サッカー 人数 小学生

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。サッカーのJリーグが先週土曜日(2月25日)に開幕しました(J1)。早くサッカーが見たいとワクワクして、この日を待っていたサポーターも多いと思います。初戦の結果はどうあれ、最終節の12月2日まで、選手の素晴らしいプレーを今年も数多く見たいものです。そこで、今日はサッカーに関する統計をご紹介したいと思います。具体的には、サッカーの競技人口などについて、お知らせいたします。※日本生産性本部「レジャー白書201  まずは、サッカーを楽しむ人の数をみていきましょう。そのため、日本生産性本部「「レジャー白書」によると、1年間に1回以上、当該スポーツをおこなった全国の人口を表す「参加人口」は、下の表の通りとなります。このうち、サッカーの参加人口は2016年で480万人とスポーツ部門の第14位となっています。  なお、この表にはありませんが、フットサルの参加人口が2016年で150万人となっています。サッカーとフットサルを両方される人もいらっしゃるとは思いますが、参考のためにサッカーとフットサルの参加人口を合わせると、630万人に達します。第10位のゴルフ(練習場)並みの規模となります。 続いて、サッカーの参加人口の推移を確認してみます。この10年間でみると、緩やかな減少傾向をたどっています。同じ球技であるバレーボールやバスケットボールとほぼ同じ傾向で推移しています。人口の減少などが影響しているのかもしれません。ただし、近年では下げ止まりの兆しもうかがえます。  さらに、サッカーを1年間に1回以上おこなった人(回答者)の割合を示した参加率について、2016年時点で性・年代別に明らかにしたのが下の図です。  図をみると、男性10代の参加率が極めて高くなっています。男性10代に限ると、スポーツ部門では「ジョギング、マラソン」に次いで第2位の参加率となっています。ただし、残念ながらその後、年代が上がるにつれて参加率は下がっていきます。個人で気軽にできるスポーツに比べて、団体スポーツであり、かつ体力的に激しいスポーツであるため、やむを得ない面があるのかもしれません。 以上で確認した参加人口は余暇活動の側面もあることから、続いて競技として参加している人口をみていきたいと思います。  図をみると、サッカー選手登録数、いわば競技人口は緩やかな増加傾向にありましたが、2014年をピークにやや減少し始めています。なお、2016年度で93万7,893人となっており、参考までに先程の参加人口480万人と比べると、参加人口のうちの約20%が競技人口に当たるとの計算になります。また、サッカー選手登録者数の内訳をみると、12歳未満の選手である「第4種」が最も多く、約29万人と全体の約3割を占めています。続いて、15歳未満の選手である「第3種」が約26万人となっています。以下、18歳未満の選手である「第2種」が約18万人、年齢制限のない「第1種」が約15万人、40歳以上の「シニア」が約3万人、「女子」が約2万8,000人となっています。一方、長期的な推移をみると、概ね12歳未満の選手である「第4種」、15歳未満の選手である「第3種」、18歳未満の選手である「第2種」、さらには40歳以上の「シニア」や「女子」が増加する一方、年齢制限のない「第1種」が減少しています。全体的には、小学校でサッカーを本格的に始め、その後、中学校から高校へと裾野が広がっている様子がうかがわれます。 2016年度のサッカー選手登録者数を都道府県別にみると、下の表になります。  表をみると、東京都が最も多く、以下、埼玉県、神奈川県、千葉県と続いています。なお、私たちが住む新潟県のサッカー選手登録者数は第22位。人口に比べて、登録者数は少なくなっています。  【追記(2017年5月23日)】の投稿に伴い、中学校と高校での競技別生徒数について、年度別推移を調べてみたので、念のため、下記のとおり、お知らせいたします(男子のみ)。詳細は上記投稿をご確認下さい。   サッカーについては、参加人口のうちの約2割が競技人口に当たるとの計算となりました。競技力の向上といった点では、競技人口を増やしていくことがもちろん大切になると思われます。また、下の図の通り、J1リーグの入場者数は3年連続で増加しているものの、Jリーグ全体の入場者数をより一層増やすといった観点では、サッカーに親しむ人、すなわち参加人口を増やしていくことも重要となるでしょう。つまり、競技人口も参加人口も双方とも増やしていくことが不可欠なのだと思われます。  なお、長期的にみると、小学生のサッカー競技人口が増加傾向をたどっている背景には、サッカー関係者の組織的な工夫や努力が感じられます。また、その工夫や努力がしっかりと実を結んでいることが今回のデータを見ることで確認できました。ただし、少子化の影響もあるのか、12歳未満の選手である「第4種」のサッカー選手登録者数が過去最高だった2013年度をピークに、3年連続で減少している点が少し気になります。再び増加することに期待したいところです。 =====¹公益財団法人 日本生産性本部「レジャー白書」の統計データを活用させていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。²公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の統計データを活用させていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。=====【追記(2017年10月17日)】日本生産性本部「レジャー白書201 新潟経済社会リサーチセンター研究部長。主な担当は、観光地の活性化支援です。料理メニューの開発、着地型旅行商品の企画、さらに旅館の方々のウェブサイト、チラシ、POP広告の作成などもお手伝いしております。当然ながら、温泉に入るのは大好きです♫

