ハイキャパ ゴールドマッチ 初速
ハイキャパをお持ちの皆さん、カスタムをされていますか?これからハイキャパを購入される皆さん、ハイキャパのカスタムに興味はありませんか?東京マルイのハイキャパ5.4/4.3はカスタムのパーツや、やり方も大変豊富です。そんなハイキャパカスタムの世界にご案内します2020年06月07日更新ハイキャパとは、東京マルイが2004年に販売を開始した1911ベースのガスブローバックハンドガンです。「ハイキャパ」の名前の由来は、9㍉系のハンドガンに装弾数で負けていた1911のマガジンを、ダブルカァラム化して、装弾数を増やしたので、従来の1911より多弾数だよ!という意味でつけられました。ハイキャパ5.1/4.3の一番の特徴は、ダブルカァラム化で大型化してマガジンが挙げられます。それまでのシングルスタックのマガジンから、ダブルカァラム化したことで、マガジンの冷えに強くなり、連射にも耐えられ初速も安定するようになりました。もう一つの特徴は、グリップを樹脂製にして、金属シャーシと組み合わせた結果、モジュラーハンドガンとして、お好みのグリップに交換できるようになったことです。東京マルイでは、ハイキャパ5.1/4.3以降も、1911系のガスブローバックガンを8機種出していますが、カスタムベースのハンドガンとして、ハイキャパ5.1/4.3の人気は衰えを見せません。その理由をここで述べてみます。なんと言っても、5.1/4.3用のパーツ・アクセサリーの品揃えが、半端ではありません。グリップ用にビスに始まり、スライド、バレル、フレーム、バルブ、トリガー、集光サイト、各レバー類など、国内外のメーカーやサードパーティーから、選ぶのに迷うほどの5.1/4.3用のパーツが販売されています。パーツの素材もステンレスなどの耐久性があるものが使われているので、予算を気にしなければ、カスタムパーツだけで、5.1/4.3のハイキャパを一丁、組み上げることができるでしょう。カスタムベースとして選ぶ機種も、ハイキャパは豊富に揃っています。マッチ用になら5.1,サバゲー用なら4.3.制圧射撃には「エクストリーム」と何でもござれの状態です。さらに、2011年には、東京マルイ自らが、レースガンとして、5.1をベースに「ハイキャパ5.1ゴールドマッチ」をリリースしました。このように、カスタムベースとしても、5.1/4.3のハイキャパは人気が衰えません。カスタムの為の知識や技術が無くても、各ショップやGUNフリーク個人のサイト、ブログ等をみれば、容易にノウハウを手に入れられます。画像だけでは理解できない時は、動画サイトを探せば、それぞれの目的にあったカスタムのやり方を、詳しく教えてくれる動画もあります。そういった情報のおかげで、カスタムを自分で行うのに、ハードルの高くない状況ができています。ハイキャパ5.1/4.3の分解自体は、非常に簡単に行えます。分解の仕方は、MOOK本などにも掲載されていますし、ネット上でも画像や動画で簡単に見ることができます。電動ガンのメカボックスをバラして、再び組み上げるよりは、難易度が低いので、興味のある方なら、どなたでもチャレンジができます。ここからは、ハイキャパのカスタムの方法や、おすすめのパーツ・アクセサリーのご案内していきます。ハイキャパの分解方法は、動画でご覧になるのが、一番手っ取り早く知ることができる方法です。ハイキャパの分解には、特別な工具は何もいりません。ご自宅にあるドライバーや六角レンチで隅々まで分解することが、簡単に行なえます。インナーバレルを交換すると、初速と命中率が上がります。内径6.03㍉のタイトバレルに交換すると、発射ガスのロスを低減できて初速が上がり、ターゲットまでの着弾時間を短くできます。ターゲットまでの着弾時間が短いと、風の影響を受ける時間も少なくなるので、結果的に命中精度が上がります。また、インナーバレルの交換は、通常分解のついでにできるので、難易度も低く初心者にもチャレンジがしやすいです。出典: タイトバレルが良いのか、それともルーズバレルが良いのか?BB弾を使用するエアソフトガンが誕生してから、この議論はずっと行われてきましたが、どちらのバレルがよいのか?の結論はまだ出ていません。ただ、現在の銃口初速規制が始まった2006年以前には、タイトバレルで初速を上げるチューンが主流だったのですが、規制後はルーズバレルも見直されるようになりました。出典: 銃口初速規制以後、タイトバレルが見直されるようになったキッカケは、「流速チューン」が再び注目を集めるようになったからです。流速チューン自体は銃口初速規制以前からあったチューン方法だったのですが、タイトバレルで初速を上げ、射程距離を伸ばせた時代には、認知度が上がりませんでした。初速規制後に、初速を上げずに射程を伸ばす技術として、再び注目されたのでした。