今回は『古事記のあらすじ・現代語訳・簡単な要約・読書感想文・解説』として、 2分ほどで読めるように、”簡単・わかりやすく” まとめていきます! 古事記【あらすじ・現代語訳・簡単な要約・読 ... このページでは『走れメロス/太宰治【あらすじ・簡単な要約・読書感想文・解説】』として、現代の中学生にも理解してもらえるように ”短く・わかりやすく” まとめています。ちょっと不思議(不自然?)な友情物語をぜひお楽しみください! 太宰治の作品の中でも有名な「走れメロス」。国語の教科書で読んだことがある方も多いですよね。しかし、「どんな内容だった?」と聞かれると、ちょっと困ってしまうかもしれません。 多くの方が「うーん。なんかメロスが頑張って走るんだよなぁ…」くらいしか覚えていないですよね。 2020/06/25 ブログ検索 走れメロスのあらすじを短く超簡単に解説するとこうなる!? 2020年3月19日. 走れメロス、小学校の教科書にものった太宰治の名作だけどこのあらすじを咄嗟に説明するのはなかなか難しい青空文庫でサラっと読んでみましたが中々、面白いのですが あらすじとして紹介するにはちょいと説明が面倒な感じですね。 短くあらすじを言うなら暴君を怒らせたメロスは城と村を往復して妹の結婚式に参加して期日までに城へ戻らないと親友が処刑されてしまう!走れ!メロス という感じ。 目次メロスは村からシラクス市に妹の嫁入り道具を買いに行った。街で親友のセリヌンティウスと出会う、街に活気がない事に疑問を持ちセリヌンティウスに尋ねると人を信用できないディオニス王が人を疑い、怪しい人物を片っ端から処刑しているからだと答える。 これに激怒したメロスは王様の暗殺を決意する。しかし、王城に忍び込むも衛兵に捕まってしまう。 王はメロスを処刑しようとするが妹の結婚式があるからそれまで待ってくれと頼む。王はそれを信用せずに処刑しようとするがそこへセリヌンティウスが表れる。王はメロスを信じず、死ぬために再び戻って来るはずはないと考えるが、セリヌンティウスを処刑して人を信じる事の馬鹿らしさを証明してやる、との思惑でそれを許した。セリヌンティウスは自らを人質になりメロスは3日間の猶予をもらい村に走って戻った。 3日後の日没がタイムリミットです。疲労困憊になりながら帰ってきたメロスは少し眠り、夜に目が覚めたメロスは妹の婚約者に結婚式を明日にしてくれと頼み込むそうして次の日の昼間に結婚式が行われた。祝宴は夜まで続きメロスは外の豪雨を見て明日になったら出発しようと決めた。 次の日、薄明の頃(日出のすぐ前)に目が覚めて急いで雨の中、王城に走るメロス。しばらく走ったメロスがここまでくれば大丈夫と走るのを止めて歩き始めた。 しかし、メロスに災難が訪れる昨日の豪雨で川が氾濫していたのだ!何とか川を泳ぎきるメロスに更に追い打ちをかける。王の命令で山賊がメロスに襲いかかる。 メロスは山賊を殴り倒しひたすら城まで走る。途中、諦めそうになりながらも走る。 そして時間ギリギリにメロスは王城にたどり着いたのだ今まさにセリヌンティウスが磔にされようとするところに到着し、約束を果たす。 メロスは「私を殴ってくれ」とセリヌンティウスに見捨てそうになった事を謝った。セリヌンティウスは「私を殴ってくれ」メロスに君が来ないと疑った事を詫びた。そして二人は抱擁する。 その姿を見た王様が改心しメロスとセリヌンティウスは無事に釈放される事になった。 走れメロスのあらすじはいかがでしょうか?思ったよりも短いお話なので一回読んでみると面白いかもしれません。 メロスの無計画さにびっくりしますがそれに付き合うセリヌンティウスは大物ですねというかセリヌンティウスはメロスを止められなかったのか?いろいろなツッコミが襲いかかる作品でした。 街に買い物に来て王様を暗殺しようとする時間の短い事短い事瞬間湯沸かし器とはメロスの事でしょう。二人の友情を描いた作品ですが感動するというよりはもっといろいろなエピソードが隠されているに違いないと思ってしまいます。 ではでは(^ω^)ノシ 走れメロス、小学校の教科書にものった太宰治の名作だけど. 今回は『山月記/中島敦のあらすじと解説』です。 「山月記」は、誰もが抱く”自信・不安・身勝手さ”がもととなって、主人公が虎に成り果ててしまうお話です。 文章は ... ?『走れメロス』誕生裏話なども調べてみました。 2020/06/23 今回は『浮雲(うきぐも)/二葉亭四迷(ふたばてい しめい)』のあらすじと要約です。 「浮雲」の作者である二葉亭四迷の描く作品は「言文一致体(話し言葉で文章を書くこと)」が特 ... (☆14年2月11日追記: メロスがどの程度走ったか、新記事をアップ。 