読むべき本とは何か? 日本の古い本を開いてみるとわかるのだけれども、 昔のハウツー本ともいえる武術書などは、 たとえ現代語訳を施したとしても、 今の本屋に溢れるハウツー本などよりも すこぶる読み … 当ブログでは今話題の情報についてお話しします。このブログでは弓道の話をよくします。昨日、読者さんからこんな質問が届きました。 その気持ちよく分かります。私も一時期よく指摘されて悩んでいました。背中で引けと言う人に限って、具体的な改善方法は教えてくれないんですよね…背中で引くにはどうしたら良いのか?私が実践して、指摘されなくなった方法について解説します。今回、このご質問にどう答えれば良いのか悩みました。弓道の本を読むと抽象的な表現が多いですよね。具体的な方法論や練習方法は解説されていないので、実践できない人が大多数です。それもそのはず。背中で引くというのは意識してやるものではありません。射法八節を一つ一つ実践すると、自然とその状態になるというのが真実だと思います。私から言わせれば「背中で引け」というアドバイスは「ちゃんと引け」と言うのと同じ。非常にアバウトでフワフワした言葉です。断言します。引き分けで背中を意識しても上達しません。背中で引けと指摘されなくなるためには、もっと別のところを改善するべきなのです。背中で引けと言うと、だいたいこんな言葉がセットでついてきます。 これを素直に実践してはダメです。人の体はそんなに器用ではありません。肩甲骨や背筋を意識して動かそうとすると、必ず副作用が生まれます。副作用とは何か?答えは反り腰です。背中を意識して引くと、腰が前に出ておへそが上を向く不安定な体勢になりやすいのです。背中が反った状態で引くと自然体よりも背中の筋肉の動きを感じやすいので、勘違いしてしまうのです。ゴム弓で良いので、わざと思い切り背中が反った状態で引いてみてください。背中を使い胸が開いているような気がするはずです。これを繰り返すと、自然な胴造りの状態を棒立ちだと勘違いしてしまいます。真っ直ぐ立っているつもりなのに胴造りが歪んでしまうのです。一度間違った感覚を覚えてしまうと、正すのは大変です。大きな違和感と戦うことになります。そもそも、なぜあなたは背中で引けと言われるのでしょうか。原因をご存知ですか?背中で引けと指摘されやすいのはこんな人です。 このような人は、上級者でも背中で引けと言われやすくなります。逆に言えば、下手くそでも大きく引いている人は背中で引けと言われることは少ないはず。射が小さく窮屈に見える人を見ると、指導者はこう思います。本来、アドバイスするなら射が窮屈になる原因を具体的に除去しなければなりません。ところが指導しているとそれでつい口に出してしまうんです。弓道はこういう「手先で力むな」とか「引っ張るな」とか…言われてもどうすればいいのか分からないフレーズが多いのです。今後、あなたが「背中で引け」と指摘されたら「射が窮屈に見えるぞ」と言われたと変換して理解しましょう。その上で「治すにはどんな練習をすればいいですか」と質問するのが1番良いと思います。具体的なアドバイスを指導者から引き出すのも、弓道の上達に欠かせないスキルです。私自身も高校生の頃、背中で引けと言われた時期がありました。背中を意識して練習してもダメ。モヤモヤしながら引いていました。そんなある時、私の2つ上の先輩(国体出場経験あり)が実演を交えて指導してくれる機会がありました。その人の射を見てみると、引き幅がとても大きくて驚きました。全然引っ張ってないのに、大きく引いているのです。私はそこで指導されたのは、引き分け開始時の右手の使い方。アドバイスはシンプルでした。つまり、無理なく大きく引くための練習だったのです。先輩にそう言われたときには驚きました。このことがきっかけで大きく引けるようになった私は、いつの間にか「背中で引け」と言われなくなりました。大きく引けるようになると、手先の力みや離れの引っかかりも改善。複雑に感じていた弓道が、とてもシンプルなものに感じるようになったのです。いかがでしょうか。背中で引けと言われたら、他人から見ると射が窮屈に見える状態です。背中を意識して引くのではなく、大きくゆったり引く練習を実践してください。