気づいたら後頭部に原因不明のこぶのようなしこりがあるときは何が原因と考えられるのでしょうか。痛みがある場合、痛くない場合など症状に合わせてさまざまな原因や病気が考えられるのでしっかりとチェックしていく必要があります。そこで、ここでは 後頭部にしこりやこぶができるときはさまざまな原因が考えられます。そこで、ここでは痛みがある場合、押すと痛みが出る場合、痛みを感じない場合の3種類のケースに分けてお伝えしていきます。ご自身の症状に合わせてチェックしてみてください。 打撲による内出血とはいわゆる後頭部のあたりをぶつけてしまったなどの心当たりがある場合は、たんこぶである可能性が高いです。また、寝ている間などに気づかずに頭をぶつけている可能性も考えられるので注意しなければなりません。 デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていたりすると、筋肉が疲労し緊張状態になってしまいます。特に肩こりや首こりなどが併発している場合は、長時間の緊張状態が原因となっている疑いが持たれます。リンパ節は、首まわりに多くあります。体内に侵入した細菌やウイルスを退治するときに、このリンパ節が腫れてしまうのです。特に上記のような症状が見られる場合は、リンパ節の腫れが原因であると考えられます。参考: 粉瘤はアテロームとも呼ばれる皮膚の良性腫瘍です。古くなった角質や皮脂が溜まっていくことでしこりのような状態になるのです。大きさは数mmから数十cmと幅広く、後頭部だけでなく体中のさまざまな部位にできる可能性があるのが特徴です。 また、放置しておくとどんどん大きくなってしまうこともあるので、発見したら早めに病院で切除してもらうことをおすすめします。さらに、化膿したり臭いを放つこともあります。参考: 脂肪腫も粉瘤と同様に良性腫瘍で、簡単にいうと通常痛みが生じることはありませんが、押すことで下部組織が圧迫されて痛みが生じることもあります。 脂肪腫と名前が似ていますが、脂肪肉腫は悪性腫瘍です。比較的発生頻度が低い悪性腫瘍ですが、急激なこぶの膨らみには気をつけなければなりません。石灰化上皮腫は、良性の腫瘍で子供や若い世代で生じることが多い腫瘍となっています。腫瘍の一部が石灰化して、白っぽい黄色や黒ずみが透けて見えることがあります。除去するには摘出手術を行う必要があります。後頭部にできて気になる場合は病院で相談するようにしましょう。 毛包炎とは、毛穴に外部から侵入した菌が繁殖してしまい炎症を起こしてしまう皮膚の病気です。特にマラセチア菌が毛穴に繁殖することで炎症を起こしてしまったものがマラセチア毛包炎といわれています。 毛包炎が起こると、患部でかゆみや痛みといった症状があらわれます。また、悪化するとブツブツの部分が硬くなったり、発熱したりするようになります。特に後頭部は寝ているときに、長時間まくらに接触している部分です。夏場などに汗をかいていると、後頭部に毛包炎ができやすくなってしまうのです。 甲状腺がん、耳下腺がん、咽頭がんなどのがんの前兆として後頭部にしこりが表れているケースも考えられます。発症頻度としてはかなり稀ですが、しこりが継続的に続くようであれば病院で検査してもらうようにしましょう。後頭部の原因不明なしこりは、筋肉の緊張によるものが多いためまずはマッサージを行っていくといいでしょう。 また、後頭部だけでなく肩や首の筋肉を揉みほぐすようにマッサージしていくことも効果的です。以下の記事でもお伝えしているように、肩こりがひどいと頭の方にもさまざまな症状が表れてしまうのです。参考: 炎症による腫れの場合は、患部を冷やすことで炎症を抑えることができ症状の緩和につながります。氷水に浸したタオルなどをしこりに当てるようにしましょう。 しこりやこぶが1週間以上なくならないような場合、痛みが激しい場合などは病院で受診するようにしましょう。後頭部のこぶは何科を受診すればいいのか迷ってしまいますが、基本的には特に筋肉の緊張などに心当たりがある場合は脳神経外科がいいですね。 一方で、毛包炎や粉瘤など皮膚に異常があるような場合はまた、鼻水が出ていたり、リンパ節の腫れが疑われる場合は仕事でデスクワークをしていて、長時間同じ姿勢をしていると筋肉が緊張し、後頭部のしこりの原因となってしまいます。このとき、こまめに休憩をとって体を伸ばしたりすることで体に疲労が溜まってしまうことを防ぐことができます。 特に夏場は後頭部に汗が溜まりやすく、細菌が繁殖しやすい環境になってしまいがちです。しっかりとシャンプーをしたり、汗を流したり頭部を清潔に保つことで皮膚トラブルは予防することが可能です。 後頭部にしこりやこぶができてしまうさまざまな原因をお伝えしました。基本的には、後頭部にできるしこりは1週間ほどしたら自然に消えていくことが多いです。しかし、1週間以上経っても症状が収まらない場合は、何か特別な原因や病気が疑われますので病院を受診し、必要であれば適切な治療をしてもらうようにしましょう。 生後間もない赤ちゃんの後頭部~首筋にかけて多く出る境界線のはっきりしない平坦な赤いあざ。これは【ウンナ母斑(ぼはん)】というあざの一種です。身体の正中線上にできるため、正中部母斑とも言 … q 後頭部に小さなこぶみたいな物が? 頭を洗っていて気がついたんですが、後頭部のやや右よりの方にちょっとしたでっぱりがあるんです。どこかにぶつけた覚えはありません。しかし指があたると痛いん …
後頭部にこぶのようなしこりができる原因. 前頭部(ぜんとうぶ)=頭の前の部分。 側頭部(そくとうぶ)=頭の側面。 後頭部(こうとうぶ)=頭の後ろの部分。 髪・かみ(英語:hair) 1 髪の読み 音:ハツ 訓:かみ 2 髪の意味 (*1) 人の頭部に生えている毛。頭髪。 (*2) 頭に生えている毛。髪の毛。 痛みが出る骨盤の箇所は、骨盤の前側の ベルトの位置のすぐ下方の、ベルトが引っかかる骨の出っ張り部分です。 正確な名称は 「 上前腸骨棘 (ジョウ ゼン チョウ コツ キョク。 以下、ASISと英語名を略称します。 Anterior Superior Iliac Spine) 」 といいます。 目次 スポンサーリンク 2019-1-242018-5-252017-9-192017-9-172017-9-142019/1/242018/5/252017/9/19Copyright © 後頭部にしこりやこぶができるときはさまざまな原因が考えられます。そこで、ここでは痛みがある場合、押すと痛みが出る場合、痛みを感じない場合の3種類のケースに分けてお伝えしていきます。 意外と知らない身体の部位名、今回は乳様突起ってどこ?の解説です。乳様突起は「にゅうようとっき」と読み、字の通りお乳の様な出っ張りです。乳様突起付近にはツボも多くあり、施術や診断の目安となる場所でもあります。 後頭部に違和感を感じ、触れてみるとそこに膨らみを感じたという人も少なくないことでしょう。人によっては、耳の後ろにしこりがある場合もあります。 この腫れは、しこり(こぶ)なのか、腫瘍なのか、それても腫れているのか。 後頭部の正中線上に出っ張る骨のことです。大きさや形には個人差がありますが、誰にでもあるものです。一般的に骨の出っ張りには、筋肉や腱が付着する力のかかる部分によく見られますが、この外後頭隆起の下にも「後頭筋」や「僧帽筋」(顔を上に向ける時に使う筋肉)などが付着するための出っ張りです。