歩いて泳いで走ったよ♪~太宰治『走れメロス』の移動速度&距離 ) ☆ ☆ ☆鼻呼吸 RUN 21.1km,1時間43分15秒,平均心拍149 あぁ~、病的な眠気が襲って来た。 SHARE太宰治の作品の中でも有名な「走れメロス」。国語の教科書で読んだことがある方も多いですよね。しかし、「どんな内容だった?」と聞かれると、ちょっと困ってしまうかもしれません。多くの方が「今回はそんなあなたのために「走れメロス」のあらすじや解説、感想をお伝えします。舞台背景や太宰のエピソードも併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。目次この小説の末尾には「古伝説」というのは、また、「シルシル」というのはドイツの有名な詩人、「走れメロス」の原型はかなり古くから存在しており、太宰がそれをわかりやすい物語に仕立て上げたのです。この作品の舞台となったのは、現在のイタリア1美しいと言われるドゥーオモ(教会堂)や、最大級のギリシア劇場、そして新鮮な海の幸をふんだんに使用した料理の数々…今も観光スポットとして親しまれている、素晴らしい街がシラクサです。さて、作品の主な登場人物は、主人公のメロスは本作の主人公。妹の結婚式を控えておりシラクサの街へと出かけます。セリヌンティウスはシラクサに住む石工で、メロスの大親友です。ディオニスはシラクサの王様なのですが、疑心暗鬼になり周りの人を次々と死刑にしているのです。この3人によって物語がつむがれていきます。メロスは16歳の妹と共に暮らす、善良な羊飼いの男である。ある時、妹の結婚準備のためにシラクサの街へと向かう。活気がない街を不思議に思い、通りかかった人に尋ねると、王が次々と人を殺しているのだという。王はあらゆる人を疑い、人の心が信じられなくなってしまったのだ。正義を通そうと王に歯向かったメロスは、処刑を宣告されてしまう。殺されるのは怖くないが、唯一の心残りが妹だった。妹の晴れ姿を見届けたら必ず戻ると約束し、無二の親友セリヌンティウスを身代わりに村へと急ぐ。なんとか結婚式を無事に終え、友との誓いを果たすためメロスは野を駆ける。彼の前には幾多の苦難が襲い掛かった。怒涛逆巻く大河を必死で突破し、山賊の襲撃を跳ね除けるも、これ以上足が動かなくなってしまう。倒れ伏したメロスの胸には、後ろ向きな考えばかりが浮かんでくる。諦めかけた彼の耳に、水の流れる音が聞こえてきた。見れば岩の裂け目から、こんこんと清水が湧きだしているではないか。一口飲めば疲労も吹き飛び、再びシラクサめがけて駆け出した。日が沈みかけ、処刑が執行されようとしたまさにその時、刑吏の前にメロスが躍り込んだのだ。メロスとセリヌンティウスは互いの友情を確認し合い、ひしと抱き合った。その美しい姿を見て、「自分も仲間に入れてほしい」と悪逆の王も改心するのだった。ここまでで「走れメロス」あらすじや概要はつかめたでしょうか?ここからは、もう少し詳しく物語の流れをたどっていき、そのあとポイントと解釈をまとめて紹介したいと思います。この作品を理解するポイントは、まず、シラクサの街へやってきたメロスは王が疑心暗鬼になり、多くの人を死刑にしていることを聞き、憤慨します。ディオニスに死刑を言い渡されるメロスですが、妹の結婚式が無事済むまでは死ねません。3日後には必ず帰ると約束するメロスに対して、王は王は、残虐な気持で、そっとほくそえんだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。人を信じられなくなった王は、もしメロスが戻らなければ、友人のセリヌンティウスを処刑することになります。そうすれば、その後、メロスは村へと戻り妹の結婚式の準備を始めます。いきなり結婚式を挙げろと言われて、妹やその婿からは反対を受けるのですが、祝宴の中で、ふと弱い考えが浮かびましたが、それを押しとどめます。メロスは、一生このままここにいたい、と思った。この良い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。シラクサを目指して一目散に走るメロスですが、それらの障害を跳ね除け、何とか突破したメロスでありましたが、疲労困憊で倒れてしまいました。まさしく王の思う壺だぞ、と自分を叱ってみるのだが、全身なえて、もはや芋虫ほどにも前進かなわぬ。路傍の草原にごろりと寝ころがった。身体疲労すれば、精神も共にやられる。もう、どうでもいいという、勇者に不似合いなふてくされた根性が、心の隅に巣喰った。私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、みじんも無かった。神も照覧、私は精一杯に努めて来たのだ。動けなくなるまで走って来たのだ。私は不信の徒では無い。ああ、できる事なら私の胸を截ち割って、真紅の心臓をお目に掛けたい。