。鳥刺しそのものの迫力が迫力だけに、導入にはどうも納得がいかなかった。自分の理想の鳥刺しを描いてみたいものである。ただ、懲悪という形をとることが多い時代劇において、この鳥刺しの悪は、政治にまで出しゃばり、幹部を切腹にまで追い込み、飢饉・一揆を誘発し、反発者を虐殺しようとした側室ということになるのだが、一番の悪の元凶が、一番最初に儚く殺される対象だったので、他の人たちは、遺恨で動いているだけで、どうも懲悪感が薄い。側室にそそのかされた馬鹿殿を、仮に別家が倒したとしても、その国が立てなおされるわけでもなく、まして別家が本当に馬鹿殿を殺してまで直談判にきたのかなんて、誰もわからないのである。勝手に決め付けて、切ってしまったのである。斬りにきたことを聞かれて、否定しなかったことが、認めたということではあるのだが。奥義で一矢報いた武芸者としての兼光がきちんと描かれていたことが、すべての軸ということなんだろうか。（7月19日付観客動員）

どうしても、必死剣鳥刺しの奥義に納得がいかなくて、さまざまな記事を読みあさり、秘剣の秘剣たる部分を解読しようとしてみた。前回の感想と違って、激しく【ネタバレ】するので、読む方はご注意。別家との一騎打ち。これは、本当によかった。キーワードサーチ

必死剣鳥刺しの概要：豊川悦司主演のラスト15分の死闘が見事な時代劇。原作は藤沢周平の「隠し剣孤影抄」の中の1編。共演は吉川晃司、池脇千鶴、岸部一徳、小日向文世。「やじきた道中てれすこ」の平山秀幸監督。2010年日本映画。藤沢周平の短編時代小説シリーズ『隠し剣』の一編「必死剣鳥刺し」を原作とした時代劇であり、同シリーズの映画化としては『隠し剣鬼の爪』、『武士の一分』に続いて3作目である。キャッチコピーは「死ぬことさえ、許されない。ならば、運命を斬り開くまで。 3コンフィデンスマンJP　プリンセス編コメント新着カレンダー必死剣鳥刺しの映画情報。20件のネタバレレビュー・ストーリー・内容・結末・解説。平山秀幸監督、豊川悦司出演。藤沢周平原作、同じ藤沢原作の山田洋次『隠し剣鬼の爪』とよく似てるシチュエーション。誰も見たことのない奥の奥の一手の秘剣炸裂の醍醐味。 !劇場版「Yahoo!映画」はYahoo! かつて平山秀幸監督版の「魔界転生」を観たとき、概要. Ｙ本ゲームのこととか、日記的なこととか適当です。 PR 映画「必死剣鳥刺し」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。必死剣鳥刺しのストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。この映画のカテゴリーはヒューマンドラマです。

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