LA Scoring StringsっていうAudioBroから出ているストリングスの音源。Kontaktを使用するものです...
作編曲家大塚郁の活動ログフォローする
聴こえるようで聴こえない、でもちゃんと伝わるBGM
DTM・DAWの ソフトや機材の使い方を書いたサイト 少し前になりますが、サービス開始以来音楽やらせてもらってる「りっくじあ~す」で
LASSとは
セール中の8dioのシネマティックなパーカッション音源
今回、劇伴のレコーディングで弦、金管、フルートの譜面が必要になり、特に楽譜作成ソフトを持っていない私はCubaseでそのまま楽譜作成を行いました。元々楽譜は手書きが好きだったのですが、量が多いのと時間がまったくない状況だったのでCubaseでの制作を選びました。この記事ではそこで行った手順と感想をまとめておきたいと思います。まず、打ちこんだMIDIトラックを複製し、譜面用にノートを整理していきます。再生用のトラックを編集してしまわないように譜面用のトラックには色をつけました。こんなかんじ。水色の部分を譜面用に整理していきます。そこから各トラック、「ノート長さのクオンタイズ」→「重複したノートの解消(ポリ)」を実行して中途半端な長さのノートと音の重なりを解消していきます。基本的にはここまでやったらあとは譜面モードで確認しながらMIDIトラックを編集していきます。譜面モードで見ながら奏法や強弱を書き込んでいきます。今回使用したのはスタッカート、テヌート、スラー、アクセント、トレモロ、トリル、mpやffなどの強弱に関するものでした。劇伴のレコーディングでは、奏者のみなさんは頭のクリックをきいてすぐにレコーディングに入っていきます。譜面だけでなるべく自分のイメージに近い演奏をしてもらえるようにかけるものは書いておく必要がありました。また、日本語で「歌うように」などわかりやすく書き込む工夫も必要かなと思いました。ここまでやったらほぼ完成です。ざっくりですが、このような手順でパート譜とスコア全体の譜面を作成しました。大体一曲2時間程度でしょうか。けっこう大変だったイメージがあります。打ちこんだものを聞きながら作成するので、どうに弾いてほしいんだっけ?というのを常に確認しながら譜面に落とし込むことができました。譜面にしていった時に見つけた不協和音やフレーズの齟齬をすぐに打ち込みに反映することができるのは同じソフトで編集しているからこそできる点かなと思います。もちろん本来は曲を作るためのソフトですので、各ツールや機能にキーボードショートカットが割り当てられています。なので、音を選んで付加したい記号を左のパッドから選んでクリック…という作業がとても多かったです。もし譜面ソフトなら譜面を書くためだけにバインドできるのでそのあたりかなり時間短縮になるのではないでしょうか。ちなみにですが、今回スラーだけはキーボードショートカットを割り当てて作業しました。打ち込み用にViennaだったりLASSだったりを多数起動しているので、たまに重いときがあります。そこまで問題ではなかったのですが、若干ストレスだったり、また別の曲の譜面を作るために立ち上げたときなど、プロジェクトが展開されるまでけっこう待つことがありました。複数曲の譜面を作成するときは注意が必要ですね。譜面のタイトルや強弱の記号など、音符に直接くっつけないものはどうやら小節にくっついているようです。なので、長休符などを使用して大きくレイアウトが変わる場合それらがまるまるずれてしまうという問題がありました。けっこうこれが厄介で、1ページ目、2ページ目と同じ用な見た目にしたいのになかなかうまく表示できない!ということが多々ありました。というか、タイトルやページ番号などはヘッダー、フッダー扱いでいい感じにできないものかなぁと思いました。(できるのかもしれないけどめちゃくちゃ焦って作ってたので調べてないです。)このあたりは、同じメーカーからでているDoricoもそうらしく、同じ曲でいくつも譜面が必要になってくる場合手こずるかもしれません。ページモードで編集することがほとんどだったのですが、ページ全体をパッと表示したり、複数ページ見渡す方法がないのかもしれません。なので、1ページあたりの段数だったり、段落の間隔を変更した時にどのように全体に影響しているのかが分かりづらかったです。PDFで書き出すわけですが、一部旗が切れていたり、ヘ音記号がバグっていたりして困りました。「現代音楽ですか?」とスタジオミュージシャンの方に言われてしまいました(T_T)すみません・・・。原因が不明すぎて解決できず。。。ほんとに求められるクオリティの譜面を作るのにイライラしたり時間かかったりしてかなり苦労したので、今度こういった複数の譜面を大量に、迅速に作る必要が来るときまでにはSibelius操作できるようにしておこうと思いました笑。シェアするフォローする
ここ2ヶ月位ビッグバンドを中心にブラスを用いた楽曲をたくさん作る機会がありまして、自分の中でそ...
