2015/07/20 |
カネはないけど毎日おもろい!アラフォー貧乏猟師 spinickerのブログ。狩猟、バイク(クロスカブ)等のアウトドア関連やジビエ・B級グルメなど、ナウいヤングな世代向けコンテンツを発信しています! 抜けるような秋晴れ。今日の南河内はすばらしい陽気でした。そんな行楽日和の日に僕はどこで何をしていたかというと、京都笠取国際射撃場でスコアはばらつきがありましたが、平均するとだいたい上の画像ぐらい。50m先から赤の円(1円玉の大きさ)を狙って撃っています。そこまで悪くはないけど、まぁまぁばらついたな・・・って感じ。また行かないとな。スポンサーリンク僕も笠取に通うようになって3年目。自分の使っていた銃、使っている銃(AR-6、レインストーム)以外にも、ある程度いろいろな空気銃をじかに見たり聞いたりするようになってきました。今日はこれから2種狩猟免許を取って空気銃で狩猟しようかな、と考えている人のために、僕の知っている範囲で狩猟用空気銃の紹介を、発射音をメインにお伝えしようと思います。(各項目は5点満点。全機種5.5mmモデル。レインストームとAR-6、マタドール以外の画像は僕も使っている愛銃、レインストーム。いい銃です。若干値上がりしましたが、それでも他にくらべればまだ安い部類だし、命中精度もなかなか(精度についてはマイナーチェンジ前の前期型に軍配が上がるようですが)。発射音も静かです。ただ、この銃はこもり音というかなんというか、妙な反響音が気になるんですよねぇ。「コーン」って。AR-6を買う以前にレインストームの性能は知っていたのですが、この音が気になってスルーしたのでした(それは大きなまちがいでしたが)。しかし、後述のAR-6という銃を買ったはいいものの、3ヶ月で手放すことになり、気づきました。で、もう失敗はできないということで、比較的値段も安くてよく当たるという評判だったレインストームをツテをたよってさらに格安で譲ってもらって今に至るわけです。結果としては、満足してます。なんせ去年はカモ類だけで23羽獲れたわけですから。今のところ故障もなく元気なのも○です。※レインストームに関しては、最もメジャーなプレチャージ式空気銃といえばこれ。王道。狩猟用空気銃も最近になっていろんな機種が出てきましたが、それ以前は一世を風靡した(らしい)狩猟用空気銃です。もちろん今もバリバリの現役で、あらたにこの世界に入ってくる人が手にしていることも多い銃です。強(35ft/lb)中(20ft/lb)弱(12ft/lb)と出力調整できるのもいいですね。音質はいいものの、なかなかの爆音なのは基本設計が古くなってきてるからかな。あと、FX社の銃については、何年か前から「スムースツイストバレル」という、銃身の先端部分のみにライフリングが入ったものになっているのですが、出始めの頃は評判が悪かったですねこれ。ワルサー社に加工を外注していた以前の銃身の方がよかった、と。ただ、それにしても実猟には十分の精度ではあり、直近のSTバレルはまた持ち直しているとの話も聞きます。そこまで神経質になることはないかと。・・・僕がおおざっぱなだけかもしれませんが。これも今となってはちょっと古い空気銃。サイクロンと同世代かな? 実際に使ったわけじゃないのでわかりませんが、スペックや音質、音量とも似ている印象。この銃がサイクロンよりマイナーなのは、精度が若干サイクロンより劣るからなのではないか、という予想(あくまでイメージですが)。今は後継機のS510というモデルが出ています。まぎらわしいですが、FX2000という名前の空気銃です。FX社の銃ではありません。これはたぶん、サイクロンやS410よりさらに古い世代のもの。だったような? でも、笠取で横の射座で撃ってた人のFX2000はすさまじく当たってました。なんらかのカスタムしてそうだなぁあれは。その代わりといっちゃなんですが、爆音でした!音の割には出力はそう高いわけではなく(30ft/lbをちょっと下回るそうです)、このあたりが古さなのかなと思います。AR-6を廃銃にした時点で一番欲しかったのは、実はこの空気銃でした。ただ、可処分所得の面で問題があり、泣く泣く見送ったのです。orzこの銃はポンプ銃のようにポンプと一体化されていてなおかつ5連発なので、猟場でエア切れの心配をする必要がないのが一番のメリット! と思われているようですが、鴨撃ちなんかではそう数を撃つわけでもなく、エア切れにおちいるケースなんかもレアです。そうではありません。この銃はそう、なんといっても静か! 