All Rights Reserved. © 2020 araou.jp All rights reserved. 寒い季節に欠かせないアイテムとして『ニット』があります。今回は、ニットの素材のひとつである『アクリル素材』について詳しくご紹介します。アクリル素材の種類やメリット・デメリットなど素材の特性を知ることで、ファッションに上手に活用することができます。ぜひチェックしてみてください。目次アクリルとはポリエステル、ナイロンの三大合成繊維のひとつで、アクリルには短繊維(ステープル)という、ウールに似た性質の繊維と長繊維(フィラメント)と呼ばれるシルクに似た繊維の2種類あります。しかし、衣類の表示にアクリルの種類まで記載されていませんし、短繊維(ステープル)について熱を加えて引き延ばして、バルキー性(かさ高)を持つ繊維です。薬品に強いので、カビや虫食いといった被害を受けにくく、保管も簡単です。保湿性が良く、ふっくら暖かく感じます。シワになりにくいですが、毛玉や静電気が起きやすい性質を持っています。長繊維(フィラメント)についてシルクのようなしなやかな繊維のことで、染色性に優れており、色鮮やかなデザインを楽しめる素材です。ステープル同様、カビや虫食いといった被害を避けることができます。繊維が細いので、引っかけやすく、熱に弱いので変形することもあります。さきほど、「アクリルはウールに近い風合いを持つ」と説明しましたが、違いも大きくあります。まず。ウールは天然素材なのに対し、アクリルの原料は石油なので素材はまったく違います。ウールの持つ「ふっくら柔らかく暖かい」という特徴を人工的に持たせた繊維で、ウールに似た肌触りや保温性があります。保温性があるなんといってもアクリル素材のメリットは、保温性です。暖かい着心地なので、寒い冬にも大活躍します。ただし、暖かさはウールには劣ります。価格が安いアクリルは合成繊維なので、大量生産が可能です。そのためウールよりも安い価格で購入することができます。虫食いやカビの心配がないウールの場合は、タンスにしまっておくと、虫食いやカビの心配がありましたが、アクリルは影響を受けないので、そこまで収納時にケアが必要ではありません。今年着たアクリル衣類が、来年もそのままの状態で着ることができるので嬉しいですよね。乾きやすいアクリルは吸水性・吸湿性が低いので乾きやすい素材です。そのため、「すぐに乾いてほしい」という人にはおすすめです。自由に染色ができるアクリルは鮮やかな色でも染色が可能な素材です。ウールは色落ちしにくく、どちらかといえば落ち着いた色合いが魅力ではありますが、アクリルは自由に染色できるので、よりおしゃれを気軽に楽しむことができます。汗を吸わないアクリルの最大のデメリットは、吸水性・吸水性がないことです。そのため、着用時に汗を吸わないので、服の中でベタついたり蒸れたり、汗冷えして体調を崩すこともあります。毛玉ができやすいアクリルの素材はウールに比べて毛玉ができやすいといわれています。毛玉の手入れをするときも、ウールのほうが簡単に取ることができます。熱に弱いアクリルは熱に弱い素材です。着用時は問題ありませんが、洗濯して乾燥機を使用する際には、乾燥機が使用可能かどうか、あらかじめ確認しておきましょう。静電気が起きやすいアクリルは静電気が起きやすいといわれています。寒い冬に「バチッ」とくる経験をした人も多いでしょう。反対にウールは静電気も起きにくい素材です。静電気が起きやすいということは、ホコリを寄せつけやすいので、より入念なお手入れが必要になります。アクリルは主にセーターや靴下、毛布、ぬいぐるみに使用されています。特に秋・冬といった肌寒い季節には、セーターやニット、靴下などアクリル素材を使用した衣類が多く販売されています。ふわふわの暖かいニットも、また、落ち着いた色合いだけでなく、赤や青、黄色など鮮やかな色のニットもアクリル素材を使ったものです。また、最近ではアクリル素材を使用した毛布も多く販売されています。天然素材のものより低価格で、アクリル素材は通気性が悪いので、夏は汗が発散されず、とても暑く感じます。ただし、アクリル素材のストールなどは、風よけになるので冷房対策には有効でしょう。最近ではウール素材の洋服より、アクリル素材の洋服が増えてきましたよね。手入れも簡単で肌触りもよく、デザインも豊富なことから、アクリル素材を身につける人も多くなってきています。アクリル素材にもメリット、デメリットがありますが、正しい知識を得ることで上手に活用することができます。冬に欠かせないセーターやニット帽、靴下など、アクリル素材の衣類で冬のファッションコーディネートを楽しんでくださいね。CATEGORY :TAGS :ポリエステル生地の特徴は?扱い方を知って上手に取り入れよう!『スーパーノンアイロンシャツ』に新機能追加!台襟部分に消臭芯が加わり汗・ニオイ対策強化ウール素材の特徴や種類を知って寒い季節を乗り切ろう!メリットやデメリット・洗うときの注意点とは?もう衣類の虫食いに悩まされない!原因と対策・予防方法を伝授リネン生地の特徴を知ればもっと好きになれる!扱い方やおすすめの使用方法とは?ナイロンのメリットとデメリットとは?生地の特徴や種類・お手入れ方法を学ぼう次の記事 合成繊維の中でいちばんウールに近い風合いを持つアクリルについて。 セーターによく使われる素材です。 そのほかにもカットソー、肌着、靴下などの衣料から、ぬいぐるみ、毛布、カーペットなど幅広く使われています。 この工程を紡糸といいます。 紡糸されてできたアクリル繊維でセーターなどを作るんですね。 洗濯表示で水洗いができない場合はクリーニング店に出すことをオススメします。 それでも自分で洗うという場合は自己責任でお願いします。 アクリル製品は洗濯機で洗うことができますが、裏返して洗濯ネットに入れて洗うのがよいでしょう。 アクリルは毛玉ができやすいので裏返したほうがいいです。 毛玉ができるのは洗濯中に他の衣類との摩擦の影響もあります。 ネットに入れて洗いましょう。 洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤で。 アクリルは乾きやすいので脱水は短めに。 Copyright (C) 2017 DIA Cleaning. アクリルは主にセーターや靴下、毛布、ぬいぐるみに使用されています。特に秋・冬といった肌寒い季節には、セーターやニット、靴下などアクリル素材を使用した衣類が多く販売されています。 服から香る「いい匂い」のほとんどは柔軟剤。 柔軟剤を入れるタイミングや量など、正しい使い方はできていますか? タイミングは最後のすすぎの時、量は表示に記載されている適量でok。 正しい使い方ができていないと、香りは持続しません。 check! アクリルとは、羊毛に似た柔らさと温かさを持つ合成繊維 です。原料には石油やアンモニアが使われています。アンモニアが使われているからといって、アンモニアの臭いがするわけではないのでご安心く … アクリルの原料はアクリロニトリルという石油から作られるものです。 アクリルは化学繊維ですが、化学繊維を製造するには、液状にした原料を小さな孔(ノズル)から圧力をかけて押し出し、糸の形状にしなければなりません。 この工程を紡糸といいます。 服が臭くなってしまう原因は、臭いの粒子や細菌などが大量に服に付着してしまっているからです。 なので、服が臭い時の簡単な臭い取る取り方は ・ 消臭スプレーを吹きかける アクリル素材の服はどんな服? 秋・冬の季節におすすめ. 匂いや匂いや衣類の黄ばみが気になる人にヨーロッパで人気のロールオン【デトランスα】 ポリエステルの服についた臭いを落とす洗い方でご紹介したオスバンは、希釈して脇の消毒として直接使用するこ …