2014年1月のブログ記事一覧です。PUNK,New Wave,80's,60's,70's中心に、偏屈嗜好な音楽話など。【Briiaan Myaaa's GO BUDDY GO!】 ぼくが大学に入って初めに待っていた難関。 それがブラインドタッチ(タッチタイピング)でした。 周りの学生は皆あたりまえのようにブラインドタッチで次々と課題をこなす中で、当時のぼくはというと、調べ物をするときに家の共用パソコンを少しさわっていた程度のパソコンスキル。 ぎゅむーっと京華を抱き締める。あーなんて可愛い子なんだ。川崎の妹じゃなかったらお持ち帰りだし。川崎に似ているような似ていないような、しかしひどく可愛らしい女の子……京華というらしい……を膝にのせたまま、比企谷は川崎に質問した。すごく怪しい絵面である。鈍いのか鈍いふりなのかは定かではないが、こうやって奉仕部のふたりの好意をふらふらと躱していたことは容易に想像がつく。京華の幼い手が、この年頃の子にしてはなかなか上手な絵を描いた。たいちゃんというのは比企谷妹の同級生で、京華の兄らしい。「いや、家主放っといてなに見つめあっちゃってんの。素直におしゃべりできねぇのお前ら……」「はーちゃん!これがしゅらばってやつでしょー?おにいちゃんが言ってた!」京華が比企谷の無精髭を楽しげに触るのも慣れた様子で、比企谷の言葉以上にこのふたりは仲がいいんだなと感じた。「けーちゃんはね、かわさきけいかっていうの!おねーちゃんは?」「え、は、はぁ!?とととととととととめてもらったってどど、どういうことだよ比企谷!?お前三浦と、その」何だか気恥しいものを覚える。比企谷も何事かとこっちを見ている。あっち向けよ……。きょとんとめをぱちくりとさせる京華には通じなかった。それもそうである。じろっと川崎がこちらを睨む。あー、やっぱりこいつとは仲良くやっていけそうにない。「ゆーちゃんはね、さーちゃんとはーちゃんがお話してるとこんな顔してるんだよ」思えば自分は小さい子を好きなのかもしれない。高二の夏に平塚先生に誘われて行った小学生とのキャンプでも、彼ら彼女らの相手をするのは苦ではなかったように思う。何を巡って勝ち負けを争っているのかは、現状よくわからないけど。「おう、こいつも教育だな。学科は違うが、それなりに顔合わすぞ」思い出したように川崎が切り出すと、比企谷はどんよりとひどく嫌そうな顔をした。「小町に聞いたんだよ…けーちゃんが比企谷に会いたいって言うし、あたしも…いや、なんでもない」「小町ぃぃぃ!?そうだと思ってたけどさぁ!?マイシスターよ、兄は悲しいぞおおおお」比企谷は妹がさらりと兄のプライバシーを侵害したことに悲しんでおり、川崎が最後にぼそぼそと言ったことを全く聞いていなかった。スキンシップが好きなのだろう。人に遠慮なく甘えられるのは妹の特権なのかもしれない。私の膝に乗ってきて、「あーそーぼー!」とはしゃいでいる。「そーかそーかけーちゃん、毒虫は本当に尽く余計なことをするな」そうして教育学部で同じ大学にしかわからないようなことを話されては、こちらは傍観するしかない。のけ者にされたようで私としては面白くないが……。って待って。それじゃ私が川崎に嫉妬してるみたいじゃん?それはないって。じっくりと見れば見るほど川崎とは真反対の雰囲気であるが……この子は擦れずに育って欲しいものである。こちらも退屈したのであろう、川崎京華が比企谷の膝から脱出し、こちらにとてとてと歩いてやってきた。比企谷は国語ができる、と結衣から聞いたことはあった。なるほど、国語が得意な人種には見えないが。「やめろよ……平塚先生にこきつかわれること間違いなしなんだぞ…国語科だしな」川崎は顔を真っ赤にしたり真っ青にしたりと忙しない。がくがくと比企谷の肩を揺さぶる。なぜか京華にまったく被害が及んでいないのは、彼女の京華への愛がなせる技なのかどうなのか。「んー……なんかしてあげたいけど、この家なんもないし……かといってあーしの家も小さい子が遊べるような物無いし……あ!お絵かきする?けーちゃんは、お絵かき得意?」私は川崎に遠慮して家に帰ったりなどはしない。今日は一日中こいつの家でゴロゴロすると決めていたのだから。私が意思を曲げる理由にはならない。なぜだかわからないがこの女……川崎沙希が比企谷の家に来訪したことに私はひどく動揺している。
