さて少し前ですがANAとJALの決算が発表されました。大企業でもあり今回のコロナウイルスの影響をもろに受けている企業でもあるので関心がある人も多いのではないでしょうか。2社の決算短信が発表されました。2社とも大幅な減益ですが各項目の比率に注目してみてください。売上高は1桁マイナスなのに対し営業利益他はマイナス30%以上と大幅なマイナスになっています。これが何を表すのか、固定費がとんでもなく高いということです。PLを見てもらえればわかるんですが売上原価(JALは事業費)の部分の割合がめちゃくちゃ高いんです。そして当然固定費なので売り上げが増えようが増えまいが費用が掛かり続けるということです。これが現在航空業界がピンチと言われている大きな理由です。さらにANAに至っては現金がJALの半分以下(約1100億)しかなく、問題が長期化しそうで2020年度の業績予想は未定で大きな赤字を出そうものなら現金が枯渇し、銀行などの融資に頼らざるを得なくなってしまう可能性が高くなります。さてこれらを踏まえたうえでANAとJALの株は買いなのかどうかですが、現時点では売上や財務を見ても好材料が何一つないです。ANAのチャートですが下落一方で圧倒的下落トレンドです。それ以外にも3月以降出来高が増えており4月になっても出来高は高い傾向にあります。この問題点は出来高が高かった3月に買ったひとは今現在全員含み損ということです。もちろん株主優待や配当(配当は0になりましたが)だけでなく逆張りするなど思惑は様々ですが、コロナショックの前から持っていた人を含めるとかなりの人が現在含み損であることは容易に想像がつきます。となれば少しでも上がれば売りが降ってくるような上値が重たい状態です。自分の好きなものを買える個人投資家としては上値が重たい銘柄をでわざわざ買い向かう理由はないでしょう。現時点ではファンダ的にもテクニカル的にも買い時ではないでしょう。今後も投資に関することを発信していきたいともいますので応援のほどよろしくお願いします。前の記事次の記事Copyright © 金太郎が驚く!マネー学 All Rights Reserved.Powered by ①恐怖指数「vix=82」は12年ぶり. 現在は新型コロナウイルスにより、下落相場となっているのが現状です。全体的に株価が下がっていますが、一部の銘柄では上昇もしています。では、株価が下がる銘柄と上がる銘柄とはどのような銘柄なのでしょうか。また、今後の銘柄の買い時や売り時はいつなのかも気になりますよね。本記事では、株価の上がる銘柄と下がる銘柄、今後の買い時・売り時について紹介します!スポンサーリンク目次新型コロナウイルスは株価にも多大を与えています。日経平均株価を見ると、2月下旬頃から下落し、その後は持ち直して、4月10日では19,000円台を維持しています。ただし、新型コロナによる自粛ムードが続いており、下落しやすい状態です。外出自粛によって、消費も鈍化しやすい状態のため、完全回復には時間がかかるでしょう。一方、新型コロナによる影響で、株価が上昇している銘柄もあるのです。株価は一般的な商品価格同様、需要と供給によって決まります。銘柄Aの株価が上がるということは、銘柄Aの株が多く買われている、ということです。銘柄Aによって生産されているモノへの需要が高まっている、とも言えます。実際、どの銘柄の株価が上昇しているかを確認してみましょう。出典:https://www.smam-jp.com/market/ichikawa/irepo200406.html以上の表に挙げたのは主な銘柄のため、全てを提示しているわけではありません。それでも、どのような業種の株価が上昇しているかはよく分かりますね。株価の上昇率の平均が高い業種順に並べると以下の通りになります。それぞれの業界がなぜ上昇したのかを考えてみました。特に1位の「ブイキューブ」はweb会議などの、テレワークに必要な技術を提供しています。在宅勤務に切り替えた会社が急増したことで株価が大きく上昇したのでしょう。ほとんどが食料品は、家にいる時間が長い、健康に気を付けたい、などの理由が大きいでしょう。ヤクルトやニチレイが上位であることから、健康食品への関心が高いと考えられます。ウイルスや菌を除去する薬やまた、薬の開発などへの投資として株を買った人も多いのかもしれません。ハンドケア、ドリンク剤、消毒液などの株価の上昇と国民の需要は強く結びついていることがよく分かる表ですね。では、新型コロナウイルスの影響で株価が下がる銘柄とは何でしょうか。スポンサーリンク全体的に株価は落ち込んでいますが、特に株価が下落したのはどのような銘柄でしょう。株マップ.comによれば、過去3ヵ月での株価の下落率が大きい銘柄は以下の通りでした。出典:https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=stockRanking/base&ind=rtn3m&exch=all&d=a上記の表で分かるように、最も下落したコシダカホールディングスはカラオケ事業や温浴事業を提供する会社です。3位のNutsはコンテンツ事業やアミューズメント事業などを行っています。4位のエスエルディーは飲食事業やコンテンツ事業を行う会社です。他の銘柄も外出自粛、イベントの自粛などにより、業績が上げられない会社も多くあるようです。下落率が50%以上の銘柄は200社以上存在し、表2は氷山の一角に過ぎません。新型コロナによる影響による自粛ムードが続けば不動産屋の業績も下がってきます。景気が不安定で、将来の見通しが立てづらい状態で、家やアパートは買いにくいのです。現時点でも不動産関係の銘柄の株価は大きく落ちています。