したがって、下記の図で示した「サッカー選手登録数」とは、本格的に競技としてサッカーに取り組んでいる人数を表したものと思われます。 図をみると、サッカー選手登録数、いわば競技人口は緩やかな増加傾向にありましたが、2014年をピークにやや減少し始めています。 お子さんがサッカーを始めるまで「サッカーに全く興味なしでした」という保護者の方は少なくありません。年数だけが経ってしまうと、少年サッカー界というのはどういう仕組みになっているのか、いまさら人には聞けない!と張ってしまっている方も少なくないようです。ジュニアサッカーNEWSでは、サッカー初心者の保護者のために、これだけ知っておけばかなりの少年サッカー通、という数字を集めました。現在の少年サッカーはいったいどういうことになっているのか、主な全国大会とは何か、試合時間や人数はどうなっているのか、トレセンは、「4種」って何?などをまとめています。全国に少年サッカー選手は何人いるでしょう?2013年度のデータですが、全国にはこれは、小学1年生から6年生までの数字ですので、単純計算して推移としては、1980年といえば、キャプテン翼の連載が始まった年です。1993年にJリーグが発足し、2002年には日韓ワールドカップが行われました。この動きに連動する形でサッカー人口も上下しています。全国の小学生年代のチーム数が多いのは1位:東京都(2,174)の順となっています。1980年と1981年、たった1年で小学生のチームが800チームも増えました。その後も増え続け、1982年から83年の間には600チーム増、84年にも700チーム増、85年にも900チーム増と、目覚ましい増え方をしています。2013年現在は8500前後で上下しており、一応の落ち着きを見せた形となっています。女子チームはまだ増加傾向を見せており、1979年には53チームだったのが、2013年の段階で1,409チーム。なでしこ効果が続いています。サッカーの指導者になるには、ライセンスを持っている必要があります。誰でも取得できるキッズリーダーというライセンスもありますが、実際にサッカーの指導に当たることができ、登録も必要とされるのはD級?S級というライセンスを取る必要があります。現在、監督としての登録者は全国で1,206人。D級からS級の指導者は全国で7万3,555人です。ただし、この数値はプロチームから4種登録チームまでの指導者なので、具体的に4種登録チームに指導者が何人いるかは分かりません。ライセンスの種別についてご紹介します。U-10の指導者のライセンスです。16歳以上で受講可能です。U-12世代の指導者のライセンスです。18歳以上で受講可能です。主にU-15、U-18年代のユース年代の指導者はB級以上を持っていることが望ましいとされています。B級以上は、その下のライセンスを持ち、実際に指導に当たっていることが条件とされますので、ペーパー指導者はいません。U-18以上の指導ができる指導者です。B級コーチとして1年以上の指導実績を持たないと講習を受けられません。また、A級には、「A級コーチU-12」「A級コーチU-15」という区分もあり、ジュニア年代のスペシャリストとして指導に当たっています。プロチームの指導に当たることができます。指導実践以外にもマネジメントや折衝術などの獲得も必要とされます。日本では、トレセン(トレーニングセンター)制度を採用しています。トレセンは、地域、年齢ごとに細かく分かれていますが、一番大きなナショナルトレセンはジュニア年代では4つあります。参加人数は地域決定となっています。性別を問わないトレセンです。全国を9地域に分けて行われます。通称FFP、全国で768名の選手を集めて行われます。全国を4地域に分けて行われるトレセンです。各地域の内訳は以下の通りです。女子のみのトレセンです。東日本と西日本に分かれて行われます。参加選手の人数内訳は以下の通りです。日本サッカー協会が主催・共催している大きな全国大会は3つあります。毎年夏に行われるフットサルのU-12世代日本一を決める大会です。今年度は、8月14日から16日までの3日間で行われました。全国のU-12世代の最強チームを決める大会です。各都道府県ごとに予選が行われ、代表チームが競い合います。2015年度は12月26日から12月29日までの4日間、鹿児島にて行われます。U-12の女子の全国大会です。参加チームは各都道府県サッカー協会選出のトレセン選抜チームになります。その他の全国大会として大きいもの(参加チーム数が多いもの)では以下のものが上げられます。日本サッカー協会、朝日新聞、静岡市、静岡サッカー協会などの主催によって行われる大会です。男子の部と女子の部に分かれて行われ、毎年300弱のチームによって行われます。JA全農の特別協賛による大会です。毎年10月から4月にかけて予選が行われ、5月に全国大会が行われます。予選に参加するのはU-11世代ですので、新人戦として扱われているところがほとんどです。少年サッカーには、いろいろな試合があります。大きく分けて、練習試合や親睦試合、招待大会と公式戦というところでしょうか。各都道府県にはサッカー協会があります。もちろん、市や地区単位で協会を持っているところもあります。公式戦とは、協会主催の大会のことです。その大会につながるすべての予選を含みます。各サッカー協会が募集し、応募してきたチームで試合が組まれます。ひとつのチームが主催し、運営などを独自に行う大会です。協会は全く関与しないので、主催チームから招待されなければ、出場できません。チーム同士の練習や技術向上、交流を目的として行われる試合です。よく比較される野球人口とサッカー人口ですが、ジュニア年代ではどちらが多いでしょうか。全日本軟式野球連盟によると、ちなみに、サッカー人口はここ20年で大きく増えたとはいえ、日本のジュニアたちのスポーツの中で一番多いのは野球というのは変わらないようです。最初は「4種」「3種」などの呼び方に戸惑われる方も多いかと思います。ジュニアサッカー選手も含め、すべての公式戦に出場する選手はJFAへの登録が義務付けられています。ここに紹介する1種から4種、女子のカテゴリーのほかに、シニア(40歳以上)、フットサル、ビーチサッカーがあります。大きな大会では、2種選手の大きな大会は、高校の部活だと大きな大会は次はぜひ知っておきたい試合時間と人数のレギュレーション、実は世界でも珍しいジュニアの11人制、お子さんとの会話に必須の「オフサイド」などについてまとめました。四種の都道府県別チーム数のところですが、この数字は全ての年代合計のチーム数ではありませんか?