あーゆーいんじょいよあみーる? お食事はいかがでしたか? Thank you! pixivision. ブライアン:みんな、なんで、おれらごごにいんのが、わがるが? フレディ :え? なんでって… ブライアン:今気づいだんだども(外部から物理的衝撃を受けたため) いっぐら考えでも、なんで、ごごにいんのが思い出せねえのよ。
会話の導入としてはなんてことないあり触れたものだが。口にした途端、瑞希はそりゃもう分かりやすく、露骨に目を泳がせるのであった。明後日の方を向いて、気紛れに頬を引っ掻く。なんの目的や理由があるのかは分からんが、無性に苛付いてしまう。その理由さえ自分でも分かっていない節はあるが。ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)「嘘吐くなバカ、死ねっ! そうでもなきゃあんな雰囲気になってねーだろッ! あたしはっ、自分の目で見たんだからなっ! みんなは騙せても、あたしは違うかんなっ!!」「ハル、めっちゃ楽しそうだったじゃん。あたしのときと、全然違うじゃん。すっごいフツーに笑ってるし、なんなん?」「やだ。絶対に聞かない。分かってるもん。ハルとひーにゃんが実際どんな関係とか、あたしには関係無い。あたしがそう思ったら、そうだってだけ」呼吸を乱し、ようやくこちらを向いてくれた彼女の頬は……涙でしっとりと濡れていた。薄いメイクが僅かに流れて、色の付いた水滴が滴り落ちる。三人は比奈を取り囲んでさっさと撤収してしまった。なんでも昨日の出来事について更に追求するつもりらしい。事の流れが増してしまったのは、瑞希がついぞ連絡無しに練習を欠席したところも大きい。何度かメッセージを送ったが、未だに返信が帰って来ない。言われてみれば、仮装とはいえ客に相手に顔が見えないほど深くフードを被るのも接客業としてどうかと思う。咄嗟に顔を隠した……ってことか。「分かってるって言ったけど、ジッサイどんな感じかなんて、あたしでも分かってんだからなっ! んだよホントにさぁ! 付き合ってんなら付き合ってるって、早く言えッつうの!」落ちていた鞄を乱暴に引き上げて、そのまま何も言わずにやって来たバスへと乗り込む。特にマスクを着けていたりとか、体調的に問題があるようには見受けられない。早々にノノに捕まってしまい、昨晩の事情を観覧車以降の出来事を抜きにして、ほとんど暴露する形となってしまった。昨晩の出来事は練習に顔を出していた奴らにしか知れ渡っていない筈だが……まるで彼女も知っているかのような口ぶりである。誰かが話してしまった、というわけでもないだろう。「分かってる。あれでしょ。ひーにゃん、意外とそーゆーとこ積極的だし、ハルも誘われた側なんでしょ。分かってる分かってる」しかし、違和感は残る。その言葉は、まるで自分より優先すべき相手が居るだろと言わんばかりの内容だ。普段の瑞希からはまず出て来ないフレーズである。けれど、いつものような馬鹿騒ぎのソレとは違う類であることくらい、態度を見ていれば分かる。「じゃあ、もうみんな知ってるんだ。なら気ィつかわなくても良かったかな……ハルもあたしじゃなくてひーにゃんと帰れば良かったんに」「フツーにビビったし。なんか、めっちゃデートしてるし。ひーにゃんクソエロい格好してるし。ヤバイとこ見ちゃったなーって」どうにか留めていたものが、再び溢れ出してしまったかのように。一向に止まる気配を見せない。衝撃的な告白に、声も出ない。瑞希がバイトなんて出来るのか、とかそんなしょうもない理由でもなかった。怒っているのか、それとも俺を馬鹿にしているのか。今一つ分かり兼ねる、なんとも言い現し難い微妙なテンションだ。これも彼女にしては珍しい、スタンプも何も使わない素っ気ない対応だった。普段なら「おはよう」打つだけで有料のよう分からん絵文字使って来るからなアイツ。相変わらず視線を合わせてくれない瑞希は、少しぶっきらぼうというか、乱暴な物言いでそう呟いた。