大きく引く方法を詳しく知りたい人は 「矢の形」をした楊枝で食べる「的の形」の和菓子「ATARI MANJU」 http://t.co/w3fti45An2 @youpouchさんから— 高永ひなこ (@tkhina)「弓道のスタンプ」リリース☆ https://t.co/t8F1RAzpDb http://t.co/PQLjbzYNDP— Abe Mitsu (@abe_mitsu)おたくの学校の弓道場の裏に住んでいる者ですが、今日はおたくの弓道部に言いたいことがあって来ました http://t.co/uxCosoLuoC— おもしろネタ☆ (@qy9dsm5tho8x) 何か「段」や「級」もってますか?シェアする?コメントする? chokotty[ちょこってぃ] | 知る・比べる・やってみるで、ちょっと幸せに。 >>26 あの本は武道やってる人全員が読むべき本だよ。 弓道の精神にもとても役立ってる。 . なにかあれば
経験者たちが語る生きた知識は、あなたの人生にきっと役立つ。と思う。 この記事では、弓道のスローガンや部活の応援などで使える、かっこいい四字熟語を12選ご紹介します。弓道にまつわる有名な四字熟語から、人生の教訓にもなるような奥の深い名言もあります。お気に入りの四字熟語を見つけて、是非目標や部活の応援に活用して下さい。目次「千射万箭」は、「千射万箭悉皆新(せんしゃばんせんことごとくみなあらた)」という原文が語頭四文字に省略された四字熟語です。千回の射も万本の矢も、一本一本の全てを新たな気持ちで丁寧に打たなければならないという教えの意味があります。例えば、練習で何本も射っているうちに集中力を失ってしまい、射法がつい雑になってしまう時などの戒めでもあり、試合の流れに左右される事なく毎回新たな気持ちで射つべきである事の教えでもあります。弓道の基本とも言える、目標にしたい名言の一つです。この四字熟語には、射を通してその人の人間性を見る事ができるという意味があります。「裡」は「里」と同様の意味があり、物事の裏側や内側の事を言います。「徳」はその人の人間性を指します。訓読みでは「射のうちに徳を観る」と読む事ができます。歴史ある弓道の弓は、古くから武器としてだけではなく、射法に人間性を映し出す道具(観徳の器)ともされていました。かつて中国の官史試験では、人間性を見るための基準の一つとして弓を引かせていたというお話もあるほどです。弓道を通して徳のある人間性を目標にしたいですね。この言葉は、一つ一つの所作の正確性に配慮しながら基本に則った弓を引き、会で十分に伸びあって離れるという、射法における基本の心得を表す言葉です。弓道を嗜む上では、是非目標に掲げたい四字熟語です。「審固」を「狙いを固める」とする見方や、的に対峙する際の体の置き方を意味する「目付け」を正しく定める、とする見方もあります。いずれにしても、射法の動作一つ一つに並々ならぬ集中力が必要である事を示しています。下記関連記事では、会社や部活、学校の体育祭などでスローガンとして使える四字熟語をご紹介しています。同僚や学級チームの目標となる四字熟語を65選に渡ってご紹介しているので、興味のある方は是非参考にしてみて下さい。会社の事業と学校の運動会や体育祭には似ています。ビジネスとスポーツの共通点、それは団結です。団結の為スローガンに四字熟語を使う企業や学校も少なくありません...「正しく射れば必ず中(あた)る」と読むこの言葉には、「正確な射法に基づいて射れば、必ずや的中する」という意味があります。恐らく、弓道に身を入れる人のほどんどが、一度は目にした事のある四字熟語でしょう。明快かつ基本的な教えなので、部活目標やスローガンに選ばれる事も多く、部活や試合の応援幕でもよく見られる言葉です。この言葉には、「射の一つ一つに魂を込めよ」という意味があります。同様の四字熟語の使い方として、野球やソフトボールで有名な「一球入魂」、テニスやバレーボールでは「一打入魂」などがあり、様々な部活の応援シーンで活用されています。こと弓道においての一射というのは、打ち始める前から打ち終わった後迄も、一つ一つの動作が慎重に行われるものです。一射入魂は、弓道を応援する言葉にぴったりなかっこいい四字熟語の一つです。この言葉には、「この一本の矢を射る事が一生に一度しかない事として、全てをこの一射にかける覚悟で臨む」という意味があります。