出典:https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=stockRanking/base&ind=rtn3m&exch=all&d=a銘柄の中にはホテル運営を行う会社もあり、家の売買以外の影響も見られます。海外からの観光客も非常に減っており、インバウンドによる収入も下落の原因でしょう。また、東証一部上場銘柄において30%以上の下落率を示した業種は次の3種だそうです。出典:https://www.smam-jp.com/market/ichikawa/irepo200406.html新型コロナによる混乱が収束して、貿易が通常通りになるまでは回復が難しいでしょう。全市場の海運業、鉄鋼、鉱業の銘柄と下落率(3ヵ月で30%以上)のは以下の通りです。出典:https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=stockRanking/base&ind=rtn3m&exch=all&d=a現在は、新型コロナによる影響で株価が大きく変動している時期です。株価が急激に下がった株は一見値下がりした商品のようで、買いやすいでしょう。しかし、株は売らなければ利益が生まれません。感染症などによって株価が変動している時期は、いつが株の買い時、売り時なのでしょうか。株価が下落している時に買って、株価が回復した頃に売る、という戦法があります。簡単で利益も大きいように思えますが、リスクも大きいのが事実です。特に今回のような暴落が起きた場合、そのまま倒産する可能性も高くなります。よって、いつ底値に達するかを把握することが重要となるでしょう。ただし、新型コロナによる影響がいつ落ち着くか、も知っておきたいところです。現時点では収束の見通しも立たず、静かに待ち続けるしかありません。下落相場で株価も不安定である現時点では、如何に損をしないかを考えましょう。外出自粛によって業績を上げられない銘柄では、どこまで値下がりするか分かりません。設定した値以上の損が生じないように、達した時点で売ります。1000円までなら損していいと考えるなら、1000円損をする株価になった時点で売却です。反対に、値上がりしている銘柄ならば、まず具体的に望んでいる株価の値を設定します。設定した値まで達したら、例え上昇途中だとしてもすぐに売りましょう。例えば、5000円と設定したなら、5000円に達した瞬間に売ります。現時点で上昇していても、いつ下落するか分からないため、欲張らないことが重要です。新型コロナによる不況が回復するまでは、堅実な売買をオススメします。スポンサーリンク本記事では、新型コロナによって株価が上がる銘柄、下がる銘柄と買い・売り時について紹介しました。新型コロナの収束はまだ分からないため、慎重に株取引を行う必要があります。感染者が急速に増えるか、落ち着くか、政府がどのように対処するか、で株価は変動しやすいです。外出自粛が功を成し、感染の勢いを削ぐことができれば、景気も回復に向かうでしょう。しかし、回復するにしても、新型コロナを終息させるまでは気を抜けません。SARSは半年で終息できたため、1年以内での新型コロナ終息もまだあり得ます。長期的な目で株価の動向を見守りつつ、素早い決断で堅実な株の売買を行っていきましょう。このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。©Copyright2020
ただし、コロナショックの影響を考慮すれば、更なる株価下落の可能性があります。・・通期経常利益計画を15.2%下方修正…・最終利益の減少止まらず、3Q累計は28%の大幅減…・コロナショックの影響を考慮すると更なる株価の下落の可能性大株価:1,969PER:7.30倍PBR:0.57倍BPS:3,477.75配当金:110円配当利回り:5.59%2020/04/13のデータ参照:国内線、国際線ともに2位。公的資金投入とリストラで更生法終結。豪カンタスと格安航空合弁 。■10年チャート■1年チャート2008年のリーマンショック後、事実上の破産。3500億円もの公的資金の投入など、国の手厚い支援を受けて経営再建。一旦上場廃止となり、2012年に再上場しました。 コロナウィルスによる移動制限、訪日客のストップが響き、今期は赤字の可能性あります。と、考えるならば、買い時はまだ先かもしれません。自己資本比率:57.4%有利子負債自己資本比率:11.7%ROE:13.55%EPS:432.10円流動比率:166.2%流動比率は高めです。日本航空(JAL)の株主優待はJALグループの国内定期航空路線片道1区間を株主割引券1枚で50%割引。100株以上の保有で搭乗優待を受けられます。今後の施策 2020年に中距離LCC運行を目指す。 世界主要500都市乗り入れ(現在343都市)(コードシェア便含む) 国際線事業を売上高比50%に。 営業利益10%を堅持しつつ、売上高2兆円を目指す。 2019年より国内線で国内線座席への個人画面と電源導入。 SBIと共同でフィンテック会社の設立。(JAL Global WALLET等)日本航空(JAL)は過去の経営破綻から抜け出したものの、安定とは言い切れません。また、ウォーレン・バフェットでも空運業の株式は保有しない傾向にあります。(直近ではデルタ航空の株を購入、売却をしています。)しかし、コロナショックに収束が見られた後は人の移動も再び増加へと転じます。更に割安に買うのであれば、もうしばらく先を見る必要があります。コメントを投稿するには お客さまへのお願いとjalの取り組み. ⑥ウイルスは近々に必ず消滅する. さて少し前ですがanaとjalの決算が発表されました。大企業でもあり今回のコロナウイルスの影響をもろに受けている企業でもあるので関心がある人も多いのではないでしょうか。 2社の決算短信が発表されました。 2社とも大幅な減益ですが各項目の比率に注目してみてください。