「いや、待て瑞希。アイツらにも話したけど、あれは別に変な目的じゃ……」結託するまでもなく口裏を合わせる彼女のにこやかな装いを横目に眺めていると、なんだか妙に寒気がするというか。少なくとも気温のせいでないことは確かだろう。他の面々にも似たような対応を取っているのか。それとも俺に限った話なのかと頭を捻っていると、瑞希が姿を現した。「観覧車。夏休み終わってからバイトしてんの。短期だからもうすぐ辞めるけど。別に言い触らすようなことでもねーし、みんなにもなんも言ってないけどね」俺たち以外に生徒は見当たらない。運転手は呆然と立ち尽くす俺に「乗らないのか」とアイコンタクトを送って来たが。ただ一つ分かっていたのは、彼女は俺の所為で傷付き、深い悲しみを追っている。それだけ。機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。思い返せば、あのときも瑞希に似ていると思ったんだ。ハロウィンの仮装かなんかで顔が上手いこと隠れていたから、当人とまでは断定できなかったが。カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。「…………まー、あたしもさ。ハルと夏休みに二人で遊び行ってるし、別にそれは良いんだけどさ。似たようなことしてるし。それは、それは良いんだけどっ」「あー。ごめんごめん、長瀬には送ったんだけどさ……ていうか、普通に練習あったんだね」まさか瑞希の癖に体調不良なのか、とも思って峯岸にも確認してみたのだが、授業には普通に出ていたらしい。つまり意図的に練習にも出ず、俺からの連絡をスルーしているということになる。比奈の言う「元カレ」とは読んで字の如く「今日だけは恋人役になってね」という意味で、それ以上でも以下でもない。というそれらしい言い訳で全員納得してくれたようだが。彼女の怒りの理由がなんなのか、そのすべてまでを窺い知ることは出来ない。瑞希さえいれば、適当な物言いのおかげで場の空気も多少は和やかになっただろうに。なんでこんな時に限って無断でサボるんだ。説教してやる。前例の無い異様な空気に包まれたフットサル部の練習は、ミニゲームの勝敗を決定付ける愛莉のネットをブチ破らんとばかりの痛烈な一撃と共に、待望の下校を促すチャイムを持って締め括りとなる。そんなこんなで、今日の練習は終始居心地の悪い微妙な空気が流れていた。と言っても、比奈は比奈で何も変わらないし、変化があったとすれば俺に対する皆の刺々しい態度だけなんだけれども。文化祭の準備期間に委員会の仕事で欠席していた頃ならまだしも、暇な時間のほとんどをフットサル部で過ごし、隙あらば授業をサボって談話スペースで怠けている彼女の行動とは思えない。「バカみたいじゃんっ! ひーにゃんはいいよ、いっつもあんな感じだし、なんとも思わないけどッ! 文化祭のときとか、あんなこと言って、あたしのこと馬鹿にしてたんだろッ! 一人で勝手に舞い上がってるとか思ってたんでしょッ!?」流れるような仕草で視線を逸らすと、やがてバスは彼女一人を乗せたまま発車して行った。それが自然な成り行きであるとでも言いたいように。荷物を纏めバスの停留所へ向かう最中、念のためともう一度チャットアプリを開いてみる。が、相変わらず既読のマークは付いていなかった。 ユニバーサル ミュージック ジャパン公式サイト。universal music japanの所属アーティストをご覧いただけます。 Good bye! さんきゅー! ぐっばい! ぐっない! ありがとうございました! radwimpsの歌詞一覧リストページです。歌詞検索サービス歌ネットに登録されている「radwimps」の歌詞の曲目一覧を掲載しています。i i u,アイアンバイブル,愛にできることはまだあるかい,'i' novel,愛へ,あいまい,あいラブユー,青い春 歌ネットは無料の歌詞検索サービスです。 『まだ学校いんの?』 『バス待ってる』 『分かった』 これも彼女にしては珍しい、スタンプも何も使わない素っ気ない対応だった。普段なら「おはよう」打つだけで有料のよう分からん絵文字使って来るか …