ガスガンカスタムの定番です。マガジンから吐出されるガスの量を安定させます。昔からガスブローバックハンドガンでは、行われてきたカスタムです。先程のインナーバレルの交換と共に行うと、相乗効果で、初速をアップさせ、命中精度の向上に貢献してくれます。難易度は、バルブレンチさえあれば、予備知識のない女の子にもできるぐらい簡単な作業です。マガジンメンテのためにも、ステンレス製のバルブレンチを一個は揃えておきましょう。ブローバック後の、スライドの戻りを早め、連射スピードの向上に役立ちます。リコイルスプリングは各メーカーから自社のノウハウを生かした製品がでていますが、ライラクスのショートリコイルスプリングは、ブローバックの後退量を制限して、連射性能を高めてくれます。リコイルスプリングの交換も、通常分解のついでにできるので、難易度は低めです。こちらも、スライドの動きを早め、素早い連射を可能にします。スライドの軽量化とは、具体的の言えばスライドの肉抜きのことです。スライドの肉抜きを個人でやるには、設備と技術が必要になるので、通常は、肉抜きされたカスタムスライドの交換します。スライドの交換時には、前後のサイトとスライド内のブリーチブロックを外さなければならいので、ネットや動画等で、外し方を理解した上で行ってください。出典: リロードやセフティー解除の操作性を素早くできるようになります。主に対象となるのは、マガジンキャッツボタン、スライドストップレバー、セフティーレバーの3種です。3種とも、直に指で触れる部分なので、できればステンレス素材を使ったものが、望ましいです。また、スライド内部に使うネジも、ステンレスより耐久製のあるチタン素材を使用したネジがあるので、資金に余裕のある方はチタンネジへの交換を、考えられても良いかもしれません。出典: マガジンキャッチボタン、アンビセフティーレバー、はクロームステンレス素材でできているので、高価なカスタムパーツでなくても、デュアルステンレスのパーツで流用できます。4.3の純正セフティーレバーはアンビタイプではないので、両側から操作したい方は、このパーツを流用するか、ライラクスのワイドアンビセフティーに交換されると良いでしょう。グリップセフティー機能を押さえることにより、初弾発射までの時間を短縮します。アメリカの1911使いのシューター達がよく使っていた手法ですが、1911のグリップセフティーをキャンセルさせることにより、グリップセフティーを握り込む時間を縮めて、素早く初弾を撃つというカスタムです。グリップセフティーを殺すだけなら、テープでグルグル巻きにすれば、目的は達成しますが、カスタムらしく、ここはパーツを交換しましょう。出典: ここからは、サバゲーに特化したカスタムの方法と、おすすめのパーツをご案内します。フロントサイトに集光アクリル板を使うことにより、サイトの視認性を高め、素早いサイティングを可能にします。同様のサイトに、トリチウムサイトがありますが、あちらは価格がお高いので、まずはこちらを試してから、納得ができない時に、トリチウムサイトに交換しても後悔はしません。フラッシュサイトはトリチウムサイトの1/5のコストで使えますので。出典: スライドのホールドオープンからのリロードを素早くできます。サバゲーで敵との撃ち合いの中、あるいは競技中に、スライドのホールドオープンからのリロードに、親指のワンアクションで、スライドをホールドオープンからリリースできます。本来なら、全弾撃ち切る前に、チャンバーに一発残した状態でマグチェンジをするべきなのですが、なかなかそこまでのクールな撃ち合いができないのが現状です。そんな時に、このレバーがあると助けられます。出典: ただ、このレバー操作を多用すると、スライドのノッチが削れてきて、スライドストップがかからなくなるので、お気をつけ下さい。また、直に指で触れる部分なので、本来ならステンレス素材が望ましいのですが、素材がアルミ合金なのは致し方ありません。難易度的には、スライドストップレバーを交換するだけなので、ほぼ難易度は無いのに等しいです。セフティーレバーの解除を両側からできます。アンビセフティーは左手で撃つ状況では、大変役立ってくれます。実銃のガンファイトでも、サバゲーでも、バリケード越しに左手で撃つほうが、安全な状況は山ほどあります。バリケードシューティングでは、左右の手で、銃を持ち替える「スイッチング」のスキルは必須です。またIPSCなどのシューティングマッチでも、左で撃つステージが用意されています。そんな時のためにアンビセフティーは必ず付けておきましょう。おすすめのパーツは「Anvil」のWiilson 192タイプセフティーです。ステンレス素材からの削り出し工法で研磨処理が施されています。