セール中の8dioのシネマティックなパーカッション音源
2018夏アニメで「七星のスバル」放送されていますね。劇伴で参加していますが、...
ゲーム向けに50曲以上マスタリングしました。
数日前くらいからTwitterを見てるとちょくちょく見かけた「AIきりたん」。新しいボカロの...
曲を作っていくと、AメロやBメロはどの小節から始まり、サビはまたどこから始まるのか、分からなくなりませんか。 一般的な曲 ... 曲を作っているとMIDIトラックやオーディオトラック、イントゥルメントトラックなど数がどんどん増えていき、だんだんトラッ ... サイドチェインといったら、海外のEDM(エレクトロダンスミュージック)で使われているうねりのあるベースやシンセフレーズな ... 曲の終わりにリタルダンドやアッチェレランド、そしてフェルマータ。 また曲途中でテンポチェンジするなど今回は、Cubase ... 今回は、Cubase9や9.5から実装されたサンプラートラックを使った、フレーズ作りを解説していきます。 サンプラーは、 ... Cubase(キューベース)でレコーディングをする際、音を入力や出力する設定、録音用のオーディオトラックの設定、録音機器 ... サイドチェインといったら、海外のEDM(エレクトロダンスミュージック)で使われているうねりのあるベースやシンセフレーズな ... MIDI打ち込みをリアルにする際や、一部楽器の奏法を細かく入力する際に使用するPitchBend(ピッチベンド)。 今回 ... 今回は、無料で使用出来るおすすめのVSTプラグインを二十数個ご紹介します。 当DTMレッスンでも使用しているVSTプラグ ...
和風の曲を作曲するときに使える理論やテクニックを簡単なフレーズや有名な曲のメロディを使って紹介していきます。
話題の新技術、AIきりたん
ココ最近ポツポツと出てきているのがサブスク式の各種サービス。ミックス関連だったり、サンプルファ...
Steinberg Media Technologies GmbH .
Copyright© DTMメソッド , 2020 All Rights Reserved. サイト内検索.
ざっくりですが、このような手順でパート譜とスコア全体の譜面を作成しました。大体一曲2時間程度でしょうか。けっこう大変だったイメージがあります。 メリット編 ・打ち込みを確認しながら楽譜を作れる 先日Magesさんからリリースされたダンストリップの音楽を担当させていただきました。クラシッ...
Tel: +49 (0)40 210 35-0 Fax: +49 (0)40 210 35-300 ここ2ヶ月位ビッグバンドを中心にブラスを用いた楽曲をたくさん作る機会がありまして、自分の中でそ...
実際の曲をサンプルに、マスタリングの手順を解説しています。コンプやeq、マキシマイザーといったエフェクトを、どのような順番でかけるべきか。また、こもらないように音圧を上げていく方法についての解説もあります。 目次1 打ち込み(dtm)で作曲する為には何が必要?1.1 ①パソコン1.2 ②打ち込みソフト(daw)1.3 ③その他dtm機材(あると便利)2 打ち込みで作曲をする手順は?2.1 ①打ち込む前に、
Cubaseで譜面作成するメリットとデメリット.
Cubaseで譜面作成するメリットとデメリット.
数日前くらいからTwitterを見てるとちょくちょく見かけた「AIきりたん」。新しいボカロの...
概要
聴こえるようで聴こえない、でもちゃんと伝わるBGM