音質も「プシュッ」って感じで、映画なんかで聞くようなサプレッサーつきのピストルで撃ったときの音みたい。静かかつかっこいい、しかもよく当たる銃です。ただ・・・言わせてもらえれば、見た目。形ですね。ちょっとスマートさに欠けるかな!今、僕が値段気にせずにどんな空気銃でも買えるというのなら、これが第一候補です。ボブキャットもいいらしいですが、実物は見たことないですし、あの形がどうも好きになれなさそうなので。これたぶん、インディペンデンスと機関部分は共通なんじゃないかな。音量も音質もまったく同じに聞こえました。それでいて見た目もかっこよく、目の前で撃ってた人は集弾もものすごくまとまってました。いい銃です、 欲しいなぁ!じわじわと人気上昇中の空気銃、ボブキャット。話はいろいろと耳に入っていたのですが、実物を目にする機会がなかなかなかったのでここでは触れずにいました。が、ついに先日笠取で実物を目にしたのでやっと取り上げられます。結論からいうと、やはり良さそうです。 機関部はロイヤルと共通だそうで、発射音の小ささ、「プシッ」という、映画で聞くサイレンサーをつけたピストルのようなかっこいい発射音はほぼいっしょでした。精度に関しては、目の前で撃っていた人はいろいろとテストをしていたようで、グルーピングということではそれほど目を引くところはなかったですが、僕が帰る前に見た時にはなかなかまとまってきてましたね。弱点もないわけではなく、重量がちょっとしたネックだそうです。スコープを載せると4キロを超えてくるそうで、長時間の狩猟では影響がでてきそう。まあ逆にいえば、それぐらいしか欠点はないということでもあるようです。あとはブルパップ方式の見た目を気に入るかどうかでしょうか。僕はあの形はあまり好きではないのです。( ̄∇ ̄;)日本が誇る狩猟用ポンプ式空気銃。1発外せば終わりの単発式。オールオアナッシングの精神が男前な、某狩猟マンガ家の愛用銃です。撃つために5,6回、あるいはそれ以上のポンピングが必要で、しかも1発しか装填できず、値段も新品では15万円前後と割高・・・とちょっとアレな要素が多く、その道の求道者でもないとおすすめできません。ただそれは新品で買えば、ということでして。これが中古になると、使い勝手の悪さのせいか5万円前後の値段がついていることが多いです。お買い得です。実はこの銃、ノーマル状態でもなかなかよく当たるのです。さらに北海道に2016年現在、狩猟用空気銃の主流になろうかというのがブルパップ型。ボブキャットもそうですが、じわじわと浸透しつつある形状の銃です。そんな中で最近ちらほらと・・・とまではいかないけど、ちらっと評判が耳に入りつつあるのがEDgunの空気銃・マタドール。実際にこの目で見たわけではないのでどうしようかと思ったのですが、どうやらよさげな銃なので紹介することにしました。話にも聞いたことがあるうえに、僕などはレインストームでの鳥撃ちの場合、70mより先では当てる自信がなくてよほど好条件でないかぎり撃たないことにしているので、空気銃で200m射撃などにわかには信じられませんが・・・論より証拠の動画がいっぱいあります。どこにでも売っている空気銃ではないようで、購入する際には現状では少し前までは狩猟用空気銃といえばFXエアガンズ一択みたいな雰囲気がありましたが、いろいろなメーカーが出てくると買い手としても選択肢が増えてきてありがたいものです。とある銃砲店で購入した初の空気銃。シュラウドなしバージョン。評価は上の通りです(HP上でのスペックは40ft/lbということになっています。けど、いやはや、とてもとても。そんなはずはない。その倍だとしてもおかしくない。問い合わせてみると「出荷前にメーカーの方で40ft/lbに調整してもらっている」とのことでしたが、ご存じないんでしょうね。空気銃のことは。おそらく海外仕様のままだったはずです。今から考えれば、16grペレット使用時の初速は音速を超えていたんだと思います。それゆえの超爆音、超ノーコンだったのでしょう。あと、狩猟用空気銃といえばたいていの場合、ペレットは『弾倉→コッキングして薬室のライフリングに軽く食い込ませる→エアを噴出して発射』という形を取るのですが、この銃は構造上『弾倉→エアを噴出して発射』という形になるのもノーコンの一因だと思います。最近高まりつつある狩猟ブームのせいか、いわゆる定番と言われている最初の一丁は中古を検討されている方は、できるだけ時間をかけていろいろな情報を集めたうえで、これ! と決めたら素早く決断されることをおすすめします。