実物どおり、左側がワイドで右側がナロータイプになっているので、ホルスターに引っかかることもありません。サバゲーでも必ず役に立ってくれます。2011年に生産終了した「ハイキャパマッチカスタム」の後継機種が、2015年8月に「ハイキャパゴールドマッチ」としてリリースされました。ハイキャパのマッチカスタムは、各ショップより発売され、関連のカスタムパーツを多種多様に販売されています。そんな現状に、マルイが出した答えが、「ゴールドマッチ」だったのです。「メーカーが本気だしたら、ショップカスタムなんか目じゃないぜ!」と言わんばかりに、実射性能がリファインされています。スライドは肉抜き軽量化されて、ブローバックスピードを早くしてあり、内部も新規パーツが一部使われています。出典: 実際、ゴールドマッチに他のハイキャパのスライドを入れても、付けられません。逆のパターンはできるのですが。これからハイキャパを新規に購入して、マッチカスタムを作ろうと思う方は、「ゴールドマッチ」を買うのが一番お利口な方法です。これがあれば、とりあえずは、競技に必要な銃の機能は全て手に入ります。ここから先は、今、お手持ちのハイキャパをマッチカスタムにしようと考えている人への、ご案内になります。まずは、マウントベースからです。アルミ合金を素材にした、サイドアップ式のマウントベースです。取り付けには、グリップのネジ穴と、スライドストップレバーの挿入口を利用して無加工で取り付けられます。リアサイトも付けたままで、ドットサイトを載せることができ、専用のスライドストップレバーも付属しています。素材がステンレスでないのが気になりますが、シューティングでドットサイトを使いたい方には必須です。自分好みの様々なグリップで、シューティングができます。樹脂素材で作られた様々なグリップに交換することで、自分だけのハイキャパとして個性を発揮できるパーツです。色合いも12色から選べ、ピンクのグリップなどは、女子シューターにうってつけのアイテムでしょう。機能的にも、ステッピングやディンプル加工でホールド感が増し、ハイグリップもやりやすくなっています。グリップの分解。取り付けを教えてくれる動画もありますので、分解、取り付けの際には、参考にされて下さい。スライドのブローバックスピードを早め、素早い連射を可能にします。スライド内のブリーチブロックにある、ピストン部に極限までの肉抜きを施して軽量化しブローバックスピードの向上を求めています。そのため、耐久性については、ある程度の妥協が必要なパーツです。出典: リロード時のマガジンの差し込みがやりやすくなります。1980年代初期に、M1911のカスタムとして、ボブ・チャウスペシャルや、ボランドカスタムで日本に知られるようになったカスタムです。マガジンウェルの角を削ぎ落とし、ラッパのような差し込み口にして、マガジンの挿入時に、引っ掛かりを無くすように作られています。これにより、素早いリロードを約束してくれます。出典: ハイキャパカスタムはサバゲーやシューティングマッチだけが楽しみ方の全て、ではありません。純粋にドレスアップを愉しむカスタムも存在します。せっかく外観を愉しむのなら、キラキラのステンレスモデルを選ぶのもアリです。ここからは、ドレスアップ系のカスタムパーツをご案内します。いくら「ステンレスモデル」と言っても、本当にステンレス素材で作っているわけではなく、ステンレス風の塗装が施してあるだけです。当たり前のことですが、ステンレス素材で作ると、東京マルイはお上からお咎めを受けてしまします。なので、ステンレスモデルは、使用していくうちに、手の触れる部分は塗装が剥がれてきます。このことは、ご了承ください。出典: 今までご覧いただいたように、ハイキャパカスタムは本当に様々です。正直に言って、全てのカスタムのご案内をしようと思うと、まだまだ伝えたいことが山ほどあります。初速を上げるには何をすればよいのか?とか、グルーピングをまとめるのには、どんなバレルが良いのか?タイトバレルか?逆にルーズバレルか?とかです。この記事をご覧になる皆さんがハイキャパカスタムに興味をもって、自分で取り組むキッカケになってくれれば、幸いです。ハイキャパの電動ガンを紹介しています。M1911と同じ設計者のブローニングがデザインした銃です。ページの先頭へハイキャパのカスタム方法&参考画像まとめ!パーツの種類や分解方法は?のページです。暮らし~の[クラシーノ]はアウトドアに関連するキャンプや釣り、登山などの情報発信メディアです。これから始める方に向けて、魅力や必要な知識・道具をまとめて読むことができるWebマガジンを無料で購読いただけます。キャンプ登山釣り(フィッシング)サバイバルガーデニングツーリングサイクリングDIYマリンスポーツスカイスポーツウィンタースポーツトラベル山遊び動画