愛と信実の血液だけで動いているこの心臓を見せてやりたい。けれども私は、この大事な時に、精も根も尽きたのだ。くだらない。人を殺して自分が生きる。それが人間世界の定法ではなかったか。ああ、何もかも、ばかばかしい。私は、醜い裏切り者だ。どうとも、勝手にするがよい。そして、メロスはすべてを投げ出したくなるような気持になってしまいます。湧きだしている清水を飲んだメロスは元気回復、先ほどまでの暗い考えも吹き飛んで、再び走り出します。なんとかシラクサについたメロス。その姿に気づき、セリヌンティウスの弟子であるフィロストラトスが駆け寄ってきました。フィロストラトスに「「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。ここでメロスは「もっと恐ろしく大きなもの」のために走っていると語っています。本文中では何を指しているのか明示されていませんが、一体どういう意味なのでしょうか。まず、メロスが言っていることを整理してみると、ということを語っています。まず、親友であるセリヌンティウスがメロスのことを信じているからこそ、メロスは走っているのはわかりやすいですよね。でも、次の「これを解釈するには次に言われている「もっと恐ろしく大きなもの」についてセットで理解する必要があります。ここでメロスは何を言っているのでしょうか。「もっと恐ろしく大きなもの」とは「もしメロスが裏切ってしまえば、セリヌンティウスは死ぬだけでなく、まさにセリヌンティウスが殺されてしまうというその瞬間、メロスが躍り込み、間一髪、間に合いました。そして友人に対して、正直に自分の心を告げます。「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一杯に頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若もし私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」また、セリヌンティウスも正直な心境を話します。「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」2人は殴り合い、そして抱き合って喜びました。それを見ていた群衆も喜び、暴君ディオニスは、群衆の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。「おまえらの望みは叶かなったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。先も述べましたが、メロスはセリヌンティウスとの美しい信頼関係を守るために走っていました。王もそれを目の当たりにし、ここまでの流れを短くまとめてみると、という風になります。疑心暗鬼に陥った暴君ディオニスは、メロスを使って自分の正しさを証明しようとしていたのですが、その正直を守ろうとする姿に心打たれたのです。このように「走れメロス」は「走れメロス」の評価を5段階で行ってみました。子供向けに書かれた作品であるため、短文を重ねて描写されることで、メロスの純粋な姿や、友との約束を果たそうと懸命に駆ける様子が途中でメロスが倒れ、自らの考えに負けそうになるシーン、そしてそこから立ち直り、周囲を顧みることなく走り続ける姿は自然と応援したくなりますね。テーマはやはり子供向けの内容だと感じるので、「太宰と言えば『人間失格』だ!」と思っている方は肩透かしを食らった気分になるかもしれません。でも、実は「走れメロス」を描く以前、作者の太宰治がちょうどその頃、太宰は熱海の旅館に滞在していたのですが、いつまでも家に帰ってきません。心配した妻は、太宰の友人の壇は太宰を訪ねるのですが、2人はものすごく仲が良かったんですよね。2人して毎日飲み歩き、お金を使い切ってしまいました。無一文になってしまったので、宿の料金を払うこともできません。困った太宰は「お金を借りてくる」と、いつまでたっても戻ってこないことに痺れを切らした壇は、宿に話をつけて太宰を追いかけます。東京に着いた壇が目にしたのは、井伏と一緒に将棋を楽しむ太宰の姿。ブチ切れそうな壇に太宰は一言、さすがの太宰も、師匠にあたる井伏に借金のことは言い出しにくかったのでしょうが、「友人を放っておくなよ!」と思ってしまいます。「走れメロス」が収録されているこちらの作品もおすすめです!別記事ではCATEGORY :太宰治「女生徒」のあらすじと解説を徹底的に紹介!芥川龍之介の生涯って?年表からどんな人かを読み解く!夏目漱石はどんな人?年表から読み解く波乱の生涯3つのポイントをつかめ!銀河鉄道の夜のあらすじと解説まとめ太宰治「斜陽」のあらすじと解釈を3つのポイントで紹介太宰治ってどんな人?年表から見る生涯と生い立ち次の記事