この言葉から、弓を射る際には相当の精神力・集中力を必要とする事が汲み取れます。弓道の基本的な教えには、一貫して一射にかける気持ちの大切さが説かれているものが多くあります。中でも「絶命」の二文字が目を引くこの四字熟語は、弓射る人にとって、その気持ちを奮い立たせられるかっこいい言葉の一つです。下記関連記事では、勉強や受験のやる気を応援する四字熟語をご紹介しています。受験生に送る応援の言葉などを65選と豊富に集めてご紹介しているので、興味のある方は是非参考にしてみて下さい。勉強・受験にぴったりな四字熟語65選を紹介します。合格のやる気を応援・受験生に贈る言葉として、ぴったりで力を貰える四字熟語を学びましょう。努力を出せる・頑...「礼に始まり礼に終わる」という意味を持つこの四字熟語は、弓道だけでなく、剣道や柔道など日本の伝統的な武道で重んじられる言葉です。また、武道のみならず、日本人が昔から日常的に大切にしてきた名言でもあります。武道においては、対峙する相手に対してはもちろん、指導していただいている師範や使用している道場、武具などに対しても終始礼を払うように教え示す四字熟語です。武道関係の部活動だけではなく、その他の部活動や教室に掲げられている事もあります。「射は仁の道なり」という意味を持つ四字熟語です。弓道の極意が記された文献「礼記射義」の中に示された一節で、弓道が己に仁道を追求するものである事を意味する名言です。また、この一節の後には、自分を律して正しく射る事や、その上で中らなくても人を恨むのではなく自分にその原因を求める事といった、人としての在り方についての心得も示されています。「射者仁道」は、弓道の武道やスポーツとしてだけではない深い教えを表す、かっこいい名言です。この四字熟語は、「弓と禅は一つの如し」と読む事ができます。また、「一如」とは、絶対的に同一である真実の姿という意味を持つ仏教用語であり、弓道と禅の精神が同じものである事を示しています。射の修練を重ねるうちに、安定した精神性や邪念にとらわれない澄んだ心を知る事ができます。それらが禅で得られる境地と同じ事から生まれた四字熟語であり、名言とされるかっこいい言葉の一つです。下記関連記事では、座右の銘となるようなかっこいい言葉やことわざ、四字熟語などの名言をご紹介しています。興味のある方は是非参考にしてみて下さい。あなたは自分の座右の銘を持っていますか?そもそも座右の銘とは何でしょうか?ここでは、かっこいい四字熟語や名言、ことわざの例を言葉の意味もあわせて、ご紹介し...この四字熟語には、「邪を破り正しきを顕(あらわ)にする」、つまり「誤った考えを打破して正しい考えを示す」という意味があります。「正」は「せい」と読む事もあります。弓道や剣道などの武道においてこの言葉が用いられる場合は、「己の中にある邪念を打ち破り、正しくある事を示す」という様に、もっぱら自己の内面との闘いの意味で使われます。この名言を心に掲げて弓道と精神面を鍛錬する人の姿は、かっこいいものです。「会者定離」は、「出会った者とはいずれ離れる定めである」という意味を持ちます。離れたくはなくとも事情があって離れなくてはならなかったり、永遠に思えてもいずれ訪れる死があったりと、世の無常を表した言葉です。弓道の関連性としては、射法八節のうちの「会」と「離れ」の由来になっています。狙いを定めつつ弓と弦を引き分け、十分伸びやかに引き合った状態(会)から満を持して離れ(離れ)る段階を表します。「明鏡止水」とは、邪念が無く、澄み切って落ち着いた心の状態を表す言葉です。「明鏡」は一点の曇りなくありのままを映し出す様子を、「止水」は澄んで静かな水の様子を表します。弓道との関連性としては、矢を射る直前の邪念なく集中している理想の精神状態と通じる事から、「明鏡止水」は弓道を嗜む人に好んで用いられます。武道として歴史の深い弓道は、仏教用語や漢文から引用された高い精神性を表す四字熟語との関連性が多くあります。今の自分が目標にしたいと思えるものや、部活の応援やスローガンとなるかっこいい四字熟語を選んで、精一杯、弓道に励んで下さい!商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。